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Bucharest での雑記 〜それこそ私にとってマインドの燃料なんです、などと思いながら〜



ブカレストに行ってみてほしい。
またブカレストの街に魅せられてしまう。
ブカレストに行ってみてほしい。ー2回目

1箇所にいるのではなく、街の1番の中心から少し離れるとか、その逆をやってみてほしい(投げやり)。

ある一定の場所のみが惹きつけるのではなくて、移動の中で見受けられるその街の恐るべき(個人的)グラデーション。
フランスの影響を受けている街のダウンタウンの建物だけど、フランスで見るそれらとは何かが違う。Art nouveau だけど、それだけじゃない。
全く悪い意味でなく、説明しづらいのがあるけど、絶妙な“錆びれ”が漂っているという印象を受ける。

同じ音(サビレ)だけど、「寂れ」と書いた方が的確なのかもしれない。

それが何か強烈に心に惹きつけてくる。

中心街から離れると全く違う政治的影響を受けた街並みがあったりする。
そして街のエネルギーがそのグラデーションの中で揺れ動いているような印象がある。
ルーマニアには暗い過去もある。
そこから爆発的に変わろうとしているような印象もある。

参加していたイヴェントの15分くらいの休憩時間に散歩。すぐ近くに石造りの建物、誰も使っていないオフィスやアパートがあって、中を見るとホコリがかっていたり、イスやファイルなどが錯乱していた。
誰かが何年か前、または最近まで確実にいたはずなのに、誰もいないない。

写真を撮った。
もしかすると、幽霊が写っているかもしれないと思った。



最近になって、ルーマニアは西ヨーロッパのシェンゲンエリアの一員になったり、人々の多様性を受け入れるような政治的な方に向かいつつある。

それがルーマニアへの旅を易しくしてくれている。

人々の性格が暖かい。のんびりしている。

ルーマニアのどんなスタイルの街並みであっても、例えばフランスの影響を受けた街並みでも、完全にフランスっぽくない何かがあって、それがルーマニアの街を魅力的にしてると思った。

それが何かをもう少し具体的に掴むために、また訪れたいと思う。

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