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ステージの後で
...あなたさあ、あそこの歌詞...一番歌の中では盛り上がってキメるとこでしょ、でも私わかるんだけどあれ、あなたの本当の気持ちじゃないでしょ?
ちょっとビジネスがかってるというか、わかりやすく狙ってるとこっていうかぁ。
その辺で一番歌の中で「愛」についての内容が濃くなるのよ。でもあなたは実はその部分が出すほどの愛には背いてるというか、そっけない態度なのよ。
いやもちろん歌唱の出来は最高だったわ。
でもわかるの。
それはあなたがその危険な部分も何処かで理解しているから、歌詞が扱う距離感と普段のあなたの哲学に基づく距離感とそこでギャップが生じてるのよ。
でもやっぱり作品的には外すわけにもいかないとも思ってる、でしょ?
....え?
ちょっとそんなシリアスにならないでよね。
それがあるからがっかりしたとか言いたいわけじゃないのよ。それ以上に惹きつけられちゃったからさあ今夜は。
でね〜...あなたの本当に気持ちが入ってるのってもっと景色的な部分でしょう?
あ、当たった?
わかるの〜、もっと推移していくつかみ所のないところよね。
さっきメンションしたようなさぁ、極限まで抽象化された何かじゃないのよ。それを使ったら何が起こっちゃうかっていうと....あ、ちょっとビールくらい奢るからさ🍺待ってて。
“葉巻の煙”
Photo: In Brussels, by Luk Bellens
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