教師191日目~日々是忙殺~

スケジュール

7:00~8:30 朝課外電話対応
8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:40 時間割調整
9:50~10:40 授業
10:50~11:10 理科会
11:10~12:00 時間割作業
12:00~12:20 昼食
12:20~13:00 パフォーマンス課題評価
13:00~13:20 質問対応
13:20~14:10 パフォーマンス課題評価
14:10~15:00 初任研
15:00~15:10 時間割作業
15:10~15:25 掃除
15:25~15:30 ST
15:30~15:50 時間割作業
15:50~17:00 職員会議
17:00~18:00 時間割作業
18:00~18:30 初任研レポート作成

あー今週もどうにか時間割調整を終えることが出来た。
僕のスケジュールには時間割調整と時間割作業があるがこの2つの区別について少し触れておく。

1年間一生懸命やってきたが、どちらとも人間がやるより機械がやった方が早く正確に出来る仕事である。

時間割調整は文字通り色々な先生が好き勝手出してくる要望を受けて様々な制約を課されながら当てはめていくパズルだ。
やらなければいけない仕事ではあるが、何も生み出しているわけではないので虚無感に襲われる。
何のためにこの作業してるんだろうという負の感情に見舞われる。

時間割作業は自分で動かした時間割を紙に日付を跨ぐ変更は赤、またがない変更は青、それ以外は緑の文字で書いていく作業だ。
それが終われば日付を跨ぐ変更をした先生に紙で通知を出す。

さらに地味に嫌な作業が毎日連絡黒板に翌日の変更を書いて生徒に知らせる作業。
1回1回はそれほど重くないが、毎日決まった時間までにミスがないことを確認して書かないといけない。
その時間でやろうと思っていた仕事を後回しにして、まずそれをやらねばならない。
それが毎日となるとけっこうな時間を消費する。


こうやって書いてみると分かるように、調整はAIの得意な仕事。
作業の方は各々のスマホで確認できるようにすれば解決する。

こんな仕事に空き時間のほとんどを使ってるって馬鹿らしいったらありゃしない。
そこに定期考査、実力テストの監督も絡んでくるからまた厄介。

空き時間はそんな不毛な仕事をしてるし、会議が始まれば見りゃ分かることを永遠と話すし、事前に資料共有しとけばもっと生産的に時間を使えるのにその場で見て沈黙の時間作るしで正直何やってるんだろうなと感じる。


何かを生み出している時間は実質授業やってる時間だけ。
そんな無駄な時間があるなら少しは授業を改善するために教材研究する時間が欲しいよ。

大学時代に教材研究を最低限やっておいて本当に良かった。
大学院に行ってじっくりと時間をかけて研究・勉強する機会を持っておいて本当に良かった。
これは心の底から思う。

現場に入ると日々の業務に忙殺されて自己研鑽する時間がなくなる。
4月から教師になる人は本当に今のうちにやれることやっといた方が良いよ。
教材研究だけじゃなくて学びたい勉強とか。
勉強だけじゃなくてやりたいことには何でも挑戦しといた方が良いよ。

部活動を始め、様々な仕事と距離を置いている僕でもこれだけ時間がないのだから断るのが苦手な人はもっと時間的・精神的・身体的余裕がなくなるってことだもんね。
エグいな。

他の仕事はどんな感じなんだろう?
コロナが少し落ち着いたら大学院時代の友達と情報共有しよーっと。

終わりー。

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。