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放課後スイーツ物語、おもしれ〜〜〜〜〜〜

ツイッターで興がノリノリすぎて文字数超えツイートが発生したのでnoteに隔離しまして。

またブルアカの話です。
【放課後スイーツ物語 甘い秘密と銃撃戦】(なんてタイトルだ)が面白かった〜というのもありつつ、深夜テンションでいっちょ噛みしたくなったのでちょっとだけ。

今回のイベストーリー、みんな可愛かったなぁ〜〜〜〜〜ってなってます。レイサ良かったね放課後スイーツ団良すぎたね。
最近はエデン条約編がバズりにバズ散らかして、シリアスのブルーアーカイブが幅を利かせておりましたが、やっぱブルアカはドタバタ学園ギャグコメディなんだよなみたいな顔になりました。メインシナリオライターの過労ピカチュウことisakusanもなんかそんな感じのこと言ってた気がするし、知らんけど。
やっぱ盛り上がったら銃撃戦でドタバタやれるのがコメディ適正高いよねこの世界観。

親しき仲にも礼儀あり…?

ということで楽しく読んだ訳ですが、一方で読み始めの方でちょっと引っかかりがあったりしました。この弄り方、ちょっとライン超えてない?と。んで、読了後サーチしたら同じような感想をチラホラ見つけた訳です。
この引っかかりの原理はだいたいこのツイートの通りだなというところ。(勝手に引用すな)

ということで放課後スイーツ部の日常の話として、放課後スイーツ部は今現在のブルアカグループで最も学生らしい集団なんだよな…みたいな話をします。

放課後スイーツ部、割とマジでまんがタイムきらら

そもそも放課後スイーツ部、スイーツ食いたい女子高生の友人グループなんですよね。別に廃校の危機とかゲーム作りとか修行とかそういう事もなく、統治やら治安維持みたいな仕事仲間でもない女子高生グループ。
そんなこんなで他所よりも友人としての絡み方が多い。具体的なとこで言うと放課後スイーツ部サブストーリー2話みたいに個人個人が自分の興味で動くのでナツから話を持ち掛けられても乗らなかったりする。運命共同体じゃないので乗るか乗らないかは個人が決めるし、仕事じゃないので強制は全く無い。あと仲いい友人だからギリ許されてるラインの雑絡みと雑煽りが(主にナツとヨシミから)飛び交う感じとかは割と他グループにない学生らしい雰囲気。これが放課後スイーツ部の日常です。
実際、放課後スイーツ部がそういう普通の友達グループなのは放課後スイーツ部の説明文でも分かりやすかったり。

普通の女子高生たちの日常
ただし、キヴォトスにおける「普通」や「日常」であることに注意

サブストーリーでの説明文

というか話逸れるんですけどブルアカのサブストーリーめちゃめちゃ良くないですか?各グループが普段どんなことしてるかとか、先生がいないとこだとどんな会話してるのかとか、とても面白いのでさっさと話数増やしてください頼みます。
個人的なお気に入りは銃からタバスコを発射しようとするエンジニア部です。

閑話休題。
ということで今回の話でちょっと弄りキツすぎん…?というのも散見された訳ですが、放課後スイーツ部は(特にヨシミが)ラインを一歩超えて脛を蹴り合うみたいなじゃれ合いを良くするっぽいので人によってはそう感じるのもむべなるかなといったところ。

その上でよりキツさを感じやすい要因として、カズサの相談でスタートしたことでカズサ側に寄った感情移入になりやすいってところがあるのかな、と考えてみます。カズサ自身は中学の頃のこと全部忘れて、なかったことにしてしまいたい訳ですが、このカズサの都合のみで行くとみんな空気読んで黒歴史をなかったことにするのがこれの実現の最適解になります。するとレイサの蒸し返しや放課後スイーツ団とかは問題解決を阻む茶化しに見えてマイナスな印象を受けてしまう、みたいなのもあるのかも…?。

そもそもこの問題は何?

じゃあカズサの意向通りに全員空気読んで踏み込まなければ全部の問題が解決するのかというと、レイサがどうなのかって話になります。追い追われの関係ではあれどレイサはカズサを好敵手として気に入っていて、カズサも過去の自分への拒絶反応からレイサも含めて全て無かったことにしようとしつつも、急にいなくなったら気になるくらいに思い入れがあったわけで、これに蓋をしてしまうのはハッピーエンドではないだろうということでございます。ナツ曰く"悪縁から育まれた信頼関係"といったところですね。いやほんと互いに無自覚なのが良いですよね、カズレイ、キテる………。
今回の先生は割と冴え渡っていたのでカズレイの波動を検知し、カズサの意向通りにレイサを止めるだけじゃ問題解決には至らず、真に解決すべきはカズサ自身の過去への過剰な拒絶だということでカズサに継続的な面談をしていた、という訳でしょうか、自信無くなってきたな…

結局何が解決したんだ……?

ここでそもそもこの問題の解決はどういう形で為されたのかという話、なんですけど……これ案外難しくないですか?書いててめちゃめちゃ自信無くなってきた…
第8話「封印された魔獣は…(1)」がその答え合わせにあたるわけですが、カズサはこれを"私がどう受け止めるかの問題"と表現し、"「受け止め方次第」「前向きに考えよう」「気持ち次第だよ」"という言葉で励ませば解決する問題だった、と語っています。それに対し先生はこれを"言葉で解決する問題ではなかった"と言っています。
この時点でカズサはちょっと分からないところもあるけど、ある程度は分かった、とのこと。

そしてカズサの原点の話から「憧れた素敵な女の子を真似していたら、昔の自分の自分を忘れたくなって、行き過ぎたあまりヒステリー気味だった」とまとめられたわけです。
これこそが今回の問題の核であり、本人がこれに自分から気付いたことで問題が解決した、ということだと思います、多分。
そして本人はそれに到達していながら先生に誘導されて喋るまで自覚していなかったから、最後に
"…なるほど、そっか。そういうことだったんだ。"
"……本当……大人ってずるいね。"
と言い、ここでようやく相談が終わるわけです。

という訳で、この問題はカズサ本人が自分の過去を存在していてはならない汚点だとヒステリックに断定するのではなく、もっとマイルドに捉えられる冷静さや柔軟さを得ることで達成されるわけです。確かにこれは言葉をかけても本人が変わらないと解決しない問題なんですね。

ねえこれ最後に、"私は……「ナツ」"ってナツが自らのアイデンティティを突然言い出したの、カズサが憧れになろうとしすぎる余りに自らの過去を過剰に忘れようとした(≒カズサのアイデンティティの消滅)けど、最終的に自分の過去と向き合い、「平凡」な少女カズサとしてのアイデンティティをより強く確立したみたいな話に繋がってたりするの???
深夜テンションに天啓降りてきて気が狂うぞ(謎の深読み始まった)

放課後スイーツ団、かわいいね…

放課後スイーツ団が結局なんだったのかも少し妄想します。カズサが昔スケバンだったことを知った3人は不良のコスプレをして出てきた訳ですが、登場の際の発言を見るに、カズサが無理してスケバンを辞めているなら無理をしなくとも一緒にいられるようにしようということで団になったとのこと。この時点でカズサ本人からは話を聞いてないので彼女ら(少なくともアイリ)なりの友情ですね多分。
でもここなんかそれぞれで微妙に思惑違いそうな気もしますね、特にナツとか分かってて乗ってそうな気がするような深読みのしすぎのような。ナツ持ってないからどのくらい鋭いのか知らんです。
でもレイサが出てきたあとはナツが割と積極的に絡みに行ってますよね、先生を誘拐!?とかその挑戦、受けて立とう。とか。

あとヨシミは一貫してレイサのことをカズサの友人として見てる旨の発言をしてて、このあたりもレイサとの関係ごと過去を消し去るべきではないって話に繋がってたり?

ここでの放課後スイーツ団は単なる過去の蒸し返しのように見えてしまうけども、これをせず、過去に触れずのままでは順当にレイサと縁を切って終わりになりかねなかったのでファインプレーだったんじゃないかなとかとか思うんですがもうわからんね。

まあ、というわけでカズサ本人が過去を過剰に拒絶することを辞めたので、これ以降は過度に気遣わないで黒歴史として擦り倒して笑い飛ばすのが彼女らの青春らしいんじゃないかとか思う。
レイサも放課後スイーツ部に入り浸ってて欲しいよね………幸せであってくれ…………

(それはそれとして創作特有の含みのない友情を前提にしたアレソレではあるので現実の友人付き合いでここまで踏み込むべきかとかは別のお話)

オチなし

他にもカズサ⇒アイリの矢印が思った以上にドデカすぎてカズアイキテる………とかヨシミとカズサ、一生わちゃわちゃケンカしながらスイーツ食っててくれ……love……とかレイサ良すぎ良すぎ良すぎ良すぎ特にここ良すぎ

レイサ大好きになってしまったな………love

とか色々あるんですが深夜超えて早朝でクソ眠いので終わります。
眠すぎて何書いてるかよくわかんなくなってきた、ずっとそうだが。
てか第8話前編の展開とか自分で書いて整理しててようやく合点がいったんですが、他にもなんかあるのかな……
自分の読解力の無さに泣けてくるね…


さいごに、


ここのヨシミ死ぬほど楽しそうでめちゃめちゃ良いなぁってなりました。これが結論です。


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