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マイクリ  竜の国の勃興 竜王と芸人の物語


この物語は実話に基づいている。
多少の脚色がある。

ただモデルとなっている人物から想定しうる動作であり、現実の男のイメージを壊すものではないことをここに記す。

マイクリ をやったことない方はこちらの文献をまず読んでいただくと面白さが倍になるかもしれない。


プロローグ

その日、男は大金で王様に抱えこまれた。今日お届けするお話はある男のあっという間の立身出世話である。およそ破天荒気味な話ではあるがほぼ史実である。

前回は、辺境のブルーベリー國のお話(こちら)であったが、今回は世界の中心となった強国のお話である。


芸人 キヨスイ

マイクリ に国が興る前のことである。男の仕事は芸人であった。毎日、YouTubeに彼は作品を残し、フォロワーを増やしコツコツと彼の世界観を伝えていた。

YouTubeのコメント欄のつっこみコメントにもめげず毎日元気にお部屋から作品を世界に飛ばしていた。視聴者を指差すな、落ち着きがない。みな容赦ないコメントを投げ込んできていた。

彼はヒキコモリであったので1週間家から出ないこともザラである。まさにインターネット時代の芸人であろう。

勃興

その年、マイクリに戦慄がはしった。マイクリ 界に国という概念が生まれたのだ。初期の国家には9つの国がある。

9つの国のうち4国は歴史が古く、最初期から国が立ち上がった。そしてそれら4ヶ国の所有権はそれぞれの国の王が100%保持する王権国家である。

絶大な権力を持つ国々である。男はこの勃興時に動いた。どうやら彼はこの勃興を機と捉えチャンスを掴もうとしたのだろう。


ライム国

ライム国は初期4大祖国の一つである由緒正しい王国である。その国家の象徴は、ドラゴンであり圧倒的なかっこよさを備えている。恵まれている。

マイクリ 第2期のタイミングで世界最大の人口を抱える最大国家となっていくのだ。

第2期始まりの頃の勢力図

  • 海の国: 850

  • ストロベリー:700

  • オレンジ国: 1108

  • ライム:1639

  • グラファイト:793

  • グレープ:1040

  • Sage:406

  • ブルーベリー國:324

  • 流星街:328

王の名前は、「竜王やまぴー」である。彼の王になる前のことは現存する文章には残っておらず謎につつまれている。初期四大祖国は、ほぼ同じ時代に興りその差が生まれたのはこれからお話する物語も大きく関係するという歴史家もいる。

人材争奪戦

芸人キヨスイに話を戻そう。彼は悩んでいた。さてどの国に所属しようかと。彼はtwitterを用いて募集をかけた。彼は、Yutuber芸人として少し名が売れていた。

彼の募集は正直、遊び人風情の戯れにしかみえなかった。

ところがである。

このふざけてるとしか見えない募集にすかさず反応した王がいた。

竜王やまぴー

芸人キヨスイは最初に声をかけられたという理由のみでライム国に所属することとなった。


広報活動

芸人であったキヨスイは初期こそ、ライムをよいしょする作品をいくつか残していたが、だんだんよいしょの色は消えていった。たぶん、勤め人をしたことなく、継続的なヨイショは無理であったのだろう。


王は突如キヨスイに命令した。

地下労働者を束ね、国家の基礎を支えよ!!!!


はっ?????

王様はトチ狂ったのかだろうか?

芸人におよそふさわしくない命を下したのだ。

地下労働者とは?

説明をしよう。マイクリ の国々には現世にはない風習と信仰がある。

信じがたいことであるが、ただの思い込みではなく実際に効力があることろが怖い。

各国の王城の地下には幻獣が住んでいた

実際に幻獣は存在し生命をもっていた。その幻獣には不思議な力があり、幻獣がその国家の戦士たちの戦闘力を上げる効果を持っていたのだ。幻獣は、王城の地下におり、人々が奉納する供物によりその力が変わってくる。

地下労働者の働く場所はここである。地下労働者は供物を手に入れその全てを幻獣に奉納することを課せられた仕事である。

キヨスイはんちょう

キヨスイはその地下労働者組織を結成し、幻獣を育て世界最強にせよという命をうけたわけだ。

とても地味な仕事である。他国の王は鼻で笑っていたであろう。

だが、王が選んだ男が正しかった。

キヨスイはすかさずその拡散力で、面白ろ、おかしく地下労働者を募った。地下労働者が面白いわけないので、芸人の力はさすがとしか言いようがない。

彼の呼びかけでなんと労働者たちが定員まで集まったのだ。さらに彼は辛いはずの労働を楽しくしてしまった。

彼なくして地下労働者組織はうまく動かなかったであろう。ブラック企業なんてかわいいものである。気がつかないうちに彼らは働いて得た、宝物を全て幻獣にわたしてしまったのだから。

ライム国の繁栄

幻獣のおかげで国家の戦士たちは強かった。もちろん、ライム国の守護幻獣がドラゴンでありその人気は圧倒的ではあった。

さらに、ライム国には名宰相がいる。以前の物語でブルベリー王国の覇権を争ったRayDarkをも竜王 やまぴーは手中におさめていた。

こうして、ライム国の人口と収入は8か国で最大となり多くの面でマイクリ 王国の中での最大大国として君臨することになった。

第1期の終焉

芸人キヨスイとの契約の終了の時が迫っていた。

ここでキヨスイは思いがけない手をうった。

彼はFA宣言をしたのだ。

一定の地位以上のものはFA宣言(フリーエージェント宣言)を行える。FA宣言をした者を召しかかえるには多額の移籍金が必要となる。

彼の功績は明確である。他国の王もこの宣言には頭を悩ましたであろう。

ところが

さすが竜王 やまぴー である。

私財を投げ打って多額の移籍金を支払いキヨスイとの継続を更新した。彼の判断力は8か国随一の速さといっていいだろう。こうして彼は最強の国の王としての役目をはたしていく。

彼の移籍金は120,000GUMであった。現在の価値に換算すると20万円ほどになろう。この金は全てキヨスイのふところに入っていく。

そのお金をキヨスイはどうしたのだろうか?

彼はある日、王をスタジオへ呼びつけた。そして、そこでマイクリ 金箱堀りを始めたのだ。20万円ほどの価値を1時間以上の時間を使い、親指の指紋がなくならんばかりの勢いで全て使ってしまった。

この戦いには希望もあり、伝説の宝物がでれば、あるいは20万円を超える価値が得られる可能性もあるのだ。

おわりに

その結果はどうだったか見られただろうか。

お約束通り、120,000GUM(およそ20万円)の資金は泡となって消え失せてしまった。

彼は第1期の活躍とその手腕で地位を高め、FA宣言をし、大金を手にれた。そのあぶく銭も全て消え失せたのだ。

ったのは王と芸人キヨスイ。

彼らの冒険は第2期に続く

この話にでてくることはほぼ史実に基づいており、幻獣もマイクリ の世界には存在する。

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また歴史を語り合いましょう。
ではでは

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