教師138日目~管轄外~

スケジュール

8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:40 テスト監督
9:50~10:40 授業
10:50~12:00 時間割調整
12:00~12:10 昼食
12:10~13:00 時間割調整
13:00~13:20 質問対応
13:20~14:10 授業
14:20~15:10 時間割調整
15:20~16:10 授業
16:10~16:25 掃除
16:25~16:30 ST
16:30~17:30 質問対応
17:30~18:30 打ち合わせ

今日はまた時間割調整で時間を喰われた。
働いていると、汎用的スキルとその会社に特有のスキルの2つが身に付く。
この2つを比べると、会社特有のスキルの方が今居る会社では役に立つ事が多いが、他の会社に移った時に完全に役に立たなくなる可能性が高い。
そう思うと、いずれ外に出ることを考えているならば汎用的スキルを身に付けた方が得策だ。

要するに何が言いたいかと言うと、時間割調整スキルは学校特有のスキルで身に付けてもさして旨味はないし、無駄に時間だけ取られるということだ。
しかも、何かにつけて色々文句を言われる。

今日も連絡黒板に書いてある時間割にミスがあったといちゃもんを付けられた。
2個しか変更がない連絡を書き忘れるわけがないし、きちんと消した後も残っていた。
僕はそこまで確信があるにも関わらず、素直に受け入れて謝っておいた。
自分のクラスの生徒の言っていることを信じたい気持ちも分かるし、その気持ちが大事だが自分の目で確認もしていないのにあたかもこっちのミスかのように言いがかりをつけてくるのは害悪過ぎる。

何かと色々言ってくる人なので、1回ガツンとかましておかないといけないかもしれない。
僕が素直にはいはい言い過ぎるせいで少し調子に乗っているように感じる。
次何か言ってきたら1度はっきりと言おう。
なめられたら言われたい放題になってしまう。

また、今日は分掌間の仕事の管轄のズレで若干のいさかいが起きそうになった。
今回は完全にコミュニケーション不足だったので、僕が間に入って事を収めた。
少しのコミュニケーションで簡単に解決出来るような事もそれをやらずに常にフラストレーションを溜めていることが多い職場に感じる。
僕も自分の意見をきちんと伝えられていないので、それを肝に銘じて些細な事でもきっちりとコミュニケーションを取ることを意識していきたい。

公務員の悪いところは無駄に縦割りで管轄外の事が多い。
管轄とか関係なく、非効率なことやおかしなことはどんどん変えていく。
その為に必要なことがあれば何だってやる。
初任者だろうとベテランだろうと関係なく、おかしなことはおかしいと言えることが大切だと思う。
自分が少し動くだけで問題が是正されるなら迷わず動くべきである。

そういう管轄とか度外視の動きをしていると色々な人と接点が出来て、いざというときに助けてもらえたりする。
そして、普段から色々な人と他愛もない会話をしておくことで情報も入ってくるし、管轄外の動きもしやすい、そして学校内の動きが把握できてくるようになる。

そんなことをやっているうちに学校の事情が分かるようになってきた。
お陰で自分の頭で考えて、行動を選択できる機会が増えてきたように感じる。
自分の意志や意見を通すのは最低限やるべきことをやって義務を果たしてから。
仕事においてはその姿勢は大切なのかなと思う。
やることをやっている人間の言うことの方が通りやすいのは確か。
ただ、それと同時に他の人にはやることやってないのに自分の主張ばかりするなと主張を抑圧するような言動はしないように心掛けたいと思う。

全員の権利がきちんと担保されつつ、誰もがノンストレスで働ける職場を目指して。
終わり。

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。