突然感謝が沸いた話

最近、ミシンを踏むとき服部みれいさんや占星術のマドモアゼル愛先生の動画を聴いたりするのですが、「親との関係性」で母を殺す、と言うような激しめな言葉が出てきます。実際のお話じゃなくて、概念上のことだと思うのですが。　
わたしは、いままでで「あれが、そうだったなー」と思う時が15年前にあります。もちろん母親は当時健在でどうしてそうなるの？と言うほどに母親が反対方向に変わってしまい、(母も問題を抱えていたりしました。)それにわたしは猛反発し、自分を守るために離れました。周りにとても迷惑をかけたと思います。それから程なくして息子が生まれ、いろいろな問題が小康状態にあった母は赤ちゃんを本当に喜んで愛してくれました。その時に赤ちゃんはしあわせを運んでくるというのは本当だとわかりました。
それからいろいろなことがあり、わたしは娘として大体言いたいことを全て伝えて、母もわかってくれて(それは本当に良かった事でした。)母は病で他界するのですが、母のことは特別でもあり、特別嫌いでもありと言った複雑な感情でした。

先日その「母殺し」のワードを聞いた時わたしは母に対するわだかまりとか恨みとか被害者意識がなんでかすっきり無くなっているのを感じました。
そして、15年前の母豹変事件は、母が無意識にも「私を超えろ」と仕向けてくれていたことだったんじゃないかといきなり感謝の気持ちが湧いてきました。
私たちは仲良し親子とかではなかったと思うんだけれども、そのおかげできちんとひとりで立てているというか何かあった時、自分の頭で考えて行動することができてきました。わたしは、大切なものをいただいて生きているんだと思います。