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十二獣ギミックを採用したドラグマ

初めましての方は初めまして。ラルフと申します。本日は最新弾であるRISE OF THE DUELISTにて登場したテーマ【ドラグマ】について書かせていただきます。

ドラグマってどんなテーマ?

従来のエクストラデッキを使うデッキとは異なり、直接エクストラデッキを墓地に送る効果。また強力な効果の使用後にエクストラの使用制限をかける制約を持ったテーマです。エクストラから出てきたモンスターに対応した展開能力もあり、新種のエクストラメタのような効果を持っています。

現在の構築

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召喚獣を採用した型ではなく純構築を使用しています。能動的に動くためのカードとしてクリッターに加えて十二獣ギミックを採用しています。


デッキ選択について

このデッキを選択した大きな理由として    メイン・エクストラ共にデッキ内の自由枠が多いこと、またこのカードの存在があります

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( ;゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシ           (; ゚Д゚)!?                 初見時はマジでこんな感じの反応でした……           EXから落としてサーチというパワーの塊ですね。主に後述しますがヌトスやバスタードを落とすことでアドを取りつつサーチを行います


各カードの紹介          

〈メインデッキ編〉

・教導の聖女エクレシア            召喚・特殊召喚時にドラグマをサーチ。エアーマンポジです。限定的な戦闘破壊耐性と特殊召喚効果を持っています。妨害を回収でき、展開に絡むこともあるため3。可愛い(重要)

・教導の騎士フルルドリス          エクレシアからサーチできる妨害兼アタッカー。特定の条件で特殊召喚しつつ対象を取らない無効を行います。打点上昇があるため実質3000打点の人。妨害としての質はそれほど高くないですが汎用の誘発とは異なり墓地に同名がない場合に墓穴を受けません。

・教導の大神祇官              ゲールドグラ二発分。                                      相手のエクストラ破壊も行いますが墓地に送るカードは相手が選ぶためミラー対面やメタ積まれ始めたら注意が必要な1枚です。先行1ターン目では使わない構築のため2枚採用

・十二獣ヴァイパー+十二獣の会局       正直このギミックを使いたくてしょうがなかった。ドラグマの展開を補助するうえで最小限の採用で済む補助輪。1月改定にて十二獣ドランシアが制限カードに復帰したこともあり妨害、展開補助、後手での捲りを兼任します。

・クリッター                補助輪その2。転生炎獣アルミラージのリンク素材にすることで展開補助をしつつ誘発のサーチを行います。エクレシアをサーチすることもあります。

・三戦の才                                                               強欲で強引な心変わり。禁止カードの中でも特にやばい奴らを合わせたカード。現代における遊戯王は手札誘発以外にも条件を満たすことが多くとりあえず3枚積んで様子見の1枚。個人的に強引な番兵が特にヤバイ

・禁じられた一滴              仮想敵として超雷竜やドラグーンオブレッドアイズへの対抗策として採用。通常魔法・罠にチェーンしてコストにすることで無駄なく使うことができ、手札でダブついたクリッターのようなカードもコストにするため比較的使いやすいカードです。

・ドラグマパニッシュメント         エクレシアからサーチできる妨害その2。後続が必要な場合はバスタード、複数枚の除去を行う場合にはヌトスと1枚で2枚のアドを稼ぐパワカ。他のドラグマカードと違いEXの使用制限が次の自分ターン終了時までと長いため注意するべき1枚

・トラップトリック             通常罠全体に触れることができるカード。パニッシュメント、泡影の傘増しになりサイド後にも優秀な通常罠にアクセスが可能。またこのカードに対する対象をとる破壊にチェーンすることで破壊効果を一回回避できるといった面において優秀。

〈エクストラデッキ編〉           

・灰塵竜バスタード、旧神ヌトス       エクストラから落とす代表カード。除去と後続・妨害の確保を行います。バスタードは素材にアルバスの落胤というドラグマ関連のカードを素材にしていますがバスタードは盤面には絶対に出てきません(重要)

・ウィンドペガサス@イグニスター      条件を満たすと自身をコストにデッキバウンスを行います。破壊耐性を持つカードに対する回答。基本エクストラから直接落とすカードですが、稀にシンクロ召喚しサイクロン効果を使っていきます

・PSYフレームロードΩ            エクストラから直接落としてヌトスの再利用を狙います。相手の墓地発動カードを戻すことにより間接的な妨害としても使用。墓地に送ることに意味のあるカードの中で最も打点が高いため除去範囲が広いです。


・十二獣ドランシア、十二獣ライカ      展開及び、除去を行います。基本先行でヴァイパーを素材にライカ→ドランシアと重ねますがドランシアで除去を行いライカをX召喚することでリンク展開を広げるといった使い方もできます。またΩでドランシアを回収することで2枚目以降のヴァイパーを素材にドランシアを複数回使うことが稀にあります。

・転生炎獣アルミラージ           クリッターを変換するリンクモンスター。破壊耐性付与はそれなりに使います。可愛い

・混沌の戦士カオスソルジャー        横並びしたドラグマや十二獣ギミックを絡めることでリンク召喚します。このデッキは大神祇官とフルルドリスがいるため体制付与がしやすくこのカードの処理が難しいデッキには押し付けます。

・水晶機巧ハリファイバー、神聖魔皇后セレーネリンク4・5に繋げる際に使用するカード。基本ハリファイバーからヴェーラーを経由することで展開を行いますが、セレーネの素材としてドラグマモンスターを使用でき、セレーネでドラグマモンスターを蘇生できるためさらなるリンク召喚に繋げる以外の使い方も可能です。

・アクセスコード・トーカー         チェーン不可の破壊効果と打点上昇により盤面を荒らす役割を持ちます。コストとなるリンクモンスターをドラグマにより確保することも可能。個人的にかなり好きなカードで前期でオルフェゴールを使っていた際にもかなりお世話になりました。

・ヴァレルエンド・ドラゴン                                   現環境にてパニッシュメントの破壊効果の打点のラインを雷神龍の3200を基準としており、その数値を上回る中で特に強力かつ召喚する機会もあるため採用しました。複数の耐性+全体攻撃を持っておりハリファイバーが絡んだ場合アクセスコードかヴァレルエンドにより盤面を取りに行きます。

・トロイメア・フェニックス         エクストラが空いたのでとりあえず積んどけといった感覚で採用しました。多分真っ先にリストラされるならここだと思っています。

〈サイドデッキ編〉             現在大会が行われていないためになんとも言えないので軽く触れたいと思います。罠ビ、展開系を見ることができ、トラトリで触りにいける通常罠を採用しています。また魔法族の里ですがエクレシアでパニッシュメントをサーチするとかなり強力な制圧になります。


今回不採用にしたカード      

今回の構築では強力と言われている影依の儀典を不採用にしています。

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これに関しては儀典に消費なしで触れる場合に大神祇官を使う必要があること。またミドラーシュの素材として闇属性を神祇官なしで補充する場合クリッターの素引きを要求されることが気になったためです。後手でも素引きが目立つといった感覚でした。

ドラグマでも一部のカードを不採用にしています。こちらは軽く紹介

・教導の天啓アディン            破壊された場合ドラグマをリクルートします。効果自体は悪くないのですが能動的に動けないため不採用。

・教導の鉄槌テオ              エクストラから出た相手限定で3000打点として扱うことができます。基本弱いです。せめてダウン効果が対象とらなければ…

・教導枢機テトラドラグマ          全体除去+バーン効果を持ち大神祇官の効果の都合上比較的出しやすいですが事故要因となりがちなため不採用。

・アルバスの落胤              ドラグマではないですがサーチカードに対応。場に出た時超融合を行います(チェーン可能)。ただしこいつをサーチするカードを使った場合だいたいそのターンはエクストラに使用制限がかかっています。なんの悪い冗談で?

・ドラグマエンカウンター          手札、墓地からドラグマかアルバスの落胤を出します。アルバスの落胤の融合効果を使うための効果でしょうが噛み合い前提の感覚が拭えないのとパニッシュメント、フルルドリスをサーチ優先とするため不採用。

・教導国家ドラグマ

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※弱い                                                                       これ採用するならメインから里積んだほうがマシだと思います。

十二獣ギミックの強み

前述の通り十二獣ギミックは展開から除去まで幅が広い役割を持てます。しかし特に強みだと思っているのはデッキスロットの消費量の少なさです。メインデッキ3枚、エクストラ2枚といった消費の少なさですがヴァイパー素材のドランシアは除去性能が優秀で先手後手ともに扱いやすいです。またライカにより展開の補助も可能かつヴァイパーの複数引きも最悪十二獣エクシーズの打点増強と捉えることができます。また、EXから特殊召喚されたモンスターを用意するうえで、あらゆる誘発へ耐性を持ち、増殖するGを打たれた場合にもドランシアをX召喚して止めることでドローを最小限に抑えて妨害を構えることができます。


今後のドラグマ

ドラグマは10期でいう星遺物シリーズのように今後も新規が来る可能性があるテーマだと思っています。既に基盤としては優秀なカードが多いですが、さらに細かい部分に手が届くカードが来ると考えて将来性はかなりあるんじゃないかなとも思われます。現在大会が行われていないですが、エクストラの新しい使い方を行うデッキでイラストも好みですので今後に期待ですね


それでは。




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