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鈍いカビゴンのS調整

 鈍いカビゴンミラーにおいて、積み合った後に上から動ける(Sが高い)方が有利になると考えている。
 一般的なS4振り(実数値51)に対して、12振り(実数値52)すればミラーで上から動けるため有利と思われるが、実際のところ上を取れるのは、お互いに鈍いを積んだ回数が2回もしくは6回の時のみである(下図参照、無補正S個体値V、小数点以下切り捨て)。3回、4回、5回の時は同速になってしまう。

 実際の試合では相手よりも多く鈍いを積んだ場合、以降必ず後攻となるディスアドを背負うため、どこで積みを止めるかのチキンレースになりやすい。もしくは鈍いをお互いに6回ガン積みするかだが、そうなるケースは少なく4回辺りで積むのを止めて殴り合いに転じることが多いように感じる(主観)。

 相手が4振りカビゴンでかつお互いに同じ回数だけ鈍いを積むとすると、上図より4回積み合う想定の場合、確実に上を取るためには28振り(実数値54)が必要になる。また、28振りすれば積んだ回数に関わらず常に上を取れる。
 20振りは4回以外であれば上を取れるが、4回で積み合いが止まった場合12振りと同じく同速勝負になってしまう懸念がある。

【まとめ】
鈍いカビゴンミラーにおいて
・相手がS4振りカビゴンでお互いに同じ回数だけ鈍いを積む場合、S28振りでこちらが常に上を取れる
・積む前のS実数値が相手より高くても、積んだ回数次第では同速になる場合があることに注意

おわり・。・
Twitter:RamuniumZ

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