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スマブラはなにが面白いのか

こんにちは。田中柚月です。今日はスマブラの何が面白いのかを語ってみようと思います。僕の春休みを完全に塗りつぶしたスマブラ。その魅力とは!?

本気で頭と体を動かせる

皆さんは自分の気持ちを100%遠慮なくぶつけられる相手がいるでしょうか?この100%というのは比喩ではなく本当に。「流石にこれはやっちゃいけないな・・・」と思うことのない相手はいるでしょうか。殴りたいと思ったら躊躇せずに殴れる相手。 そんな相手がいる人はいないでしょう。いるとしたら何者だよその人もその相手も。

自分の全力をぶつけられるものってあんまりないものです。倫理的にダメだったりルールがあったり。

ところがスマブラには反則負けがないんです。闘いの方式に違いはあってもルール無用のバトルというのは変わらない。やってはいけない事はシステム的に初めからできない。だから勝ちに向かって全力で突き進める。 しかも対戦相手という分かりやすい敵もいる。

それに割と長時間やれるのもポイントです。スポーツと違って一試合終わったらしばらく休憩してから次の試合へ、ってわけでもなくドンドンやれます。勝ったら「よっしゃ次も勝つ」、負けたら「ちくしょう次は勝つ」。勝っても負けても次へのモチベーションになるので中々やめどきが分からない。ニクイですね。

「本気で闘う」という言葉を文字通りの意味で体現することなんて現代ではあまりない事かもしれませんが、スマブラはそれを簡単に実現できます。


嫌になることもある

対戦ゲームですから勝ちがあれば負けもあります。さっき言った通り反則がないから強いムーブを押し付けるのが正義です。やられる側はたまったもんじゃありませんがね笑

同じ攻撃に何度も引っかかって負けるのが一番腹立つ負け方です。自分の下手さに腹が立つ。

でもまあ負けることもあるから続けられますね。これは対戦ゲームだけじゃなくて普通に人間の心理だと思いますが、なんだかんだストレスがないと人間は動けない。マンガとかで天才のキャラがつまらなさそうにしている理由は大体これなんじゃないでしょうか。範馬勇次郎とかまさにこれですよ。

マイクラやってる人だと分かるかもしれないんですけど、ずっとサバイバルでやっててたまにクリエイティブで遊ぶと最初は楽しいんですよ。サバイバルだと苦労してつくるアイテムを無限に使えるしこっちは完全無敵。ボスをいくらでも倒せるしTNTで地形を破壊することだってできる。

でもものの数分で飽きます。何でもできてしまうと達成感がない。同じような理由でトレーニングモードの練習が苦手です。すぐ飽きてモンスターボールとアシストフィギュアで遊んでしまう笑

スマブラは殴っては殴り返してのゲームだからその辺のストレスは感じやすいと思います。だからこそ負けたら腹立つかもしれないけどその分勝ったら嬉しい。完膚なきまでに叩きのめされたり、鮮やかなコンボでやられたりしたら逆に面白いですしね笑


こんなところでしょうか。オンラインでの対戦を前提に書いちゃった気もしますね。もちろんオフで友達とワイワイやるのも楽しいです。本来そういうパーティ用のゲームでしょうし。でもそういうゲームにハマっちゃって「ちょっと世界とやりあってみるかァ・・・!」ってなった人がオンラインでガチ対戦やってるわけです。かくいう私もそんな奴らの一人。

友達の間でも結構強いほうだった僕は「いきなりトップは無理だろうけど、まあそこそこ勝てるだろ」と思って2か月前に意気揚々とオンラインに参入。しかし待っていたのは厳しい現実。初期値としてあった300万の戦闘力はみるみる下がり、13万まで落ち込みました。そこは逆VIPと言われる魔境。勝っても負けても戦闘力がほとんど変わらない停滞地・・・。

ミホークに鬼斬りを止められたゾロみたいな事を思いました笑 いくらなんでも今の自分が世界でこんなに下なはずがねぇって。今となっては懐かしい。一番古いリプレイを見返したら今と動きが全然違いました。

3月4月とオンラインでもまれ続け、今の戦闘力は630万。VIPまであと5,60万ぐらいです。と、ここで僕が今スマブラにはまっている最大の理由。それは自分の成長が実感できるからです。2か月前に比べて僕は明らかに強くなった。このことが何より嬉しいですね。でも満足するにはまだ足りない!トップ層の人たちは「今の僕をボコボコに出来る人」をボコボコに出来る人、をさらに一方的に叩きのめすぐらいの実力があるはずです。

強くなったとは思うけど、オンラインやってると「自分は強い」なんて全く思えないです。まだまだ下手な部分がある。だからこそ僕にはまだこのゲームを楽しむ余地があると考えて日々スマブラに取り組んでいます。

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