教師215日目~手抜き~

スケジュール

8:15~8:30 連絡確認
8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 来訪者案内
8:50~9:40 授業
9:50~11:40 授業
11:50~12:40 授業参観
12:40~13:00 昼食
13:00~13:20 授業準備&質問対応
13:20~14:10 授業
14:20~15:10 授業
15:10~15:25 掃除
15:25~15:30 ST
15:30~16:00 初任研レポート作成
16:00~17:30 入試日程読み合わせ
17:30~19:00 成績処理

あー今週は本当に疲れた。
パフォーマンス課題の朱書きから始まり、それによって出来なかった仕事が週の終わり頃にどっと押し寄せてきた。
そこにパフォーマンス課題の授業準備や成績処理、入試業務。
パンク寸前です。
土日はゆっくり休もう。

今日は鼻血も1時間以上出てたし、体にも様々なガタが来ている。
入試業務に穴を開ける訳にはいかないので、しっかりと休養して来週に備えたい。

本来の教師の仕事であるはずの授業を少し工夫しただけでここまでいっぱいいっぱいになるのであれば何の工夫も出来るわけがない。
工夫なく、自分が今まで受けてきたりやってきた経験だけに頼って授業をやる。
そんな教師に教えて欲しいわけがないのは重々承知だが、そんな授業をしてもまだ時間的に余裕がないのだ。

そんな状態でこれ以上教師に何か求めることは出来ないと思う。

教師の本来の仕事は授業なんだから生徒が興味関心を持って学べるように授業をしろよ、生徒の為になることだからやって当然だろ。
そういう意見もすごく分かるし、僕も一時はそう思っていた。
部活動やる時間あるなら授業準備しろよ、教師は面白い授業やってなんぼだろと。

でも、それは間違っていた。
いや、その想い自体は正しいのだが部活動をやる余裕もないというのが現実だ。
毎日夜遅くまで仕事をして、土日も潰して仕事をしてそれでも余裕がないのだ。


教師になるような人は基本的に教えるのが好きで良い授業をしたいと思っている。
それがなぜ出来ないのか?
答えは簡単。
そんな時間がないからだ。
それを無理してやろうとするから体調を崩す。
教員の鬱病患者が多いという事実は今すごく納得感がある。

僕も自分に厳しく、もっともっとちゃんとやらないといけないと自分を追い詰めるタイプだったらとっくに体を壊しているだろう。
教師は優等生タイプで、出来ない自分を直視することが苦手、出来ない自分が居たら出来るようになるまで必死にやる人が多いだろう。
そういう人ほど頑張りすぎて長期休暇に入ることになる。

これからの教師に必要な力を1つ選べと言われれば今なら手を抜く力と答えるかもしれない。
明日やれることは明日やろう。
どうしてもやらないといけない仕事から手を抜けるところは手を抜いて出来るだけ楽に仕事をしよう。
この精神が大事だ。
生徒にもすごく大きな負担を掛けすぎている気がするので、適度に息抜きさせてあげることが必要だろう。
教師も生徒ももう少し肩の力抜いて自分が出来る範囲で精一杯頑張れば良いじゃん。

焦らず慌てず1歩ずつ。
出来ることからコツコツと。
そんな精神でこれからもほどほどに頑張ろう。

とりあえず、成績処理を放り出してうぉーーーつぅーーーーかーーーーれーーーーぃぃぃぃぃぃ!!!!!

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。