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長谷寺〜牡丹の鉢植えをいただきに

先日、姉夫婦と両親が地元の長谷寺に行った時に、抽選で牡丹の鉢植えがもらえるということで応募していたら、姉夫婦の方が当選していたようで、再度長谷寺へ行くことになり、父と私も一緒について行った。
長谷寺は牡丹の花が見事で5月は訪れる人が多い。そう、その牡丹のお裾分けということだ。
ちなみに4月は桜、6月は紫陽花、秋になったら紅葉、いろいろ行事もあったりで、なんやかんやで遠くからも来られる人も結構いる。雪が降っても綺麗だろうな。

私はというと、地元ではあるが前回行ってから20年以上、いや30年ぐらいは経ってるかもしれない。
神社とかお寺とかに行くと妙に落ち着くのは何故かな?年取ったってことかな?
長谷寺は西国三十三ヶ所の八番霊場となっていて、本堂に辿り着くまでやはり階段が多く、お年寄りの方なんかは結構大変な道のりだ。
そういえば、高野山や比叡山延暦寺なんかはもっと大変で、さすが修行寺という感じだ。心して向かわなければならない場所だなぁと、以前行った時に感じたのを覚えている。

話は元に戻って、何十年ぶりかに行った長谷寺は、思っていた以上に良かった。
楽しみにしていたのは、登廊(のぼりろう)と呼ばれる灯籠が吊るされた石の階段。そこを通って本堂に辿り着くわけだが、緩やかに見えて到着した時には結構息が上がっている。
本堂に行く前に、父が「下で待っている」と言った意味がわかった。

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本堂には、十一面観世音菩薩が立っていて、その下を通っていく私たちを見下ろしている。
普通に歩くと大きな足を真当たりに、下から見上げてそびえ立つ菩薩様は薄目で心は遠くを見ているような不思議でもあったが圧巻だった。
時々はどこかに行かれるのかな?なんてことを考えたりした。
インナートリップするような不思議な世界で、地元にある素敵スポット。

抽選で当たった牡丹は、1,000通の応募で100名の当選だったらしい。花をつける来年が楽しみだ。
お天気にも恵まれ、しっかり歩けたので良い運動にもなった。いつもは眠りが浅いが、今日はぐっすり眠れそうだ。

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