タカラヅカ日記②美弥るりか〜ヴァイオリンの様な声の魅惑の妖精〜

2022年1月29日 06:44

甘美なヴィンテージワインの様に深く味わいのある声と雰囲気のあるひとだと思った。

美弥るりかと云う人を改めて意識した作品と言えば
All for Oneで、この作品に於けるアラミスの色香たるや絶品である。舞台に出て来ただけで台詞を言わずとも醸し出される色気はまるでヴィンテージワインそのものと感じたのだ。新物の酸味のある飲み易い口当たりでは無く年数を経てカドの取れた芳醇な香りを放つ赤ワイン。万人が好むものでは無いかも知れないけれど愛される味わいだ。ひと度口を開けば解き放たれるエロスの芳香は魔法の様に胸をキュンとさせる。
「誰？このセクシーの塊は…」実は先に『エリザベート』を見ているのに…トートとシシーしか見ていなかった私はフランツに注目して無かったのです(☉｡☉)!ナンて事なんでしょう！改めて見返すとこんなに素敵なフランツをスルーしていたなんて我ながら自分の目が節穴だったとビックリしてしまいます。それにしても……みやちゃぴの声の相性の好いこと！心地良過ぎる(⊙.☉)トップ娘役さんとのデュエットは多くは主役のトップ男役と歌われるものだから夫婦の設定のデュエットは貴重に感じる(TOT)たまちゃぴも好きなのだけれども…みやちゃぴももっと見てみたかったです( ；∀；)・・・しかも月組に組替え直後のロミジュリのマキューシオもだったし…ガ～ン！トコトン何処見とんねん！です（マキューシオはまだ色気控えめだと思うけどね）まぁ〜とにかく美弥るりかの美貌の虜になったのは遅れ馳せながら3作目に見たAll for Oneのアラミスだったんです(笑)カッコイイの集団の舞台を見たら何処に焦点を定めるって？そりゃ決まってますよね？《好き》ってロックオンされたご贔屓さんですよね…そしたらつい目線が散雑になって満遍無しには難しいです(笑)わたしみたいな初心者には(• ▽ •;)

次に見たのはBADDYのスィートハートでした。もうヤダ！何？この色気(｡・//ε//・｡)この眼力の塊の様な人は主役の珠城りょうとの相性が最高なんですけど！一見真逆のイメージの二人のコラージュがとても良いハーモニーを作品に与えているトップと二番手の関係に感じます。先輩である美弥るりかの安定感がトップ俳優を支えていながらも自らも光り輝いていると思います。(新米ファンのクセに偉そうにスミマセン…)　明日海りおさんのトップ就任を見据えての同期みやちゃんの月組への移動だったのでは無いか？と思わせる人事ですよね…龍真咲ファンのわたしにとっては、みりおさんの存在は微妙に引っ掛かる方でツートップ？可笑しく無い？イロイロと思ってしまっていました。ただお二人が同期だと知って花組さんの事情含めての被り時期が在った様にも感じてしまいました。後輩がトップに立ちそれを支える二番手は２人関係が逆であったとしても相性は抜群だったと思えるけれど…みやちゃんが仮にトップになっていたら後任の珠城りょうを支える二番手はその時適任者が居たんだろうか？とまだ詳しく無い新米ファンのわたしは想像してしまうのです。何代か先まで見据て人事は行われているのでしょうから…とそれこそ現在から過去の事は想像の域を出ない憶測しか出来ません。ましてや人気商売ですからファンの気持ちに寄り添える人事はなかなか難しいでしょうから…

(´-﹏-`；)あ〜ぁ…スミマセン!つい過去記事やブログなどを拝見すると悶々としてしまうモノに遭遇してしまう為新米ながらにも想う事も有ったりしてしまうのです(TOT)ここではみやちゃんの魅力を語りたいと言うのに…どうしても避けられない当人たちとは違う場外でのゴチャゴチャが目に付いて纏わりつくもので…反省しますm(_ _)m

バウ主演の『アンナ・カレーニナ』はまだ見ていないのですが『瑠璃色の刻』は配信で拝見しました。華やかさ…アザトさ…優しさ…哀しさ全てに於いて美弥るりかにしか出来ない表現に見えました。動乱の中での混乱の時期のフランスでもしかしたら本当はフィクションじゃ無いんじゃないか？と思わせられる作品でした。みやちゃんの魅力をふんだんに取り入れてあるなぁと思います。

つい最近やっと退団公演となる『夢幻無双』の佐々木小次郎の天才美男剣士を視聴しました。この２人の姿がこれで最後かぁ…と感慨深い配役に思えました。まだ感想を言えるほど自分の中で咀嚼出来て無いのでもう一度見ようと思っている所でした。
その前に現在公演中の『ヴェラキッカ』の配信を観ていてジェンヌでは無いみやちゃんを初めて見る事が出来て、改めて美弥るりか様大好きです！と思わせて下さいました。哀愁も幻想感も品格もまさに美弥るりかにしか表現出来ないと感じてしまうのはファンだけでは無いと思います。引き続き大阪公演も在りますのでネタバレは慎みます(笑)

アチラコチラでこの作品の誰々が良いとかツイを見かけたら、それを検索して見るを繰り返して居ます。本当は年代別に見てみたいのですが…配信等の関係で全部は難しいのでタイミングに合わせて少しづつですね。その中で気にいったものから💿を買いたいと思っています。あっ！ヴェラキッカの初回限定盤Blu-rayはモチロン予約致しましたぁ～⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾

まだまだ慌てずに美弥るりかの豊潤な色香に惑わされながら作品を追い掛けて行きたいと思います。

美弥るりかを楽器に例えたら何だろう……と考えながらイメージ出来そうな音楽を聴き比べていました。ヴァイオリンやチェロの様な奥行きのある且つ暖か味溢れた弦楽器だなぁ…と感じています。スペインが似合う人だなぁ～と勝手に妄想する毎日です(笑)