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仕事に行ってきます④いちごを育てる仕事 輝美さんの1日

一日の始まりがいい。
空の写真、青空だ。
同シリーズを数冊読んできてるだけに、
あれっと思わされる。
いつもと違う。
いちごを育てる仕事。
ではあるのだけれど、
いちごの仕事と同じくらい、
自然や生き物が出て来る。
仕事というより、生きるに近い。
こんな風に働くのもいい。

輝美さんは生き物への愛が徹底している。
いちごについた害虫・・・、
害虫と思うのは僕らの視点。
輝美さんは取った虫をペットボトルに入れ、
逃がしてあげる。
人間関係に疲れて、仕事にミスして、
落ち込んで仕事にいけない期間があったようだ。
そんな輝美さんを助けるのも生き物。
いちごが待っているから、仕事に行こう。
そんな風に思って頑張れるようだ。
この仕事が向いているだろう。

僕たちはどうして働くのだろう。
賃金を得るため、生きていくため。
それは間違いなくそうだ。
でもそれだけではないはずだ。
それだけだとしたら悲しい。
仕事に関わる部分を、どれだけ持てるか。
仕事に仕事以外の意味を、
どれだけ含ませられるか。
輝美さんにはそれがたくさんある。
羨ましい。
僕もこんな風に働きたい。

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