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ゼロから始める宅建士:価格と価額の違いについて

税理士試験を勉強していたときも「価格」ではなく「価額」という言葉が普通に使われていて、この2つがどう違うのか講師に聞いた覚えがあるのですが、忘れました。

広辞苑によると

価格:物のねうちを金額で表したもの。あたい。ねだん。
価額:価格に相当する金額。

とあり、よくわかりません。

そこでぐぐってみたところ、以下のWebページの解説がわかりやすかったです。

価格は英語でPriceに相当するもの。価額は英語でValueに相当するもの。Valueということは価値ということができそうです。

通常は価格=価額でしょうが、何かしらの理由で差が生じることが考えられます。株式投資でいったら、100円の価値があるのに何故か50円で売られているものを買う。いわゆるバリュー投資です。この場合ですと、100円が価額、50円が価格と言えそうです。

で、上記Webサイトの最後に「損害賠償や課税は当然、価格ではなく、価額を基準にされます。」とあるので、税理士試験や宅建士試験では「価額」が使われることになります。

ああ、なるほどと納得した次第です。


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