教師116日目~内的動機付け~

スケジュール

8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:40 授業
9:50~10:40 授業参観&プロジェクターセッティング
10:50~11:40 理科会
11:50~12:40 授業
12:40~13:00 昼食
13:00~14:10 時間割調整
14:20~15:10 初任研
15:10~15:50 避難訓練
15:50~16:10 質問対応
16:10~17:00 学年会
17:00~18:00 部活動大会参加手続き
18:00~19:00 時間割作業&初任研レポート作成

今日からテスト週間で早く帰れると思ったのに、仕事は謎にまとまって降ってくる。
初任研レポートの体裁を整えろというお達し、部活動の大会に生徒を連れていく為の許可を取る手続き、テスト監督表の訂正、時間割調整。

こうやって書いてみると、本当に必要なのかどうか考える必要のある業務ばかりだ。
どれが本当に教師がやらねばならない業務なのか?
それぞれの業務にどれだけ専門性が必要なのか?
どれが本当に生徒のためになるのか?
これらを考えねばならない。

まず、初任研のレポート自体がやってもやらなくても変わらないものだと思うし、そこにさらに体裁までうるさく言われるのは正直意味が分からない。
レポート書いたら、教師として出来ることが増えるんですか?
レポート書いたら、生徒の何らかの能力を育成出来るんですか?
もっと本質的な自分がこれは必要だと思うことを選択してやれるようにしたい。

これは生徒に教えるときも一緒だと思うが、自分でその物事に意義付けを出来ないと伸びない。
嫌々やっても時間の無駄になるだけだ。
逆に言えば、自分でこれと決めたことならばモチベーション高く一生懸命取り組めるし、最終的にはそれが成長への近道だと思う。

これからの時代は内的動機付けを大切に色々な物事を提示していく必要がある。
外からインセンティブを与えたり、やらなかったときの罰を設定したりしてやらせる外的動機付けでは人間は成長しない。
さらに、大学に入った後に大きく羽ばたくことは出来ない。

高校教員としてやるべきことは大学受験をゴールにせず、生徒が大学に入った後や社会に出た後に活躍出来るような素地を作ることだ。
目先の利益に飛び付かず、常に1歩先を見据えて教育していく。
自分に依存させず、1人立ちさせる。
自分でやりたいことを見つけ、自分でモチベーションを上げ、日々改善していける素養を身に付けさせる。

ただ、それだけ。

終わり。

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。