よだか熱烈レコメンド(直前)
本日情報が解禁されました!Netflixオリジナルドラマ『宇宙を駆けるよだか SWITCHED』! 公式サイト
原作は、川端志季『宇宙を駆けるよだか』。2018年8月1日よりNetflixにて、オリジナルドラマとして全世界独占配信されることが発表されました。公開まではまだありますが、作品について、キャストについて、とにかく最高で素敵で幸せだというお話をしていきたいと思います。よろしくお願いします。
○原作について
川端志季先生の『宇宙(そら)を駆(か)けるよだか』。別冊マーガレットに連載され、「このマンガがすごい!2016」のオンナ編で第5位にランクインしたことで注目を集めました。
あらすじを簡単に説明したいところですが、まずはドラマの予告編をご覧ください。 ※YouTubeにリンクが飛びます
愛されるべきは、外見か、中身か―『宇宙を駆けるよだか』予告編
あの、まじで、原作の世界観このまんま……
あらすじについてはナタリーの記事を引用しますね。
“かわいくて素直な性格の小日向あゆみと、容姿にコンプレックスを抱えクラスでも浮いた存在の海根然子、容姿も性格もまったく異なる2人の女子高生の身体と心が入れ替わってしまったことから始まる、サスペンスラブストーリー。”(実写化情報解禁時のコミックナタリーの記事)
容姿や性格がまったく正反対な2人の女の子を取り巻く、カッコよくて頼もしいあゆみの幼馴染・火賀、同じく水本を巻き込んだ激動の青春が情感たっぷりに展開されていく物語。予告にもあるように、物語のキーガールとなる海原然子の登場によって、幼馴染3人の関係性が掻き乱されていきます。ドラマ版ポスタービジュアルにて「SWITCHED」と強調されているように、ポイントになってくるのは「身体と心の入れ替わり」。原作は全3巻と短いのですが、スッキリまとまっていてとても読みやすく、良い意味で“別マっぽくなく”てシンプルにおもしろい。
原作では女の子の登場人物たちを中心に進んでいくのですが、実写化版では男子陣が主演に。水本役の神山はストーリーについて「キャスト4人全員が主役。」と発言しており、原作との違いにもワクワクしたいところですね。でもこの予告編で使われている台詞はほとんど、原作のまんまです……震えています………。
あと、原作者の川端志季先生もとても素敵で!
コミックナタリーに特集記事があって安藤ゆき先生と一緒にインタビューを受けているので良かったら全文読んでみてください!
インタビューの一部なのですが、
──キャラクターたちの感情が表情だけでものすごく伝わってくるのですが、どのように描いていらっしゃったのでしょう。
ネームのときは、キャラの隣を歩いて「今どんな気持ち?」って聞いてみたり、かなり高いところに登って「今あんな動きをしてるな」ってキャラたちを見てみたりするんです。でも作画でこの表情は決めなきゃ、みたいな時にはキャラの中に入り込む。だから泣いている人を描いているときは私も泣いてたり、叫んでいるときは叫んだりしています。情緒不安定みたいなんですけど(笑)。
ここがすごく好き。笑 読んだ瞬間「確実に変な人やん!!!!」となりましたが、そこが好き。笑 私は『溺れるナイフ』の山戸監督のような、鋭利な感受性を振りかざして芸術に立ち向かっていくような女の子像が大好きで。川端先生にも似たものを感じました。
このドラマは大きなテーマとして「美醜」を掲げていると思うのですが、青春を生きる女の子にとって壮大なテーマである「美醜」をこんな風にとても繊細に、爽やかに描き上げるのって、素敵だなぁと思います。しかも、美醜だけの問題にとどまらず人間のあたたかさや愛なども大きな意味ではテーマなのかなと思います。
火賀役の重岡くんが撮影中「エッこんな綺麗に撮ってくれてんねや!と思った」と振り返っているように、映像でも川端先生の描き出す世界観を丁寧に実写にしてくれているようなので、ドラマ本編も楽しみです。
○監督・スタッフ陣について
最初のコミックナタリーのニュース記事の最後にもありますが、脚本・音楽・演出は次の通りです。
脚本:岡田道尚
音楽:Ken Arai
演出:松山博昭
脚本の岡田道尚さんは映画『ライアーゲーム』や『信長協奏曲』、『鍵のかかった部屋』『ビブリア古書堂の事件手帖』などを手掛けた方。松山監督のこんなツイートを見つけました。
松山監督と岡田さんがタッグを組んでいる作品は『ライアーゲーム』や『鍵のかかった部屋』など。やばい。
サントラを作ってくださったKenさんと松山監督のタッグは月9『失恋ショコラティエ』ぶり。やばい。
岡田道尚×松山博昭×Ken Arai。絶対に素晴らしいことが確約されていてすごい……。早く観たすぎて頭痛がしてきます。
○ドラマについて
今回のオリジナルドラマは全6話。1話30分程度に収める予定だったらしいのですが、多分収まらなくてオーバーしているとのこと。長い作品が観られるの、嬉しいですね!
○最後に
予告の破壊力がすごすぎて、圧倒され過ぎて何も言葉が出ず唖然としてしまったのでちょっと焦ったのですが、期待通り、いや、期待以上に素敵な予感がしていて、8月1日の配信が本当に楽しみです。
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