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キュワワーソロラン記録

はじめに

皆さんはじめまして。筆者のよりたきと申します。
今回は2023年2月2日にジェムでの先行実装、そして本日2月9日にエオスコインで無料解禁された新ポケモンキュワワーについてソロランクで100戦以上使用してみた所感を述べたいと思います。
(ちなみに戦績は100戦時点で40%ほど、お世辞にも良い成績とは言えないので勝率至上主義の方には読む価値がないかもしれません。)

キュワワーとは

キュワワーはサポート型に分類されるポケモンで、技を使うと味方のポケモンと合体できる特徴を持つポケモンです。合体している間は体力の継続回復とダメージ無効状態となります。
合体技は単体回復か相手の妨害かを選択できるため、両チームのポケモンによって相性の良い技を選択することになります。技や特性の仕様はデータベースやWikiにあるので割愛します。

評価

肩書き上のスペックだけを見ると一見強そうに見えるキュワワーですが、決して強いポケモンとは言えません。キュワワーの合体技は指定ポケモンがいない場合はそもそも発動できず、通常攻撃は貧弱、もう一つの攻撃技二種類もサポート性能に特化しているためダメージソースとしては機能しません。
つまり単体で見ると、他のサポートポケモンよりも技が一つ少ないのと同義であるためめちゃくちゃ弱いです。

強み

キュワワーの強みや差別化点を次のように分析しました。

①本来サポートが行き届きにくいポケモンへのサポートがしやすい
②特定のポケモンと強烈なシナジーを発揮する
③仕様を活かしたテクニックで器用な立ち回りができる
④レーン戦最序盤でのダメージ交換に優れる

以上の4つとなります。
1つずつ解説していきます。

①本来サポートが行き届きにくいポケモンへのサポートがしやすい

キュワワーは合体したポケモンと共に行動する為密接したサポートを付与することができます。
この特徴から本来機動性に欠けるサポート型ポケモンが苦手とするアサシンや高い機動力を持つファイターへの常時隣接したサポートを行うことができる点は他のサポート型ポケモンには出来ない芸当と言えるでしょう。
これはVCで連携が難しいソロランでも言えることで、味方のアマージョなどの急なエンゲージに反応出来ないなどの連携ミスが生まれると単体では機能しにくいサポート型の強みを活かしきれなくなりますがキュワワーの場合貼り付いていればいつでもサポートができる為咄嗟の連携が取りやすい事が大きな強みだと思います。

②特定のポケモンと強烈なシナジーを発揮する

キュワワーの合体先として相性がいいポケモンをtier表にまとめてみました。基準は以下の通りです。

Sランク:試合序盤から終盤にかけて常に相性のいいポケモン

Aランク:合体先が成長した後で高い相性を示すポケモン

Bランク:特定場面や技で相性が良くなるポケモン

Cランク:Dよりはシナジーありそう

Dランク:生還したい時に直ぐには死ななそうなポケモンだったりかなり限定的な場面(ユナイト技のみなど)でシナジーがあるポケモン

Eランク:あんまり乗らないし複数いたらキュワワーをピックしないレベルのポケモン

簡単にピックアップして解説していきます。

Sランク

・マッシブーン
最序盤から強く学習装置で最初のチルタリス戦までに5レベを作る事ができます。
フラワーヒールでも場持ち向上も良し、天使のキッスでマッシブーンのばかぢからなどにあわせて妨害効果を重ねるも良しと非常に相性が良く、同じレーンで採用するとレーン戦の勝率はかなり安定しました。

・ルカリオ
こちらも最序盤から強く、機動力もあるので猛攻ダンベルからの帰還サポートがしやすいです。
神速型の場合学習装置で最初のチルタリス戦でレベル5になっていれば天使のキッスで纏めて神速を複数回当てやすく出来るため極めて強力です。
グロウパンチ型の場合はグロウパンチの後に天使のキッスで敵を集める事でインファイトを刺しやすくすることもできます。

・マンムー
こちらもレーン戦が非常に強く妨害効果を重ねやすい点、回復でマンムー自体の場持ちを良くする点の両面で相性が良いです。ディフェンス型で耐久も高い為キュワワーの弱みである合体先のポケモンがKOされると自分も続けてKOされやすい部分をケアしやすいです。2進化ポケモンなので終盤も腐りづらく、集団戦のエンゲージ役として息を合わせることで強みを発揮できます。

・ニンフィア
マジフレ型ニンフィアに限りますがフラワーヒールと組み合わせることで非常に高い前衛性能を持ちます。4Lv進化で序盤からの戦闘能力に長ける為学習装置で早期にニンフィアを成長させる事でレーン戦を非常に有利に進める事ができ、ゲームメイクに寄与できます。

・マリルリ
アクアテールの回復に回復を合わせる、ユナイト水の波動に合わせて天使のキッスで敵を纏めて殲滅すると言ったシナジーがありレベル4進化であることから序盤でパワースパイクを迎え、そこからゲームメイクしやすい点が挙げられます。

・ウーラオス
連撃ウーラオスとの相性が非常に高く、水流連打の合間に天使のキッスや草結びを挟む事で破格のスノーボール性能を強化します。連撃ウーラオス自体に回復性能もある為そちらを強化して前衛での継続戦闘性能を高めるのも非常に好感触です。ただし進化前のダクマが最弱レベルのため同レーンに行くよりは中央→1ガンクで合流し、ガンク勝率→カジャンなどに行くのが強いかと思います。

Aランク

・アマージョ
5レベル以降、特にアマージョになってからは非常に強いです。アマージョの技がトリプルアクセルにしろふみつけにしろ、アマージョの極めて高い戦闘能力を間近で補佐できるためうまく育てる事ができれば非常に強力です。おすすめは天使のキッスで敵をまとめてKOしやすくするのが良いですが継戦能力を高めるフラワーヒールでもシナジーを発揮します。

・バンギラス
バンギラスの弱点であるユナイトを吐いたら敵に逃げられてしまう点を天使のキッス+の移動速度上昇及び引きつけ効果によってカバーします。回復による継戦能力向上でも相性は非常に良いです。敵を纏めてバンギラスに一気にKOを集めることができれば非常にファイト面は強力ですが、同レーンで組むとガンクを貰いやすくスノーボールの起点にされる可能性が高いためサポートするのは進化後になる事が多い点がネックです。

・ゼラオラ
放電ボルトチェンジ型と特に相性が良いです。
本来はまだパワースパイクではないレベル6から非常に強く、ボルトチェンジに合わせた天使のキッスでダメージトレードを優位にする事ができます。放電を覚えてからは放電の範囲内に敵を纏めてKOを狙う事ができます。

・フシギバナ
ソーラービームは帰れ花びらの舞とギガドレインが揃うレベル7からが非常に強いです。天使のキッスで花びらの舞+ギガドレインの範囲内に敵をまとめることで非常に高い耐久と技回転効率を達成します。

・カメックス
特に潮吹き高速スピン型との相性がよく、高い範囲火力の中に敵をまとめる事ができます。まとめた敵をそのままカメックスのユナイトでKOすることも可能で耐久も高いため合体先としても安定します。
耐久を活かした前衛での継戦、スピン潮吹きからの戻り時のサポートにフラワーヒールを取っても相性は抜群で特にカメックスが13レベルになる事ができるのであれば回復込みで非常に高い耐久を実現できます。

・ガブリアス
ガブリアスの苦手とするエンゲージ後の戦闘拒否とポーク、引き打ちを天使のキッスで無効化し、強制的に攻撃範囲に引きずり込むのが強力です。
穴を掘るやドラゴンクロー+ドラゴンダイブの妨害に合わせてやる事でバリューが非常にでやすくなり、万が一技を外しても天使のキッスが広範囲なのでリカバリーも効く点が強力です。

Bランク

・カビゴン
じたばたのヘルス管理をフラワーヒールで行う事で高い火力を維持できます。
ただしじたばたが許されるかどうかは別
ヘビボン型の場合妨害を重ねられますがカビゴン単体で完結しているためキュワワーがサポートする必要性はあまりありません。

・ヤミラミ
キュワワーがヤミラミと合体している間にヤミラミがステルス状態になるとキュワワーもステルス状態になります。
これを活かしてステルスからの奇襲による非常に高い妨害効果の重ねがけ、戦闘からの脱出において非常に便利です。
また抜け性能が高いことから非戦闘時の抜けにおいてヤミラミとセットでゴールを決める事で相手のセカンドゴールなどに大きな打撃を与えられます。

・ヤドラン
とくせい+フラワーヒールで全然死なない

Cランク

・ハッサム(ストライク)
特にハッサムとの相性はよくバレットパンチの範囲に天使のキッスでまとめる、フラワーヒールで回復する、どっちにせよ場持ちが良くなります。

・ウッウ
ダイビング+エアスラッシュ型との相性がよく、11レベルまでのサステインを補助したり、機動力を活かして敵のバックラインを妨害で潰しに行くこともできます。ウッウのユナイトが固定砲台なのでユナイトを合わせて上げることでおたすけバリア+回復による場持ち性能を向上させることもできます。

・ゾロアーク
イリュージョンされると合体が強制解除されます。敵陣に置き去りにするな💢
機動力が高く辻斬り、騙し討ち共に最終弾までのコンボが繋がるとかなりの火力が出るため天使のキッスでまとめることでバーストダメージを安定して出す事ができます。

Dランク

・プクリン
メロメロボディ+歌うに合わせて天使のキッスで妨害を重ねる、転がるの範囲に天使のキッスで巻き込むなどシナジーはあります。2人はプリキュワ
ただし双方火力不足のため一緒にレーンに行って何するねんってところがあります。

・ドードリオ
機動力が高すぎるため他のサポートでは回復するために追いつく事ができないところをカバーします。

・ゲッコウガ
ユナイトに合わせて天使のキッス+波乗りで全滅を狙える点において強いです。水手裏剣は知らない子ですね一応煙幕の際に合体していればキュワワーもステルスになれます。

Eランク


乗らなくて良し👍

③仕様を活かしたテクニックで器用に立ち回れる

キュワワーを採用する上で理解しておくべき仕様として次の2つがあります。

①合体・分離時の一瞬(1秒くらい?)はまもり状態(無敵)になる
②合体時に味方にキュワワーの最大HPの15%のシールドを付与する

これらを活かして合体・分離を繰り返す事で他のポケモンにはできない立ち回りをする事ができます。

例えばミュウの強化通常攻撃やマフォクシーのマジカルフレイムのような貫通しない攻撃を分離中の無敵時間でボディブロックする

リザードンのユナイトを合体中の無敵時間で不発させるなど。

ただし、分離にもクールタイムが3秒ほどあるため管理が必要です。(グレイシア合体時は分離が間に合わずミュウ強化攻撃をブロックできなかったがフシギソウ合体時はブロック成功)

余談ですが合体先の味方がヤミラミにきょうふ状態にされてもキュワワーは動けるため天使のキッスで逆に炙り出す事ができます。

④レーン戦最序盤でのダメージ交換に優れる

キュワワーはとくせいによって味方に合体している間にHPを自動回復することができます。
そのため最序盤の中立の取り合いなどはとにかく相手にハラスを行い、HPが減ったら味方に合体を繰り返す事でダメージトレードを有利に進める事ができます。また積極的にハラスを行いつつ猛攻ダンベルなどを積む味方のサポートを行う事で

オボンのみを奪いつつ安全に帰還する、と言った嫌がらせなども有効です。

以上がキュワワーの強みとなります。

弱点

キュワワーの明確な弱点は評価のところでも述べたとおり単独での性能が最低レベルな点です。
一番ケアしなくてはならない弱点は
合体先が死ぬと高確率で2KOされる
という点です。
経験値を余計に渡さないようにするためには無理な味方のエンゲージを予知し、事前に離脱、合体先を変えると言った管理能力が必要です。

もちもの・メダル・バトルアイテム

もちもの

自分のテンプレートにしているもちものセットです。採用理由は以下の通りです。

必須枠

・学習装置
サポートやる上で持たないのは戦犯。ファームを食う必要が一切ないので確定です。
シールドのためのHPも盛れるし逃げるための移動速度も上がるので積まない理由がないです。

・たべのこし
合体中に攻撃技を使わなければ効果を発動でき、特性と合わせてめちゃくちゃ回復します。HPも盛れるためシールド量も増やせることから自分は必須にしています。

選択枠

・おたすけバリア
ユナイト技を少しでも強くする為に持たせています。お助かりバリアの25%HPシールドと合体による15%HPシールドでこのポケモンが味方に渡せるシールドの最大量を確保しています。
フラワーヒール、天使のキッスどちらでも使える汎用ビルドです。

・しんげきメガネ
フラワーヒールしか撃ちません、ドードリオなど抜け性能があるポケモンが味方にいてゴール回数が稼げそうという時に積みます。

・ちからのハチマキ
レーン戦序盤のハラス強化のため

・かいがらのすず
フラワーヒールしかしないけどゴールできない場合

メダル例

HP実数値をできるだけ多く盛り、白緑ベースで組んでいます。

バトルアイテム

★スピーダー
味方への寄り、分離からの逃げ、オボン強奪など利便性が高い為採用しています。

・だっしゅつボタン
緊急時逃亡用

・どんそくスモーク
合体中にばら撒きや撤退時に

・きずぐすり
緊急時の回復用


天使のキッス(フラワーヒール)+草結び
を基本選出としています。
マジカルリーフは対象がばらける点、火力が出ない点、妨害の発生が遅い点がネックです。
エフェクトはなんか強そう
ヤミラミやゲンガーなどのステルス持ちが厄介な時に稀に採用します。
(マジカルリーフはステルス状態の敵も追尾できる為)

マジカルリーフは発動中通常攻撃が打てないため草結びと比べてラストヒット性能が下がります。

意外と取れます。草結びじゃないとラストヒットは難しいので万が一最終局面で合体先がKOされた時にワンチャンスがある草結びをおすすめします。。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
キャラとしてはお世辞にも強いとは言えませんがハッキリ言って弱いです笑上手く使いこなせれば面白い性能のポケモンです。細かいテクニックがたくさんあるのでなんだか色々考えてちゃんとプレイしているような気持ちになれます。
勝率は最下位なのでどのみちバフは来ると思いますし、ちょうど無料になったので練習してみる価値もあるんじゃないかなと思います。
うまくシナジーが発揮できた時の面白さは結構中毒性あるポケモンです。

拙い文章でしたが少しでもヨワワーキュワワーに興味を持っていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました😊

R.I.P 勝率&今シーズンのレート

最後に適当なクリップをいくつか貼っておきます。


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