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RANITOS SUMMIT@荒井商店

RANITOSSUMMITとは?
RANITOS主催のペルーの文化を知るツアー通称#ラニサミ

マネージャーのヤスです。この度RANITOSでnoteを始めることになり、記念すべき1回目を書くことになりました!RANITOSのメンバーで、お店に関することを不定期に描いていくので宜しくお願い致します。

初回は、先日初開催となった、RANITOS SUMMITのレポートをします。

ミシュランのビブグルマンにも掲載されたペルー料理を提供する「荒井商店」に行って来ました!!

こちらのオーナーシェフ、荒井隆宏氏は「オテル・ドゥ・ミクニ」でフレンチの修業経験を持ち、その後南米ペルーを彷徨、暮らされていました。

荒井商店では3,500円から5品のコース料理をオーダーでき500円刻みに材料のグレードをアップすることができます。
この日頂いた料理から4品を紹介します。

こちらはペルー料理を代表する「セビーチェ」

白身魚などの魚介類をメインにたっぷりのムラサキタマネギとパクチーをレモン、ペルーのトウガラシ、ニンニクでマリネした料理。サイドには茹でたジャイアントコーンとサツマイモ。

この日はチチカカ湖のトラウトサーモンと北海道産白貝。サーモン特有の生臭さはなく、上質な脂と甘みを感じつつもレモンのさっぱり加減が素材の風味を引き出してくれてます。魚だけでなく貝のセビーチェも美味い!白貝の風味とレモンの香りがバランスよく鼻から抜け癖になります。レモンのマリネ液はオーダーごとにニンニクを下ろしレモンを絞っているそうで、塩の加減も絶妙。刺身で食べるよりも旨味が増しており鮮烈な味わいでビジュアルも含め特に女性に大人気でした!!!

お次はジャガイモ料理「カウサ・レジェーナ」ペルー風ポテサラ

”カウサ”はマッシュポテト、”レジェーナ”は詰めることを意味する。
アヒアマリージョという黄色のトウガラシペーストを入れたマッシュポテトにアボカド、カツオのペースト、ゆでたまごがフレンチ料理のように美しく盛り付けられペルー産ムラサキオリーブが添えてある。
マッシュポテトの甘みにほのかににアヒアマリージョの辛さがあり、オリーブの酸味、カツオの旨味が調和する。具材を崩しながら食べるのがおもしろく、非常に食べ応えがありました!

メインの前に頂いたのはペルー風チャウダー「チュペ・デ・ランゴスティーノス」

”チュペ”はチャウダースープ、”ランゴスティーノス”は海のエビ。

エビの旨味を余すところなく溶け込んだスープは牛乳の甘みをベースにトマトの酸味が効いている。スープの中にはご飯とイモ、上には半熟のゆで卵が盛り付けられており、全てをバランス良く口に運べた時の具材の一体感は素晴らしい。このスープだけでご飯が何杯も食べれそう!
またスープに付いてきた「アヒソース」タマネギ、ニンニク、ペルーの黄色いトウガラシをミキサーにかけたもの。ペルーのピリ辛万能ソースでスープ、肉料理と相性が良い。アヒソースで辛味を加えると味がグッと締まりまた違った印象。

最後にご紹介するのは、この日のメインディッシュ。ペルーの中華風牛肉炒め「ロモ・サルタード」

”ロモ”は牛肉(ロース)、”サルタード”は炒め料理を意味する。

老若男女問わず愛されているソウルフードでペルーの醤油、ペルーのトウガラシのアヒアマリージョ、赤ワインビネガーなどが入った特製ソースで牛肉と野菜を炒めた料理。自家製のフライドポテトが敷かれご飯も添えられてある。これをご飯と豪快に混ぜて頂くのがペルースタイル。やわらかいお肉にスパイシーな醤油とビネガーのさっぱりした風味が赤身の肉の独特な風味と相性が良く、ソースが絡んだご飯が美味しい!お酒も良く進みます!

個人的にこの日一番美味しかったのはセビーチェでした!私がペルー料理に夢中になったのは荒井シェフの真鯛のセビーチェがきっかけでした。やはり何度食べてもまたすぐにお店に行きたくなってしまう!それから荒井シェフのレシピ本を読み漁りました。どの料理も美しく聞いたことのない料理、調理法ばかりで気になって仕方ありません。気になった料理でコースをオーダーしてもまだまだ食べれてない料理がたくさんです!なんてたってペルーは食材豊か、調理法も様々あり古くからの食文化が入り混じり洗礼されてきた歴史があるためレパートリーが豊富すぎます。またどこか日本の食文化に通ずるものがあり日本人好みの味があるためハマってしまった気がします。こうなったらもうペルー料理を食べまくって学ぶしかないではないか!そうして僕はすっかりあの美食の虜になってました。。
異国の地、南米ペルーで生活し現地の生活、文化と共にペルー料理を学んだ荒井シェフの探究心、当時はペルーの教会にて恵まれない子供達の為に一晩かけて食事を作ったこともあるそうです。コースの一品一品から感じる繊細かつ力強い味わい、どことなく優しい味の決め方。荒井シェフの人柄や現地で感じたものの表現が鮮明に描かれたコース料理でした!

ラニサミ1回目の記念写真!皆さん大変満足されており楽しいディナーでした!
荒井シェフご馳走様でした!

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