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らめれこボドゲコラムvol.011_ジャングルレース

vol.011-ジャングルレース(2018年)

こちらの記事にいらっしゃった皆様、こんにちは。
らめれこげーむず!の「うにかんてんてー」と申します。
今回も楽しく、ボードゲームレビュー行ってみよう!

さて、無事2桁台に入ったので、また推しデザイナー編やりますか。
って事で、今回のテーマはルチアーニの「ジャングルレース」です。

こちらは、ルチアーニの商業デビュー作である、
「魚市場」のセルフリメイクだそうです。確かに内容は一緒だ。

フレーバーは、5頭の動物レーサーによるカーレース。
プレイで使うのは、この動物レーサーのイラストが描かれたカードのみ。
注:ゲームボードのようにサーキットを表現するカードもあります。

ちなみに、イラストはなかなかに味のある雰囲気です。
キリンの首をよくぞこの形で上手く収めたな、って思うし、
オオカミのアゴがすごい目立つな、って思う。

各プレイヤーに7枚ずつカードが配られ、
手番では、プレイヤーはカードを出すか、パス宣言して降りるか。
カードをプレイすると、そのレーサーの順位が一つ上がりる。
なお、そのレーサーが一位の場合は、エンスト起こして最下位に転落。
パスする場合は、手札を全て裏向きに伏せて、一旦ゲームから抜ける。

全員が、カードを出し切るかパスして抜けるかしたら終了。
この時のレーサーの順位が得点になるんだけど、
得点計算は、7枚全部を集計するので、実は初手パスもアリ。
もちろん初手パスだと、完全に運だけのゲームになるんだけどね。

勝ち方的には、手札で重なってるレーサーをいかに上位にするかで、
多分重なってるレーサーのカードを晒さずに様子を見つつ、
必要ならプレイ、そのままで問題なさそうならパス、って感じかな。
なにしろ晒すと、他人に警戒されるだけだからねぇ。

ルールは簡単で、そのわりに適度に悩みどころもあり、
いい感じにライトなゲームを楽しめるのではと思う。
ルチアーニ作品だし、ロレンツォとかバラージやった後とかの、
クールダウンとかに使っても良いんじゃないかな。

なお、ロールプレイ的には、
「この亀ヤロウ、とろとろ走ってんじゃねぇぞ!」
「私はウサギを応援してます、アナタもそうでしょ?」
「きりりーん!(とか言いながら、キリンの車をエンストさせる)」

とか使えると思います、どうぞ。

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