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ビッグクラブに到達するには...?

急激に増え始める若手日本人選手の海外移籍。(J→ヨーロッパ)昨シーズン終了後には斉藤光毅(横浜FC→ロンメルSK🇧🇪)、原大智(FC東京→イストラ🇭🇷)などがヨーロッパへ旅立った。また、STVVで出場時間を確保できなかった中村敬斗は一度ガンバ大阪に戻ってからのレンタルという形でオーストリア2部へ。(ガンバ大阪→ FC Juniors OÖ🇦🇹)

ただ、正直な所、彼らが移籍したチームは知名度は高いとは言えず、実力も未知数である。ではなぜ彼らはこのようなチームを選んだのか。私はそれは今後の「ステップアップ」を意識した選択なのではないかと考える。理由は次の通り。

・斉藤光毅が移籍したロンメルSKは2020年5月にCFG(シティフットボールグループ)に加入。
・原大智が移籍したイストラはスペイン1部のアラベスと提携を結んでいる。
・中村敬斗が移籍したFC Juniors OÖはオーストリア1部LASKリンツのセカンドチームのような立ち位置のクラブである。

このように他のチームよりもステップアップしやすい環境が整っている。実際にリヴァプールに移籍した南野拓実もRBグループの1つであるザルツブルクからの移籍である。最終的にビッグクラブに到達したいと考えるならば、ただヨーロッパに行けばいいというわけではなく、どこのクラブならば「見られやすい」環境なのかしっかり吟味する必要があるかもしれない。
今後も海外移籍は更に増えていくと思う。日本人選手のヨーロッパでの活躍に期待したい。

推薦
三笘薫 (川崎フロンターレ→カディスCF🇪🇸)
完全に妄想。年齢的にも五大リーグ以外からのスタートだと時間が掛かりそうではあるので昇格組のカディス。フロンターレとは志向するスタイルが全く異なるが、カウンターで彼のスピードとドリブル突破を活かせるのではないかと思う。守備力の向上にも繋がりそうだ。

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