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ブログで宣伝するとか小劇場の役者みたいだよね

不肖私、どんぐりマミーさんのお茶会にゲストとして参加させていただくことになりました。当日は↑にもある通り「よい観劇感想ツイートとは」について自分で気を付けている事などを共有させていただき、それをベースに参加者の皆様とディスカッションしていきたいです。

と、ここまでは宣伝(※ボランティアです)なんですが、いざ資料を作ろうとPC開いたとこで「仕事じゃないのに仕事みたいなことするやん…?」「もう令和二年だぞ(?)」などと誰かが囁いたので

プレゼン資料をnoteで書いちゃえ!印刷の手間要らず!!!作戦

を強行いたします。

1.自己紹介

東京生まれの横浜育ち、観劇する時大体最前。お仕事はIT系で推し事は星秀美系です。初めて演劇を観たのは東京ドームプリズムホールでやってた最初期のセラミュ(最近思い出した)ですが、小劇場としてはバナナ学園純情乙女組の「バナ学バトル★☆熱血スポ魂秋の大運動会!!!!!」になります。これがすべての始まりでした…

その後3ヵ月に1回程度だった観劇頻度はこの8年で月に4~5回程度(当社比12倍以上)になり、好きな劇団も役者もどんどん増え、財布の中身はどんどん減り、家にはフライヤーと台本とブロマイドとチェキとDVDとCDが地層を形成するようになりました。

好きな劇団:
レティクル東京座、guizillen、牡丹茶房、日本のラジオ、やみ・あがりシアター、アガリスクエンターテイメント、はねるつみき、あやめ十八番、etc...

推し:
こちらを参照ください

年収はpairs風に書くと400~600万、現在横浜で実家暮らし、貯蓄は有価証券含めると大体150万くらいだと思います。

2.観劇感想ツイートとは

こちらが私の人生で初の観劇感想ツイートです。わかめについては割愛しますが、一旦このツイートから観劇感想ツイートを以下のように定義します。

a. ある舞台を観に行った事実が記載されている
b. 観劇に対する自分の反応が記載されている

この2点を満たすツイートであれば観劇した感想について書かれていることは自明ですね。以下も当然観劇感想ツイートの一種になります(懐かしい…もう4年以上前か…)。

さて、様々な舞台を拝見し観劇回数が増えるにつれて「この感動を、こんなに面白いものがあるという事実をもっと多くの人に伝えたい」と考えるようになった私は以下のようなツイートをするようになります。

ここで加わった要素を定義に加えると

a. ある舞台を観に行った事実が記載されている
b. 観劇に対する自分の反応が記載されている
c. 観劇していない人間に興味を持たせられるように舞台の内容についての言及がある

となります。

よく言われる「舞台の感想はポジティブなものが多く、身内感がある」といったような認識はこの構造に当てはまるツイートが多い事を裏付けていると言えます。何故この形式を取るのか、それは「観て欲しい、そして感動を共有したい」もしくは「こんなに面白いものが埋もれてしまう/なくなってしまうのは勿体ない」からです。自分が面白いと思わなかったものを他人に勧める人はごく少数(のはず)ですので当然ですね。

定義を満たしてさえいれば書き方に決まりがあるものではないので実際にツイートをする人間の個性が出てきます。私はネタバレが大嫌いなので、自分の感想にネタバレを極力書かないように注意しています。更に、興味を持ってもらう為の工夫として「直接的な内容への言及を避けながら自分が惹かれたポイントを巧く纏めている風のツイート」をひねり出します。

自分のツイートを見るのは自分のフォロワーだけではありません。最近は観劇したお客さんのツイートをTogatterなどでまとめる劇団も少なくありません。また、まとめがなくとも自分が観に行こうか迷っている公演についてTwitterで情報収集する観劇者も数多く存在します。それらの人々が自分のツイートを観たときに「ちょっと面白そうだな」と思ってもらえると妄想しながら、私は感想ツイートを書いています。

最近は観劇後に飲酒と感想戦で優勝することが多く、感想を書こうという気持ちを肴と一緒に飲み込んでしまいがちですが、noteにまとめて感想を書いたりしています。

3.観劇感想ツイートは必要?

私はあくまで一人の客であり、芝居の経験もなければ劇団の運営や役者個人のキャリアへの影響力なんてものも微塵も持ち合わせていない一般人ですが、自分が観た作品の感想を書く自由を行使して劇団や役者を応援したいという気持ちは強いと思っています。

ただそれも、結局は自分が好きな劇団や役者がずっと板の上に立ち続けていって欲しいというエゴから来ているものですので、感想ツイートをするべきであると胸を張って言えるかと問われれば少し躊躇する面もあります。自分ではポジティブなことを書いたつもりが真逆に伝わってしまう、観る側の視点で書いたら演じる側から非難を受ける、脚本/演出/役者に言及したらファンから晒上げられる、等々様々な危険を伴うものだからです。

それでも、美味しかったお店の料理の写真をツイートするのと同じように、面白いと感じた舞台について感想をツイートする行為は続けていくと思います。またその料理を食べたいのと同じようにまたその舞台を観たいし、誰かにお店を勧めたいのと同じように誰かにその舞台を観て欲しいから。

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