ウマ娘から始める競馬～Part9～
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GWいかがお過ごしでしょうか。多くの施設が制限されて、せっかの長期休みにも関わらず、なかなか楽しめないという方も多いでしょうが、そんな中でも開催を続けられている競馬には感謝しかないです。まあ、お金が吸われまくっているんですが笑
先週は香港でラヴズオンリーユーが優勝、日本馬が上位独占と中距離戦での日本の層の厚さを世界にも知らしめることができて誇らしいですね！
今週はダービーの前哨戦である青葉賞と古馬長距離の頂点を決めるレース天皇賞春が行われます。どんなドラマになるのか注目しましょう！
青葉賞
青葉賞は昔からあるレースですが、現在の施行条件に定まったのはOP競争になった1984年のことで、この時にダービー指定オープンになりました。1994年に重賞に昇格し、翌年には正式に（？）ステップ競争にも指定されました。また、ダービーと同じ条件で行われる唯一のトライアルレースとして36年という歴史がありますが、ダービー馬を一度も輩出できていないといういわくつきのレースでもあります。
ウマ娘関連では、メジロアルダンの甥っ子メジロランバートが2着が主な好走歴となるでしょうか。ジンクスがあるせいか、後のGⅠ馬など確かな地力を持ちながらもアクシデントや後一歩ダービーで勝ち切れなかったといった運があまりない馬が歴代好走馬に多く見えてしまいますね。
出馬表
注目馬
1枠2番ワンダフルタウン
母がエアグルーヴのルーラーシップ産駒。出走馬唯一の重賞ウイナーで地力は間違いなく上位。不安要素としては久々の実戦でいきなり対応できるかという所だと思います。
2枠3番ノースブリッジ
グラスワンダーから続くモーリス産駒。伯父にスプリント王者ローレルゲレイロがいる血統ですが、もう少し遡れば天皇賞春に出走するディープボンドにも繋がる血統で距離延長は決して悪くはないでしょうが、こちらも久々の実戦が気になるところでしょう。
3枠5番ワンデイモア
父はエアグルーヴの流れを汲むドゥラメンテ、牝系はメジロライアンにも繋がる日本の歴史を刻んだ血統だけに注目の1頭。府中の長い直線で自慢の末脚がさく裂するか。
4枠8番マテンロウエール
母父タイキシャトル、祖母の父はマルゼンスキーという血統。前走は大敗しましたが、距離延長という負け方じゃないだけに立て直しに期待しましょう。
5枠10番キングストンボーイ
こちらもドゥラメンテ産駒。兄は皐月賞馬エポカドーロということを考えても距離はまだ持つでしょう。今年の皐月賞馬エフフォーリアを上回る末脚を魅せた東京の舞台でダービーへの切符を見事に掴んでリベンジなるか
6枠11番テーオーロイヤル
スペシャルウィークの流れを汲むリオンディーズ産駒で、母父はマンハッタンカフェ。前走は今回と同じ距離の阪神コースで勝利。距離適性はありそうなだけに自分の走りに徹すれば怖い1頭。
6枠12番スワーヴエルメ
ドゥラメンテ産駒、というだけではなく祖母の父はエルコンドルパサー、曾祖母はエアグルーヴの姉妹という日本競馬のくくりでは最高級の良血馬です。色々なインブリードの影響か決して体が丈夫とは思えませんが、持っている素質は良いでしょう。
7枠13番アウスヴァール
母父スペシャルウィーク。ノヴェリストは決して産駒成績が良い馬とは言えませんが、母父スペシャルウィークと相性は良く東京コースも良い条件だと思います。先週のマイラーズカップを勝って勢いに乗る鞍上を背に一発を狙います。
7枠15番リーブルミノル
母父はマンハッタンカフェ。大崩れない安定感はメンバー随一。僕のPOG指名馬なので個人的に頑張ってほしい1頭。
8枠16番レインフロムヘヴン
こちらもドゥラメンテ産駒。距離短縮したレースでは惨敗も東京コースの2000mでは連対と安定し、皐月賞馬エフフォーリアとは0.2差の2着と地力もあり。比較的不利な外枠からどうレースできるかがポイントになりそう。
天皇賞春
JRA的には1937年の秋が第一回みたいですが、ルーツとなりそうなレースはその前、明治時代あたりからあったみたいです。（日本競馬の歴史とか全然知らないのでここらへんも勉強してみたいな）古馬の最高峰のレースとして3200mの条件で春と秋に2回行われてきました。その後、日本競馬のレベル向上のために秋は施行時期の変更や距離短縮など行われましたが、春は伝統を守り、今でも3200mという長丁場で行われています。
アニメでフォーカスされたマックイーンの連覇、ライスシャワーの勝利を始め、タマモクロス、イナリワン、スーパークリーク、ビワハヤヒデ、マヤノトップガン、スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、マンハッタンカフェ、ゴールドシップ、キタサンブラックなど多くのウマ娘が勝利したレースでもあります。
出馬表
注目馬
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