【架空番組】青空の手前には坂道がそびえ立っていた
ナレーション:これは、「スーパーアイドル乃木坂46に追いつく事を目指す、劇薬型スパルタアイドル育成番組」のパロディ記事です。
「さあ、始まりました。
アイドル番組『青空の手前には坂道がそびえ立っていた』
司会のオサラ先生です」
「同じく司会のマツロ先生で~す」
オサラ「この番組はですね、
架空アイドルグループ『俺が見たい青空』略して 俺青の冠番組です!
じゃあ早速、今日の授業始めてみましょう!
俺青メンバーの皆さん入ってきてくださーい!」
-拍手(*’ω’ノノ゙☆パチパチ-
メンバー入場、着席
ナレーション:今回の収録に参加するメンバーは
遅崎(オソサキ)さん
荻原(オギワラ)さん
東森(ヒガシモリ)さん
以上の3名。
はたして、どんな授業になるのでしょうか。
マツロ「オサラさん、この3人はどういう基準で選ばれたんでしょう?」
オサラ「聞いた話によりますと、
この3人は長文が書けるという事らしくて」
マツロ「じゃあ皆は、ブログとか、いつも長いんですか?」
メンバー達「はい……」
オサラ「あれ、なんか自信なさげだな。
どうなんだ遅崎」
遅崎「いや、確かに毎回長いんですけどぉ、
文章がまとまってなくてぇ、
書いてる時に思いついた事すぐに書いちゃうからぁ……」
マツロ「なんなんだ、その小文字の語尾は! もっと、しゃんとせい!」
オサラ「まあ、若い人にはよくあることですよね。というわけで、今回のテーマはコチラ!」
ピューン
オサラ「坂青の感想を
2000文字書いてみる事について
考える~!!」
-拍手(*’ω’ノノ゙☆パチパチ-
オサラ「さあ! 坂青って何か分かりますか? 荻原(オギワラ)!」
荻原「え!? えーと」
マツロ「大喜利ですよ大喜利」
荻原「(小声で)坂青って何だったっけ?」
東森「(小声で)適当に答えなよ。大喜利って言ってんだから間違えんのが正解なんだよ!」
マツロ「こらそこ、相談しない!」
荻原「すいません」
オサラ「はい、じゃあ荻原、坂青とは何ですか!?」
荻原「えぇ……坂、坂ぁ……?」
オサラ「もういい! 東森、分かるか」
東森「『坂道の向こうには青空が広がっていた』っていう番組でーす!」
遅崎「なんでちゃんと答えてんの!?」
東森「大喜利苦手なんですの。オホホホ」
遅崎「じゃあ私が大喜利解答するよ」
オサラ「もう大喜利しなくていいよ! 時間ないから」
マツロ「何だったんだ この時間」
オサラ「皆さんご存知の通り
アイドル番組『坂道の向こうには青空が広がっていた』略して坂青。
皆の憧れるアイドルグループ『僕が見たかった青空』が出てる番組ですよね!」
荻原「ああ、あれかぁ!
私と似た名字の人が出てる。
私、荻原(オギワラ)なのに萩原(ハギワラ)って読まれるからさぁ、あの人も同じ目にあってんのかな?」
マツロ「荻原、勝手に喋るな!」
オサラ「今回は、あの番組の感想をですね、
皆さんに2000文字書いてもらおうと思います!」
東森「今からですか? 2000文字書くのって時間かかりますよ」
オサラ「なので、3人には事前に書いてきてもらいました!」
-モニターに表示される原稿-
マツロ「この3人の文章を見て、気になった所を突っ込んでいきますか」
東森「2000文字 も書いたのに全文読んでくれないんですか!?」
オサラ「スタジオ借りれる時間が少ししか無いって言っただろ。いま全文読む暇はねぇ! 収録終わったら読んでやるから」
東森「いや、今読んで欲しいんですけど」
オサラ「じゃあ読もうか。『デコ出し回避した山口さんだけ可愛くてズルい』って、なんだこれ」
東森「デコ王企画の時に、デコにニキビがあるとかいう理由で、山口さんだけデコだし回避したじゃないですか。
他のメンバー皆デコだしなのに
山口さんだけ前髪下ろしてるから超可愛くて!
あれ以来 推しメンになったんです」
オサラ「うーん、確かに501文字目~最後まで山口に対する愛しか書いてないな。これは後でちゃんと読むとして、次は遅崎。
どの回の感想を書いたんだ?」
遅崎「東森ちゃん と被っちゃうんですけどぉ、
最凶運ガール企画で山口さんが優勝者になったじゃないですかぁ。あれ以来山口さんが気になっちゃってぇ。しかも最近出番が増えてきてるような。気のせいかな」
マツロ「すごい人気ですね山口さん。
遅崎の感想文も501文字目~最後まで山口に対する愛しか書いてないし」
遅崎「書いてない書いてない((((^_^;)」
オサラ「時間ないから。最後は荻原、どんな事を書いたんだ?」
荻原「萩原さんについてに決まってるじゃないですか! 私にとって彼女以外のメンバーは
アウトオブ眼中ですよ!」
マツロ「あ、もうタイムアップだ。
オサラ先生、あと少しで
制限文字数の2000文字です。
今回優秀だった生徒は誰ですか?」
オサラ「うーん、じゃあ、反抗的な態度を取らなかった遅崎!」
遅崎「ありがとうございまぁすぅ!」
オサラ先生「今日の授業はこれまで! さよなら!」
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