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my favorite

2月、一年で一番寒さを感じる月で一番好きな月。如月。
旧暦では2月から一年が始まる(今年は1/25)
新しく始められる2月。
今、お気に入りのアルバムを聴いている。

jamais vu という広沢タダシさんのアルバムを、もう数え切れないほど聴いているが、聴き飽きることがない。
じっくり聴けば聴くほど、その複雑な深い想いの中に引き込まれていく。

アルバムの中に♪失墜 という一曲があり、なぜがこの曲を聴くと、とても落ち着いて穏やかになれる、とても不思議なお気に入りの曲。  シャガールのイカルスの墜落(ギリシャ神話)からイメージし、この曲を作ったと広沢さんは言っていたが、このアルバムを製作中はとても大変な時期だったらしく、その時の状態がきっとこのアルバムにも反映されていて、私はなぜだかわからないけど無意識にその部分に惹かれているのだと思う。
 
大変な出来事が人を成長させる。
最近はこのアルバムからそんな事を感じる。
起こる出来事には意味があり、それぞれがベストなタイミングでやってきて、起こることもベストなこと。
嬉しいこと、辛いこと、両方知って初めてわかることがある。
出来事にとても意味を感じるし、特に嫌なこと辛いことには大きなお知らせや学びがあって、ありがたいとさえ思える(かなり強がってるけど)
嫌な出来事があっても、これってどういうこと?と少し考えられるようになった。

広沢さんご本人が言っていたことだが、広沢さんは頑固らしい。
それは誰にも曲げることができない強固な信念で(多分)、わたしにはなくて、憧れるし欲しいものだけど手に入らないもの。
広沢さんのことを知って、少し経ったとき、こういう人に出逢えるんやなぁ と思い、出逢えたことが不思議だったけれど、今はその意味が何となくわかる。
確信ではなく、何かボヤッとしていて、多分そうなんだというぐらいのもの。
自分の中では直感とか、確信とかはほとんどなく、だからいつも迷ってしまい、不安定な、行ったり来たりの状態になる。

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アルバムの中の他の曲も聴き入ってしまう曲ばかりで、わたしにもっと表現力があれぼ曲の良さを伝えられるのだが、いろいろ言うより、やはり聴くのが一番。そして感じるのが一番。
もちろん全てではないけれど、そんなに見せてもいいの⁈と思うぐらいに、その人そのものが現れている気がする。
まだまだ聴けるし、聴き足りていない、そんなお気に入りのアルバム。

先日、某コーヒーショップで、偶然にも彼を見かけたが、さすがに声は掛けられず、後でそのことを知人に知らせると、“声かけたら良かったのに〜”と、わたしが彼の大ファンである事を知っているので残念がっていた。
あまりにも突然で、今では本当にご本人だったのかと疑問に思う。
マボロシ?いや、ただの人違い、、、だったら笑える。

こちらもお気に入り、アルバムの中の♪keep on が今 流れている。

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