ポンキッキーズ21
2023年4月2日に「ポンキッキーズ」が50周年を迎えたそうです。
本当におめでとうございます!
永遠の推しと呼べるほど「V6」が好きなのですが、それにまつわる話として私の中で外せないのが『ポンキッキーズ21』です。
というのも、初恋泥棒で有名な『忍たま乱太郎』の土井先生と並んで推していたのが『ポンキッキーズ21』のイノッチだったのです。
今思えば、私は子供の頃から若干ひねくれていたのでしょう。当時の私は、いわゆる子供向け番組というものを完全に舐めきっていました。(と言いつつも一通り網羅はしていました)
大人が子供の目線に合わせて作ってあげた感のある番組を心から楽しめないタイプのマセガキだったのだと思います。
しかし、土曜の朝っぱらに放送していた「ポンキッキーズ21」にはかぶりついて見ていました。
構成がめちゃくちゃオシャレで音楽も良かったり、子供の時はなかなか見る機会のなかった海外の映像とかも挟まれていたりと、とにかくセンスの塊だった記憶があります。
興味深い映像の連続で、目が離せなかった番組でした。
なによりイノッチがチャーミングで、子供ながらに友達になりてえと心底思っていました。(当時はまさか井ノ原さんがアイドルだとは露ほども想像していませんでした。)
一応子供向け番組であるにもかかわらず、「前髪を分けろ、前髪を」と容赦なくイノッチに突っ込むバットムのやりとりがめちゃくちゃ面白かったのを覚えています。
(当時、本当にバットムという人が存在すると思っていたので、ブラザートムというバットムそっくりなおじさんが「世界ふしぎ発見」に出演してるのを見た時はおったまげました)
出演者の人たちが凄く自然体だったのがとても魅力的で衝撃を受けました。今振り返ってみると、スタッフさんの笑い声が入ってる子供番組ってすごく珍しいかったのでは?と思います。
気さくなお兄ちゃん・イノッチが体を張って様々な職業体験をしたり、ギター片手に歌を歌ったりしてるのを毎週楽しみに見ていました。
イノッチとバットムが歌う「青い空白い雲」は今聞いても名曲です。
「世界中のこどもたちが」のような名曲もやっていましたが、歌い手が変わるだけでこんなに雰囲気が違うんだと惹きつけられながら聴いていました。
あとは、クオリティーが高過ぎるラインダンスの強烈なインパクトに加え、ガチャピンのとんでもない運動神経に裏付けられたスポーツチャレンジコーナーは『ポンキッキーズ21』の中でもとても印象的でした。
さらに、爆笑問題扮するネズミコント「爆チュー問題」も大好きだったのですが、特に「忠臣蔵」の回をよく覚えています。
小さい家みたいなのを作ったのに、中央の柱がグラグラで。
「中心」が「グラグラ」で「忠臣蔵」みたいなネタをやっていた気がします。くだらねえと思いつつもゲラゲラ笑っていました。
隙あらば討ち入りしたがるピカリが可愛かった。
確か、2002年12月14日が赤穂浪士討ち入りからちょうど300年記念ということで、様々な忠臣蔵企画を放送していた時だったと思います。
『ポンキッキーズ』の中でも「忠臣蔵」についてちゃんと説明してくれていたので、子供でも普通に楽しめていました。
どうせ分からないだろうからと説明を省くのではなく、扱う題材についても簡潔に教えてくれる番組構成は控えめに言って最高でした。
4月2日には、50周年記念のスペシャル回が放送されたそうです。思いっきり見逃したので、配信でチェックしようと思います!
機会があれば昔の放送内容を見返したいのですが、どこかで一挙放送してくれないかなあ。
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