創発とは
「創発」とは少数の要素によって、未知なるものを発生することである。創発的考えは様々なところで使用されている。いわゆる要素をぶつけ合わせて生み出す考えだ。
時代がどんどん変化していく中で、今あるものを組み合わせて未知なるものを作り上げていく創発的な考え。これは非常に重要な考えである。そこで私は身の回りにある「創発的商品」を個人的に解釈して、ピックアップしていく。
今回創発的商品として取り上げるのは、皆お馴染みガリガリ君である。その中でもこの記事にもある衝撃商品に注目したい。
ガリガリ君はソーダ味が主流であるが、最近は変わり種の新作が発表されている。
最初に発表されたのはコーンポタージュ味、その次にシチュー、その次はナポリタン味である。コーンポタージュは3日で300万本の売り上げという大ヒットとなった。しかしその次の年に発売されたナポリタン味は3億円という大赤字を出した。
現在も卵焼き味やラムレーズンといった変わり種の種類は次々に発表されている。個人的に卵焼き味はとてもおいしかった(笑)
そもそも最初に発売されたソーダ味はさっぱりとしている味わいで夏にぴったりなアイスというイメージだった。しかし最近の種類はそれを覆している。これこそが創発的であるといえる。
このガリガリ君の創発の手法としてモンタージュ法が使用されている。
本来は繋がりのないものが組み合わさってできた商品だ。自分で理解できるようにシチューガリガリ君を例に図に起こしてみた。
こう見るとすべてにおいて視点が正反対である。このような手法を使用してできた創発的な商品は「衝撃的であり、未知なるもの」といえるだろう。
しかし記事にもあるようにナポリタン味は大赤字を出した。使い方も間違えれば命取りになる(笑)
創発的考えはこれからもきっと役に立つ発想力であるだろう。
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