見出し画像

「市区町村名 用途地域」で検索すると面白い!

以前、「ゼロから始める宅建士:建築基準法の用途制限についてまとめてみました」で、個室付浴場(ソープランド)は商業地域にしか建てられないと知り、本当かどうか調べる方法がないかと思っていました。

何気なく「台東区 用途地域」(東京都台東区に吉原があります)で検索したところ、Google Mapみたいな地図に用途地域が示される地図を見ることができました。

確かに商業地域でしたね。

他にも調べてみたいと思い、次に新宿歌舞伎町はどうだろうかと調べてみましたが、やはり商業地域でした。

渋谷駅周辺についても調べてみましたが、同様でした。

では、いわゆる港区女子なる人々はどの用途地域に住んでいるか調べようとしたのですが、どこに住んでいるのかわからないので、とりあえず六本木ヒルズで調べてみました。

六本木ヒルズは商業地域でしたが、道路沿い以外は中高層住居専用地域や住居地域があり、六本木=繁華街、飲み屋、外人、チャラチャラというイメージだったので、意外でした。

おまけとして、同じ港区に本社がある東芝はどうなんだろうと思い、調べてみました。

準工業地域でした。本社ビルは賃貸らしく、有価証券報告書を見たところ、家賃は年間60億円くらいでした。これがこの立地で高いのか安いのかは分かりませんが、このさい某社みたいに地方へ本社機能を移して経費削減するのもいいかもしれませんね。有価証券報告書を見ると、売上は毎年減っていっているんですし、人は辞めていっているみたいですし、じり貧なんですから。

湾岸タワマンについても調べてみましたが、なんかビミョーなところに建てているなぁという感想が・・・。

私が住んでいるところについても調べてみましたが、住んでいるところは第1種中高層住居専用地域でしたが、周囲は準工業地域だらけでした。

宅建士を受験する際、用途地域についてイマイチイメージがつかないという場合は、自分が住んでいるところがどうなっているかから調べてみるといいかもしれません。ほとんどの自治体が公開しているはずなので、Googleで「市区町村名 用途地域」で検索してみることをお勧めします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?