教師66日目~センター研修~

今日は9:30~15:40で初任者研修!
いつも8:00~19:00なので、圧倒的勝者。
愛知県総合教育センターが名古屋とかにあって、行きやすいともっとありがたいんだけどそれくらいは我慢するか。

今日は生徒理解、保護者対応、緊急時の対応を学んだ。
教師が求められることって本当に多いんだなと初任研を受けていて思う。
しかも、求められることは多い割に器用貧乏みたいになってしまうから転職市場に出ると何も出来ないという評価をされるところが辛いところ。
学校では何でも出来ることを求められ、市場では何も出来ないと評価される矛盾が半端ない。
数字を意識して働くことがないからその辺が市場とのズレを生むんだろうなーと思う。

かと言って、教育に数字を入れると長期的に子どもの為になることが蔑ろにされたり、出来ない子どもに強く当たる教師が増えたりするんだろうなーと思う。
大阪が学力テストの結果を給料に反映すると言ったら授業がその対策プリントばかりになったり、学力テストで教師が間違っているところを教えたりすることになったのを見れば数字を入れた末路は目に見える。
そりゃ、それをやるインセンティブがあればそれをやるのが人間の性だからしょうがないよね。

評価体制は今のまま横並びで上がっていく形で、授業だけに専念させて、副業を認めていく形が最適解かもしれないなー。
副業を部活動にしたら部活動大好き教員も救われるからウィンウィンじゃね?
それなら市場価値上げたいなら副業で数字追えば良いだけだし。
教師が勤務時間を授業準備に使えて、授業の質も上がっていくだろうし、空き時間で研究授業の検討会もどんどんやっていけば良い。

初任研でどんどん課題が課されていくのもそうだし、現場にプログラミング教育とか観点別評価とか小学校からの英語教育とか入ってくるのもそうだけど、とにもかくにも足し算し過ぎなんよね。
仕事は足し算、人員は引き算。
それしたら1人当たりの仕事量が増えて、質も落ちるし潰れる人が増えるのは四則演算が出来れば誰でも分かるだろうに。
そりゃ、何事もやるかやらないかならやった方がいいけど、やれるかやれないかを考えないと何の意味もない。

どんな子どもを育てたいかのビジョンがないからとにかく良さそうなものは全部やるということになる。
まずはビジョンを明確にしたうえで、仕事の選別すなわち引き算をやらないとこのまま倍率が落ちて没落していくのが目に見えてる。
どうにかならんもんかねー。
どうにか出来んもんかねー。

どうにかするために教師になったから少しずつでも変えていきたいなと思う。

終わり。

今日の学び
・頭を強く打ち付けた生徒が居たときは動かさない。
・熱中症が疑われる生徒にはキャップをつけたまま水分を渡して、キャップを空ける力が入るか確認する。
・校内で涼める場所を用意しておく。
・日頃から生徒をよく見て、話を聞いて、人間関係を構築しておく。
・少しの変化にも気付いて、「大丈夫?」ではなく、「今日は◯◯がいつもと違うけど、何かあった?」のように具体的に声をかける。

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。