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マイクリ ぷりぬん総帥にせまる

暴力装置という言葉をご存知だろうか。

世界を統制するには残念ながら考察しなければいけない要素である。軍隊や警察などが国家の抱える暴力装置の代表といえよう。軍隊というものは歴史には欠かせない要素であり人類の覚醒(ニュータイプ)の誕生までは軍隊という暴力装置は消えることはない。

マイクリの世界には国家が存在する。王は国家軍の長であり、多くの王はナイトとして戦地に赴いているのである。暴力装置により、国家を掌握し、富と栄華を得て国家の繁栄を保っている。軍がなければ多分国家が崩壊してしまうであろう。

そんな秩序的な流れに逆らい超国家的活動をうちたてた男がいる。なぜ非国家軍がうまれたのだろうか。今日は彼の話をしたいと思う。

★この物語内の各個人の発言は創作である。過去の史実を基に創造していること留意されたい。本人の希望で内容に関してはいつでも変更させていただきます。

ある男の話

男の名前はぷりぬん。その風貌はまるでスヌーピーのようであるが、多分他人のそら似であろう。白い犬など世界には1億匹いると聞いている。


ちょっとサングラスがやんちゃな様子を醸し出している。彼はもともと無名の1プレイヤーだった。

ところがある日のこと。

なんとなくアリーナ戦と呼ばれる私闘に参加をしたところ、本人もびっくりの連勝を記録した。彼はナチュラルに戦いの才能があったのだ。彼もそんなことは自分でも気が付いていなかった。

あまりに勝つものだから、ぷりぬんはとうとう出禁にされてしまった。パチプロのような出来事である。ゲームで出禁は前代未聞である。運営側も強すぎる男をもてあましてしまったらしい。

生きがいが失われた

彼は荒野に放り出されてしまったのである。男が戦いの快楽を覚えてしまったが最後、その呪縛からは逃げることはできない。戦士は生まれ変わっても戦士なのである。

彼は途方にくれつつDiscordの酒場を周っていた。

彼はその時に2人に出会った。 戦士のjunとエンジニアのさほである。



彼らは異様に気が合いそれから毎晩飲み歩いていた。ぷりぬんは戦いのことを忘れようとしていたのだ。3人がある日酒場で飲んでいると、となりの美女が話かけてきた。

桜子である。


桜子
は、透き通る声でぷりぬんに話かけてきた。「あなたはあの連勝して出禁を食らった強い男ね。強い男は好きよ。でも今のあなたはただの顔が、いいだけの男ね。戦いをしていない男なんて。。。くくく。 ださいわ

ぷりぬんは少しムッとした。俺だってこの剣をふるい活躍をしたい。でも戦いの場がないのだ。そう思った。その気持ちが顔に出たのだろう。

桜子は続けた。

「ばかね。戦い場がなければ作ればいいじゃないの。世界はそうやって富を循環させているのよ。全ての戦いは真の男たちが私に捧げるためにやっているお祭りなの。あなたもやりなさいな。」

桜子は異様なまでの饒舌さでコンセプトを語った。彼女曰く、定期開催の戦いを自分で主催し、自分で参加すればいい。国家を超えた軍をつくればいい。軍ができれば自ずとライバルはできる。


そういって彼女は、酒場のナプキンにその構想をさらさらっと描いた。
ぷりぬんは目覚めた

そうか。我はぷりぬん軍を創設し、挑戦してくる敵を自ら作っていけばいいのか。自分で戦争を創造さえできれば永遠に戦いができる。

彼はうれしくて仕方がなかった。彼は美しい桜子に調子にのって仮想設定を作って戦いをしたら面白いねとナプキンに彼の構想を描いた

ぷりぬんは戦う二軍の設定をさらさらとナプキンに描いてみた。

桜子はいった。

うふ。
ぜんぜんこの設定の意味はわからないわ。
ぷりぬん同士で戦うの?

でも戦う男は好き。
私は戦う男をみると抱きしめたくなるわ。

ぷりぬんは顔を真っ赤にして桜子に言った。

えっと。
えっと。
僕は妻がいるし。。。

桜子は、妖艶な微笑みをたたえ酒場を出て行った。

ぷりぬん軍の立ち上げ


彼には実行力がある。そして今は仲間のjunとさほがいる。戦士とエンジニアの仲間はあっという間にぷりぬんの構想を一緒に現実なものとして作り上げた。

さほはDiscordにITシステムを組み込み、ぷりぬん軍の館ではつねにbotがあらゆることを処理していた。junはその腕前でぷりぬんの右手となり戦をさばいていったのだ。

戦いは毎週行われた。その練り上げられた軍隊は、他国の軍からも勝負をいどまれるようになり週末になると、肉弾戦をくりひろげられるようになった。

彼は戦場を自ら作り上げ自分の世界を構築するに至った。ただ彼が軍を立ち上げに成功したころには桜子はマイクリ界から消えてしまった。

あの酒場から消えたと同時にマイクリ界からも消えてしまった。

ぷりぬん軍のシルエッタ(模擬戦)

ぷりぬん軍の定期シルエッタは毎週火曜日の夜に敢行される。その戦いは団体勝ち抜き戦である。2軍に別れ、ぷりぬん軍と自由軍に分けて戦う。自由軍はtwitterなどでの呼びかけでフリーの戦士たちに呼びかけて行う。もちろん賞品があるので血気溢れる武士(もののふ)がやってくる。

それぞれ2軍はそれぞれの作戦室で開催までに敵の戦略を推測し、その想定に基づいて戦略をねるのだ。下の写しはその戦略会議の様子を盗撮したものである

この時の戦いでは自由軍の人数が足りないためぷりぬん総帥は自由軍側の戦士となって戦った(このあたりはファジーである)。敵の戦士の特徴とリーダーの言動から当日の作戦を推測していくのだ。

このときは広域攻撃の得意な先鋒とそのあとに徳川を備えた軍様くると読んでぷりぬん軍は陣形を整えたのだ。

一方、自由軍はぷりぬん総帥の読みで徳川でくると思わせておいて肩透かしの広域攻撃で軍様を整えたのである。


ぷりぬん率いる自由軍が模擬戦を勝ちとった。ぷりぬんは戦に生きる人であった。桜子がみていたら涙を流してよろこんでいたのであろう。

もしこの戦いに参加してみたい。ぷりぬん軍に入りたいと思った方はDiscordを訪問されると良いだろう。

https://discord.gg/HNMYBY

ぷりぬん軍の躍進

彼らは独自の戦いではなくとうとう公式バトルにも戦士を送り込むようになった。公式戦はランク制になっている。

ぷりぬん軍は正式の国家軍と比べればまだまだ弱小である。彼は自軍をDoragonEgg(ドラエグ)に集中させることにきめた。正式国家軍は、超大国のプライドと収益を支えるためどうしても、トップのナイトたちは、Red DragonやBlue Dragonと呼ばれる頂上戦に力を入れる必要がある。

超国家の私軍であるが故に国家軍では集中できないエリアに集中できるのだ。彼は独特のしろい犬の衣装をまとっている。

最近、デュエルカップではこのような姿の戦士たちをみかけることが増えたのではないだろうか?かれらがぷりぬん軍である。彼はその犬の衣装を参加した戦士達に配った。そして、誰にでも買えるように一般販売もしている。



かれはドラエグ部門にしぼって彼の軍人達を送り込んだ。いまやドラエグ界を席巻しようとしているのだ。彼らは白い狂犬と呼ばれ恐れられた。(いやよばれていません。)

ライバルはあらわれるのか

ぷりぬん軍レベルの統率をとれている軍隊は国家正規軍のみである。ライム軍やグレープ軍はその典型であろう。狂犬のような流星街も鬼のような強さの軍の一つである。

だが、超国家軍を統率できているのはぷりぬん軍だけである。出る杭は打たれる。とうとう彼に対抗するものが生まれるのかもしれない。

昨日の晩に酒場の掲示板に突如現れたポスターが多くの人の目を釘付けにした。こちら

彼は一生戦う相手に困ることにならないのだろう

まとめ

マイクリの世界の政治と世論は主にtwitterとDiscordにて展開されている。国ごとのサーバーやぴっぴ教団、ピカソ国などの超国家集団はそれぞれのサーバーを保持している。

もちろん、ぷぬりんもさほの力を借りてハイテクのDiscordの城を持っている。日々そのサーバーでは、戦略論やパパ、ママの雑談が繰り広げられている。ぷりぬんはパパ、ママに優しい軍らしい。

また歴史を語り合いましょう。
ではでは


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