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らめれこボドゲコラムvol.012_ノートルダム

vol.012-ノートルダム(2007年)

こちらの記事にいらっしゃった皆様、こんにちは。
らめれこげーむず!の「うにかんてんてー」と申します。
今回も楽しく、ボードゲームレビュー行ってみよう!

前回に引き続き推しデザイナー編として、今回はフェルトを紹介します。
フェルトのゲームは、実在の建物や街などがよくモチーフになっていて、
今回紹介するのもその一つ、って先日火事でニュースになりましたね。
フランスの大聖堂をモチーフにしたゲーム、「ノートルダム」です。

このゲーム、まずボードの形がヘンテコな所にまず注目して欲しい。
3~5人で遊ぶ際に、それぞれ違った組合せ方でボードができるのです。
これを見た時点で、「おおっ、ボードゲームって面白そうだなぁ」
って思わせてくれる事間違いなしです。(実際私はそう思った。)
※下の画像は、5人プレイ時のボードです、カッコイイでしょ?

ゲームは、全員に配られた9枚のアクションカードから、
毎ラウンド3枚ずつ引き、やりたいアクションカード1枚を選んで、
隣のプレイヤーに残りのカードを渡す、という所謂カードドラフトを行い、
結果的に、全体で18アクションやって名声ポイントを多く集めた人が勝ち。

点数を稼ぐアクションは、ある程度決まっていて、
それらをどのタイミングでやるか、が悩みどころなんだけど、
出来るアクションはカードドラフトで決まってしまうので、
とってもままならない感があるんですね。ま、そこが面白いんだけど。

また、ちょっと気を抜いていると、街中にネズミが大繁殖してしまい、
名声を得るどころではなくなってしまうので、注意が必要なのだ。

勝ち方的には、適度にネズミ駆除をしながらお金をしっかり貯めて、
やっぱりノートルダム大聖堂への寄付をちゃんとやる事かなー。
もちろん、街の有力者への賄賂も大事ですよ、世の中ゼニやねぇw

初期フェルト作品の中でも人気のゲームで、
個人的にも、フェルトゲーム未プレイの人には一度はやって欲しいゲーム。
最初のインストの内容が多くて大変かもしれないけど、
意外とやれる事は単純なので、中量級ゲームのステップアップにも是非。

何気に慣れてくると、60分以内に決着がつくのも嬉しい所で、
気力さえあれば、もう一回やろうって言いたくなるゲームですよ。
(そこそこ考えるので、疲れてもう一回とは言えないかもしれないけど。)

なお、ロールプレイ的には、
「馬車で観光旅行に行ってきまーす!」
「俺の友人に公園で遊ぶのが好きなヤツがいるんですよー」
「疫病など無視して、金儲けにはしるのじゃ、わはははーっ!」

とか使えると思います、どうぞ。

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