汗をかけば体重が減少するって本当か。知ってる?

こんにちは。Taketanです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
前回は脱線してしまったので、今回は本線に戻そうと思います。

今回は、汗をかけば体重が減少するってよくいいますが本当でしょうか?そこのところみなさん知っていますか?

Taketanも真実を知ってびっくり!
今回もなるほどーな内容でお届けします。

まずは汗はどこから作られているのでしょうか。

脂ぎった汗に代表されるように汗は脂肪から搾りだされたものと思うかたもいるでしょう。

じつは…汗は血液中の水分が身体の表面に出てきたものが汗となります。

人間は、体温が42℃を越えるとほとんどの身体の機能がストップし、生命を維持することができなくなるため、体温が上がると汗を出して蒸発することで体温を下げています。

汗の働きは体温を下げることです。汗をかくことは非常に大切なことだということがわかります。

余談ですが脂ぎった汗のひみつもお教えします。

汗は汗が出てくる汗腺とはべつに体毛の根元にある皮脂腺という部分から脂分が出ています。この脂は毛をつややかにするための脂であって体脂肪から出てきている脂ではありません。

汗をかいたままにしておくと皮膚に生息する細菌類がこの脂などの成分を分解して悪臭を発するようになります。汗をかいたらこまめに拭き取り、汗が染み付いた服は着替えることが重要です。  

へー。なるほど。おもしろいですよね(*^^*)

では本題の汗をかくことにより体重が減少するかどうかですが、

体重は減少します!     がっっ

脂肪の量が減少しているわけではありません。
血液内の水分を汗として放出したことによりその重さが減少したに過ぎないのです。 

つまり…

血液を凝縮して体重を落としているということになり、血液はどろどろの血液になるためご想像の通り身体に良い影響はありません。

汗をかいたことにより減少した体重は水を飲めば元に戻ることがわかっています。コップ一杯の水は体重を200g程度増加させます。もし、ランニング後にジョッキで一杯、ビールを飲んだ場合は500g程度体重を増加させることになるのでダイエットをしたいかたは、覚えておいてください。

また、サウナスーツを着込んでの運動は、大量の汗をかいて、一時的な体重減少になりますが、身体にとって大きな負担になります。身体は体温を上げたくないので体中に血液をたくさん巡らせて冷却したいにもかかわらず、汗を作り出して送りだしていかなければなりません。

体温の上昇は運動機能を低下させ、運動の持続時間も短縮させてしまいます。そして血液量の減少という生命の危機を招いてしまいます。

ランニングでエネルギーを消費するには、できるだけ快適な温度で長い時間続けたほうがトレーニング効果があがります。

というわけで、汗と脂肪は無関係ということになります。

汗をかいたら疲労する、エネルギーを消費するといいますが、血液から汗を出すエネルギーは極極少量であり、脂肪の代謝を促進したり全身か疲労するほどのエネルギーを消費することは不可能です。

血液のなかの水分の出し入れにより、体重は増減しますが、水分は身体にとって不可欠なもので、不足した水分はすぐに補充しないといけないわけです。

汗をかくことは脂肪を減らすことには直接につながらないことを念頭に置き、ランニングをするときは充分な水分補給をすることをお勧めします。

と、いうことで勉強になりましたか?
体重は減りますが、生命に危険があるなら、汗をたくさん出して、水分は補給しないなどの無理なダイエットはやらないほうがいいですよね。

Taketan も水分補給をしっかりしながらランニングをしようと思います。

今回も楽しんでいただけましたか?なるほどーな情報だったと思います。次回も楽しんでいただける内容がお届けできればと思います。


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