アクタージュの危うさを楽しむ
始めに言っておきますがこの記事はアクタージュを過度にディスったり持ち上げたりするモノではありません。
舞台化おめでとう~! でも2022年まで本誌でアクタージュ掲載し続けるって確約されたわけではないよね~と自分で冷や水かけてからのお気持ちを記しておこうということで書いています。
【アクタージュは「夜凪が人間性を獲得してゆく話なんだ」
って発見ができた。】※1
【元より人は一人じゃない だから観客(誰か)に媚びる必要もない
共感はさせるものではなく すでにあるものです】※2
※1 アクタージュ裏話座談会 アクタージュ公式プチファンブック 週刊プレイボーイ 2019年2月18日号 付録より
※2 阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ より
この二つを結ぶとマツキ先生のやりたいようにやってもらって尖りまくった方が僕は好きだ。となる。
ジャンプフェスタ『アクタージュ act-age』ステージの
質問回答を見てみると
Q 1番好きなキャラクターとその理由を教えてください!
A 『夜凪景 理由、なんかよくわからなくて気になるから、美人だし
星アキラ 理由、なんかよくわかるし気になるから、イケメンだし。
二人になっちゃいました』
ttps://twitter.com/ST_daikokuten/status/1208983262489534466 より
読者受けを全く考えていない訳ではなさそうですが、夜凪景の人気っぷりは想定を越えているようです。
また連載企画の段階でボツを食らいまくって【「『ジャンプ』に合わせに来てるよね」】※1 と村越編集にマツキ先生が言われています。
要するに読者受けやジャンプの枠を意識して話を書くよりマツキ先生が漫画だからできる話を描いてくれたら僕は嬉しいんですよ!
でもまあ、それがアンケートに反映されるかは別の話です。アクタージュ面白い回だったけど他の連載陣はもっと面白かった! となればそっちに票は流れます。
連載初期とは違って今やアクタージュも追われる側。
ミタマセキュ霊ティ、アグラビティボーイズ、マッシュル、アンデッドアンラックなど新連載の枠とも競争は絶えません。
それでも、過度な読者受けをやらんでほしいんですなあ。いや読者受け狙いがゼロではないのは解ってますが。マツキ先生の話と宇佐崎先生の画が昇華し合って「アクタージュおもしれー!」ってなる瞬間が僕は大好きなのでマツキ先生やりたいようにやってくれ! となる。
まあ尖りっぷりが解らなくて「何だったんだこの回」となる日もあります。そこは何度か読み返して咀嚼したいね。
以上。なんかまた機会があれば。ここまで読んでくれた人ありがとうございます。
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