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ゲーマーじゃないけどゲーミングPCと思われるもの、買いました

昨日深夜にふと「メインPCのパソコン、買い換えようかな」と思い、今朝、衝動買いしました。

理由はいくつかあるのですが、主だったのを挙げると

  • メモリは32GB積んでいるのに、朝は快適でも夜になるとどんどん重くなって、シャットダウン前にウィンドウを閉じていくとき、1枚閉じるのに数十秒待たされることが多くなった(タスクマネージャーを見た感じではエクスプローラーが原因のようだが、これはマイクロソフトの仕様だろうから仕方ないかもしれない)

  • 今のPCはいわゆる自作PCという奴で、「M.2のメモリの性能とやらを見せてもらおうではないか」とM.2のメモリを買ってCドライブを1TB、Dドライブを2TBにしたのだが、M.2はヒートシンクをつけた方がいいということでつけたのに、いまだに表示されるデータの読み方が分からないCrystalDiskInfo(https://crystalmark.info/ja/software/crystaldiskinfo/)を見るとCドライブの温度が60度と表示され、しかも買って2年も経たないのに健康状態が65%まで下がるのは嫌だなぁと思った。ちなみにDドライブの方は24度で健康状態も100%となっており、総読込量・総書込量が1桁違うことからCドライブが頻繁に使われているからなのかなーくらいの想像しかできない。

  • 去年の夏頃からジャストシステムのソフトのアップデートをしているにも関わらず、同じ更新日のアップデートモジュールをJUSTオンラインアップデートで知らせてくるのがうっとうしく、サポートに問い合わせようとしたが電話でしか受け付けておらず、電話嫌いな私にとって心理的障壁が高すぎて問い合わせるのをやめた。ちなみに2,3日前にATOK Passportに関するアップデートがリリースされたのでアップデートをしたが、その後更新の通知が出てこないので一太郎関係のインストール情報が壊れているのではなかと思うのだが、先にも書いたように電話でしかサポートを受け付けておらず、電話だけで解決できるのか非常に疑問にも思っている(「一度アンインストールしてみてください」のお約束定型文もアンインストールできるソフトの一覧に名前が出てこないのだからどう解決するのだろう?)。

  • これをきっかけにほとんど使ってないことからジャストシステムの一太郎や花子とそれにバンドルされているソフト(JUST CALCやJUST NOTEなど)や、Adobe Create Cloudを使うようになったことからJUST PDFなんかも削除したのだが、Windowsの[設定]→[アプリ]→[インストールされているアプリ]の一覧には出てこないのに、スタートメニューにはJUST PDFが残っていてしかも使えてしまう。フリーウエアやシェアウエアのアンインストールソフトを使ってもダメなので、ATOK以外のジャストシステムのソフトはずいぶんと行儀が悪いなと改めて思うようになった(パソコン老人会の話になってしまうが、一太郎 Ver.3やATOKが登場し、爆売れしていた頃、パソコン通信ではソフト開発者が「ATOKはMS-DOSのシステムコール(だったかはちと自信ない)をつかみっぱなしにするので、他のソフトがそのシステムコールを使いたくても使えないといったことがあるのでソフトの作り方として行儀が悪い」といった感じのことを異口同音に掲示板に書かれていたことを思い出す。ちなみに信じられないかもしれないが、一太郎をテキストエディタとして使ってソフト開発をしていた会社があるなんて話もあった)。

CドライブのCrystalDiskInfoの情報
DドライブのCrystalDiskInfoの情報
繰り返されるJUSTオンラインアップデートの通知画面

と、PC本体とジャストシステムのソフト関連が原因で買い換えることにしました。

PCは5年くらい使い続けるつもりで買っているので、メモリは多めに(32GB)、CPUはオーバークロックは要らないけどその時入手できる速い奴(Intel Core i9-9900)、モニターはできるだけ大きいの(インチ数だけでなくピクセル数も。今だとモニターが大きくなればピクセル数も上がっていろんなソフトをあまりオーバーラップさせずに済むようになったけど、これまた昔の話だけどMacintoshを使ったことがなく、MS-DOSやWindows 3.1しか知らない人達はモニターのサイズが大きくなってもピクセル数は640x480のままなのが当たり前(つまりテキストの文字が大きくなるだけ)で、私が卒論のために入った研究室の人達も画面が大きくなればピクセル数(というかワークスペースというの?)が広がることを知らない、分からない人ばかりで、私の方がへんな奴扱いされたりした)を選んでいたけど、メモリとCPUはどうも失敗だったようです(ソフトが機能てんこ盛りで重くなっていったのも関係しているかもしれませんが)。モニターは今のPCにする前に早々に1920x1200から4K(3840×2160)に切り替え、27インチのを3枚使っていますが、持ちこたえているのはこれくらいですね。4Kも31インチくらいだと27インチの1920x1080のモニターと同じくらいの文字の大きさになるみたいですが、31インチを3枚並べるのは机の広さや部屋のスペース的に無理なので、4Kのモニターを検討されている方はショップなどへ行って実際に見ることができるのなら確認してからの方がいいと思います。4Kを買っても150%まで拡大して使うのは愚行だと思いますし、だったら最初からその解像度のモニターを買えよって思います。

グチグチ書いてきましたが、自作も市販も価格差はほとんど無くなってきた感じなので、現在サーバーとして使っているPCがエプソンダイレクト(https://shop.epson.jp/pc/desktop/)から買ったものなので、メインPCも同じにしようとエプソンダイレクトにアクセスしカスタマイズしていったらWebページには27万円~と書いてあったものが80万円を超えてしまい、「さすがにこれはちょっと・・・」となりました。グラフィックボードとメモリ、ストレージが主な原因ですが、グラフィックボードだけで26万円アップなのはキツすぎます。

さてどうしようと思っていたら、アニメの声優さんのラジオ番組の中で「ガレリアのゲーミングPCを買ったけどいいよー」といっていたのを思い出し、調べてみたらドスパラ(https://www.dospara.co.jp/)のPCと分かりました。PCのパーツショップの組み立てPCってどうなんだろうと思いましたが、とりあえず同じような構成で見積もったら40万円ちょいと、エプソンダイレクトの約半分の値段でした。

他にもいろいろな構成例があったので、試しに最上位と思われるこちらのPC(https://www.dospara.co.jp/TC30/MC13091-SN4243.html)をCPUやメモリ、ストレージあたりをいじって今使っている構成とほぼ同じにしてみたところ、約14万円アップの68万円くらいで済みました。

エプソンダイレクトよりCPUとグラフィックボードのスペックは上がっているのにドスパラの方が安いのは魅力的です。

ここでふと今使っているPCと、ドスパラカスタマイズPCのスペックやベンチマークの違いはどうなんだろうと思い、まずはNVIDIAのWebページ(https://www.nvidia.com/ja-jp/)にアクセスしてみたところ、こんな感じでした。

GPUは右から左のものに変わる

2年前に買ったときはミドルレンジのグラフィックボード(GPU)だったと思うのですが、約2年経って一番いいのと比較すると性能が1桁違ってて驚かされます。お値段も4~5倍くらい違いますが。

次にIntelのWebページ(https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html)にアクセスし、CPUとマザーボードのチップセットの比較をおこなってみました(縦長すぎて読めないかもしれませんが)。

CPU

CPUは右から左に変わる

チップセット

チップセットは右から左に変わる

CPUはコア数が増えたねぇ、くらいしか分かりませんし、チップセットに至ってはUSB 3.2が増えたのとPCI Expressの構成が変わったな-くらいしか分かりません。「ピーター・リンチの株で勝つ」という本で以下のような記述があるのですが、そんな感じです。

 最近もこんなことがあった。私の会社の机の上に誰かが置いていったレポートには、次のような会社が素晴らしい投資チャンスとして推奨されていた。その会社は、一メガビットのスタティックラムとコンプリメンタリー・メタル・オキサイド・セミコンダクター(C—MOS)をつくっている会社で、他にもバイポーラ・リスク、フローティング・ポイント、データ・I/Oアレイ・プロセッサ、オプティマイゾンブ・コンパイラー、一六ビット・デュアルポート・メモリー、ユニックス・オペレーティング・システム、ウエットストーン・メガフロップ・ポリシリコン・エミッター、ハイバンド・六ギガヘルツ電磁波、ダブル・メタリゼーション・コミュニケーション・プロトコル、アシクロノス・バックウォード・コンパティビィリティ、ペリフェラル・バス・アーキテクチャー、フォーウェイ・インターリーブド・メモリー、一五ナノセカンド・ケイパビリティーなどで特徴づけられる製品をつくっている……。
 さて、この説明を聞いて、何が何だかさっぱりわからない人は、たとえ証券マンが天文学的な倍率で儲けられる滅多にないチャンスだといくら言っても、この会社の株は避けるべきである。

ピーター・リンチの株で勝つ[新版] - ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド

もっともマザーボードはCPUの種類に依存してて対応しているものを使わざるを得ないので、拡張スロット(PCI Express)がどうなっているのかな、
実際に積めるメモリ(スロット数)はどのくらいかくらいしか比較するところがないのですが。

なので何かしらのベンチマークが掲載されたWebサイトを検索したところ、「BTOパソコン ミニ館 ~ BTO/自作パソコン初心者入門」というサイトで比較されていました。

CPUのベンチマークの比較

PC専門のWebサイトや記事を見ると、いろんなベンチマークで比較していますが、新しいモデルが出ても数パーセントしか性能が上がってないことが多いですが、2年も間が空くと(実際の発売時期での比較だともっと長い)3倍くらい差があって、このくらいの性能差がないと買い換えをしようという気になりません。でも2年でこれだけ性能差があると製品寿命の短さに悲しいものを感じます。

そこそこのPCが買えてしまうくらいのGPUの値段のせいで今使っているPCの倍くらいの値段になってしまいましたが、5年くらいは使い続けるつもりなので、やはり高いとは思っても「ぐぬぬ」と注文しました。米国株である程度の資産を築けたのですが、夜寝て朝起きる間に何もしなくても毎日当たり前のように100~300万円資産が上下するので、そういうのもあって金銭感覚がおかしくなっている部分も関係しているかもしれません。

カスタマイズの内容は以下の通りです。

カスタマイズした内容(1/2ページ)
カスタマイズした内容(2/2ページ)

今朝注文して明後日には届くのでずいぶんと早いです。デルでPCやモニターを買ったときは2~3週間待たされたりしましたから。

あと新しいPCが届いてもモニターをつなげないと必要最低限のセットアップができません。今使っている4Kモニターの1枚を外して使おうかと思いましたが、エルゴトロンのモニターアームに取り付けているため、取り外しても独立して立たせることができません(モニターに付属していたスタンドは購入直後に捨てました)。

どうしたものかと思っていたらジャストシステムの通販メールにこのようなポータブルモニターがありました。

18.5インチはちょっと大きすぎると思い、Amazonで似たようなものを探してこれにしました(これを書いた時点では4,000円 OFFのクーポンが適用されるのでそれに釣られた部分もあります)。

15.6インチならちょっと大きめのノートPCと同じくらいですので実用上問題ないと判断しました。標準HDMIでつなげられるのもいいと思います。

PCのセットアップのために買うのはもったいないという気もしますが、無いとどうにもなりませんので、その後の使い道についてはおいおい考えていきたいと思います。

セットアップは私の部屋ではもう1台PCを置くスペースがないため、台所で作業することになると思います。その点でも上記のポータブルモニターの存在は有り難いのではないかと思います。

キーボードとマウスは使っていたのがまだ残っているのでそれを使うとして、他にはLANケーブルとHDMIケーブルとテーブルタップを用意する必要があります。部屋のどこかに余っているのがあるはずなのですが、積ん読の山&ゴミ屋敷状態なので探すよりも買った方が早いということで先ほどAmazonで注文しました。

あとはPCが初期不良を起こさないことを祈るばかりです。

ところで今使っているPCのM.2に記録されているデータってどう消去するのがいいんですかね。取り外してパッキンと物理的破壊なんでしょうか。

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