教師236日目~教師のバトン~

スケジュール

8:00~8:30 実力テスト問題作成
8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:10 掃除
9:10~10:00 集会
10:00~10:30 LT
10:30~11:00 クラス写真撮影
11:00~11:30 LT
11:30~12:00 昼食
12:00~14:00 雑務(生徒と)
14:00~15:00 実力テスト問題作成
15:00~16:00 実力テスト問題印刷
16:00~17:00 回収物確認
17:00~19:00 クラス掲示物準備

あー久しぶりに21:00より前に学校を出た気がする。
人と無駄話が出来るって楽しいなー。


時間割作成の業務に費やした時間外労働は全部で24時間。
丸一日だ。
全て割振として付けてくれるとは言っているが、単純計算で3日分休みがもらえたとしても使いきれないのは確実だ。
そうであるならば、きちんと給料として出して欲しい。

取れない割振をもらうだけで、休日の大切な時間を失うのは痛すぎる。


さて、今日はクラスの生徒とゆっくり話す機会があった。
今までの疲れが吹っ飛ぶくらい、生徒と関わることは元気をもらえるなと思った。

やはり、教師という職業はやりがいと裁量がめちゃくちゃあって、魅力的な仕事だ。
しかし、何と言っても労働環境が悪い。
これで、労働環境さえ良くなれば採用倍率は一気に跳ね上がるだろう。

ポジティブな面は申し分ないので、ネガティブな部分を0に近付けていこうという話だ。
そういう単純な話をしているのに、「教師のバトン」だのよく分からない魅力発信をしようとしているからダメなのだ。
そもそも目を向けるのが魅力の発信ではなく、負の部分の精算だ。
そこがずれている限り、何をやっても上手くいくわけがない。


今は教員のサービス残業で何とか成り立っているというのが現場の実情だ。
現在、すごく批判に晒されている学年主任がいるが、その人も別に仕事をサボっているわけではなく定時に上がり、年休の権利を使うという極めて当たり前のことをしているだけだ。

確かにまわりに迷惑をかけているかもしれないが、それはその学年主任が悪いわけではなく、それくらいの労働量で回らない仕事の多さが悪い。

結局のところ、人を増やすか、部活動や免許更新などの仕事を減らすかしかない。
それをやらずして、観点別評価とかやった方が良さそうなことを片っ端から試す、たとえ失敗してもすぐには辞めず、そのまま残す。
こうやって、仕事を増やし続けるからどんどん成り手は減っていく。
今でも仕事が飽和しているので、1つ何かを始めるときに3つくらい何かを手放さないと辻褄が合わない。

魅力発信の前に負担軽減。
負担を軽減すれば自然に魅力を発信する人が増えるはずなのだ。

やはり、教師という職業は魅力がいっぱいだなと実感すると共にそれでも成り手が減っていくのは圧倒的ブラックだからだろうなと感じた。

終わり。

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。