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推しの消しゴムはんこを彫った話
こんにちは!うーたんです。
今日は、作品の感想ではなく、我が推し・間宮祥太朗さんの消しゴムはんこを彫った奮闘記を記録しておこうと思います。
えーと、何から説明すればいいですかね…
私、趣味というほどではないのですが消しゴムはんこを彫るのが好きで。
毎年の年賀状と、あとは気が向いたら年に数個モチーフみたいなものを彫っています。
しかし画力を前世に置き忘れてきているので自分で図案は起こせない。彫りたいときは本などから気に入ったデザインを探すスタイル。
そしてまた私、以前から宝塚ファンでもありまして。
ヅカオタの皆さんは絵がお上手な方が多い。観劇した感想や心に残った場面や推しの格好いいシーンなどをイラストにしてよくTwitterに上げておられて、それが素敵でいつも楽しく拝見しています。そんな風に自分で好きなことを表現できるって羨ましい。
そんなこんなで、間宮くんという沼に足を突っ込んだ私ですが。
俳優沼がそういうものなのか、ここ好き!みたいなところをバンッとスクショでダイレクトに上げる方が多くて。
(ここからは私個人の感じ方です。推すスタイルはそれぞれだと思うので気分を害する方がいらしたらごめんなさい。私はスクショを上げるの好きではないんです…著作権とか肖像権とかあると思うし、どうせなら私のツイートなんぞより実際の作品で体感してほしいし、制作側の意図しない場面を切り取って晒すのは本意ではないし…)
なので、たまに渾身のイラストをUPしている方を見かけるとFF外からいいねを押してしまう。消しゴムはんこ作品も数回見かけたことがあって。
これだったら出来るかなぁ…でも図案化できないよなぁ…写真のトレースも陰影とか難しいよなぁ…あっ、アプリ?
というわけで探したらありました。その名も「けしはん道場」!
写真を消しゴムはんこ風に変換してくれるアプリです。
このアプリの助けを借りて間宮くんの消しゴムはんこ作りにチャレンジすることにしました。
元にする写真はすぐに決まりました。
読売新聞のよみほっとで間宮くんがインタビューを受けたときの写真。
多和田さんの雰囲気そのままにクールで素敵だったから。
まずはよみほっとのネット掲載写真をアプリでイラスト変換します。
これが実は意外と難しい。線の細さや明暗、コントラストを調節するのですが加減によって全く間宮くんに見えなくなったり…納得できるまで相当やり直しました。
図案ができたら、消しゴムに転写して彫っていきます。
私は普段やっている通り、本に載っているやり方で…
①図案の上にうつし紙を置き、鉛筆で図案をなぞる
②なぞった面を消しゴム側にしてうつし紙と消しゴムを重ね、こすって図案を転写する
③線のとおりに彫っていく
ただ私、人物を彫るのは初めてだったんですよねぇ。
イラストであれば少しのズレも何となくカバーしてしまえるけれど、人物はそうはいかない。線や点ひとつが命取り。
うつし紙の時点で、ちょっと違うかなぁという予感はありました。でもこれくらいなら彫るときに修正できるかなと思い突っ走った。これが間違いだったのです…
一通り彫り終わって試し押しした瞬間、「えー、あなた誰!?」状態だった(笑)結構ショックでしたよ…。
何かシュッとして雰囲気が薄くなっちゃってて。修正しようと色々削りすぎたようで。
でも、彫り直すの大変だし、これはこれで間宮くんに見えるんじゃない!?と思い母に見せてみたところ…
母「これは全然祥ちゃんじゃないわ~。だってギラギラした感じとか押しが強い感じとか何もないし。祥ちゃんのいいところを抜き取った後の抜け殻みたいよ」
…そこまで言いますか(笑)
そんなに言われて引き下がるわけにはいかない。えぇ彫り直しますとも!
私「でもうつし紙の時点で随分雰囲気崩れちゃって…」
母「うつし紙!?図案そのままなぞってるんじゃないの?」
ほっほう。その手があったか…
私は本で見た通り、うつし紙を用いて転写するものと思い込んでいましたが。母曰く「そんなことしたらそりゃズレるわ。元のとおり綺麗になんて写し取れないでしょ?図案を色塗りするみたいになぞればいいのよ。ずっとそうしてるもんだと思ってたよ」
というわけで、再チャレンジ。
最初のものは図案も小さめで彫りにくかったので少しだけ大きめに。
最終的に7.5cm角の付箋でイケメン付箋風にしてみたい、という野望(?)があったのでそこにおさまるギリギリサイズに変換しました。
そしてなぞる。図案の黒い部分を塗り絵のように慎重に塗っていく。
そうしてドキドキしながら転写した結果は…ちゃんと裏間宮!(←言い方)
大丈夫という実感がありました。
彫るときも慎重に丁寧に。とにかく線のとおりに大切に彫ることを心がけました。
こう考えると最初の時は結構雑に作業しちゃってたなぁ(笑)
そうして、最初の倍くらい時間をかけて彫り上げた2回目。
ドキドキしながら試し押ししてみると…
ちゃんと間宮くんだ~(涙)
多和田さんな間宮くんがそこにいました。
嬉しかったなぁ。
わぁ、ってリアルに声が出ました。
満を持して母に見せたところ「うん、これは祥ちゃんだね!」とありがたいお墨付き!
そして「これ以上直さなくていい!せっかく似てるのに欲を出したら全部崩れるよ」とも。
そうはいっても粗削りだったので、図案と見比べながら少しずつ少しずつ角を取ったり修正して、無事に間宮くんの消しゴムはんこは完成したのでした。
念願のイケメン付箋風まみや付箋も4色展開で作成し、大満足で推しの消しゴムはんこ作りは終了しました。
楽しかった、とにかく楽しかったです!
彫っている間も間宮くんに想いを馳せながら、少しずつ輪郭が浮かび上がるのにワクワクしたし。
作品をたくさん観て感想を呟くのもいいけれど、こうやって推しに向き合う時間も悪くないなと思いました。
そこから少し時間が経った今、新たな野望がありまして。
それは「来年の間宮くんのお誕生日、1年間に間宮くんが演じて世に出た役全ての消しゴムはんこを彫ってバースデーカードを作成する」というもの!
残り約9カ月。まだ見ぬいくつの役にお目にかかれるか分かりませんが、ぜひぜひ実現させたいなぁ。
2021.9.20 うーたん
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