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仕事に行ってきます⑦ うどん屋の仕事 静さんの1日

わずか55ページの本。
写真やイラストも多く、
1ページあたりの文字数は決して多くない。
いや、はっきり言って少ない。
それでも珠玉の言葉にあふれる。
幾つもの学びがあり、
自分の日々を省みることとなる。
改善点が浮かんでくる。

「静さんはうどん屋の店主ですが、
 家でもたくさんの役目があります。」

仕事の役割を果たしただけで、
満足していないだろうか。
自分は何者かであると、
傲慢な想いを抱いていないだろうか。

「お母さんとふたりで
 自撮りしました。」

恥ずかしさより感謝。
感謝すべき人がたくさんいるなあ。
素直にまっすぐ感謝の気持ちを表してみたい。

「大好きなドラえもんもならべて、
 お客さんをむかえる準備をします。」

自分の気持ちを上げるための工夫。
何気ない小さなことだけれど、
こうしたことの積み重ねが、
実は日々の自分のパフォーマンスを支える。

「前は(中略)近くに知らない人が
 いるのがいやでした。
 でも今は、平気です」

ひとつずつ克服していくこと。
焦らず苛立たず、時には一旦休んで、
またトライしてみる。克服する。
この一年、数年、10年・・・
これまで出来なかったことを、
出来るようにしたことがあったかな。

僕の仕事の一日を本にしたら、
そうした工夫に満ちているだろうか。

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