教師237日目~学び取る態度~

スケジュール

8:00~8:30 時間割マグネット作成
8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~11:00 新入生オリエンテーション
11:00~11:40 LT
11:50~12:40 テスト監督
12:40~13:20 生徒対応
13:20~13:40 昼食
13:40~14:10 部活動書類作成
14:20~15:10 テスト監督
15:10~15:25 掃除
15:25~15:40 ST
15:40~16:00 生徒対応
16:00~17:30 面談予定表作成
17:30~19:30 採点&模範解答印刷

もう今週が終わるくらいの感覚なのにまだ1日ある。
労働時間的には余裕で通常の1週間分を越えている。

まぁ、これから楽するためにこの4月だけは労働時間がストレッチしてしまうのはある程度仕方がない。
どの職も年度末、年度始めは忙しいものだ。
国語、英語、数字の先生はテストの採点をたくさんやり、おまけに課題まで見ているのだから、理科の僕が仕事多いとか言ってはいけないのだが。

それでも、多いものは多い。
労働時間は相対的なものではなく、絶対的なものだ。
絶対値を減らさなければ誰も幸せになれない。

今日、めちゃくちゃ仕事が早くて定時くらいで帰っていく先生の仕事を見たが、時間への意識が異常なほど強い。
余分なことをやらないのはもちろんのこと、一つ一つの仕事をこなすスピードが異常だ。
仕事しているときは一言も話さないし、鬼のような集中力で黙々と仕事を続ける。
ほとんど休憩もなしで仕事をやり続ける。

やはり、ここまでストイックにやらないと定時には帰れないのかと感心させられる。
それと同時に僕を含めた他の先生は喋り過ぎだなと思った。

もちろん、情報共有という意味では雑談も非常に有効なのだが、効率という観点から見れば雑談は少ない方が良い。


無駄話が多いこと以外にも僕が今の職場で一番良くないと思うことがある。
それは、経験が最も価値が高いと思っている先生が多いことだ。
特にベテラン。

ベテランよりも授業や生徒指導が出来る先生はいくらでもいるのに、経験が浅いから教えられるのが当たり前だと考えている先生の多いこと多いこと。
これは年功序列制も大きく影響していると思う。

人を見るのではなく、その人の仕事ぶりをもっと見て、良いところは褒める。
改善すべき点は率直に伝える関係性が必要。
そうやって、様々な場所で活発に議論が起きる職場が理想ではないかと思う。
今はベテランが幅を効かせ過ぎている。


もちろん、ベテランが経験してきたことは非常に価値のあることだし、アドバイスは様々なところで役に立つ。
それでも、経験を絶対視し、若手を助けてあげるべき存在だと見なすのは間違っている。

経験を絶対視すると、結局は自分達が受けてきた教育を再生産するしかなくなる。
常に新しいことを学び、色々な実践に挑戦し、変化していかないと廃れていくだけだ。
変化なきところに成長なし。

これを自分にも言い聞かせて、先輩からはもちろんのこと、初任者からも色々なことを学びとっていこう。
傲慢にならない。


おわり。

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。