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岡田式ドラグナーの全て【閣ループしないからこそ強いラッカ】

※この記事はデュエルマスターズの競技レベル(CS)上位入賞を果たしたい方に向けて執筆しております。CS入賞してみたい中級者、少しでも情報が知りたい上級者向けの記事です。

初めましての方は初めまして。

九州南部にて普段活動をしているおかぴーと申します。

11月19日の夜、突然”バトライ閣ループ”の通夜が開かれました。

要約すると、バトライ武神攻撃時革命チェンジしても、バトライ武神はそのまま残り攻撃が続行される裁定に変更されたとのこと。

この急激な裁定変更のおかげで、ラッカドラグナーの最大の強みがなくなり、フィニッシュ力に欠けてしまいました。

どこのCSにおいても最大母数を保っていたラッカドラグナーが最大の武器を失った今、どのデッキが最強なのか?各地でたくさん議論されているでしょう。

周りの人も「今週のCSで握る山なくなった」という人が多数いました。

実は、岡田式ドラグナーはラッカドラグナーが閣ループを使えてた時から調整段階で明らかに有利を取れていました。調整をしてて”明らかに強い”と完全に自負できるものがあったので、今回記事にしようと思いました。

色々なデッキで調整していく中で、ほとんどの方が声をあげてこう言います。

「先行ヘブンズフォースヒビキは割りきり」

「先行ヘブンズフォースラブエースしたけど、攻撃時の捲りが弱い」

「バトライ閣を作ってもマナが足りず、走れなくて負けた」

岡田式ドラグナーはこれを完全に追及し、多彩な展開力を理不尽に押し付け、尚且つあらゆるデッキをロックしながら勝つデッキです。

色枚数配分も考えられ、従来のラッカドラグナーのように”青を引きすぎて色事故で負けた”といったことがほとんどないです。

従来のラッカードラグナーに勝る点として、ループに特化していない反面、更に低い事故率、尚且つ早い展開力が売りです。

ループ特化でなくても、速度に勝るものはありません。

また、明確な不利対面が存在しなく、環境外の変なデッキにあたって負けることがほとんどありません。(例:筆者はカリヤドネを使ってCS優勝したことがありますが、他CS予選でメタられすぎてバトウショルダービートに屈したこともあります)


過去の結果

2020.10.25 宮崎CSベスト4(準決先2デッドマン✖︎2に屈して敗北)

2020.11.15 NISHIKICS 4-2オポ落ち

2020.11.21 NISHIKICS 予選5-1 3位入賞(最新リスト)


以下から、10月末のCSにてベスト4入賞したリスト及び最新のリスト、採用カードの解説、基本的に目指す盤面及び初動の動き方、各対面(ラッカドラグナー、カリヤドネ、ギャラクシールド、リースヴァイカー、ドロマーオーラ)に対するプレイングを有料とさせて頂きます。


2020.10.25 宮崎CSベスト4(準決理不尽負け)

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2020.11.15 NISHIKICS 4-2オポ落ち(リストは確実にこちらの方が強いです。)

同じリストにて

2020.11.21 NISHIKICS 予選5-1 3位入賞

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各カードについての解説

2020.11.15のリストに基づいて解説していきます。

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ロジック・サークル 4枚

この記事を書くにあたって、一番デッキに理解度が必要なカード。

基本的にドラグナーというデッキは捲ってドラゴンを出すので、ドラゴン以外は採用しません。しかし、このカードだけはパワーが段違いなので採用しています。

使う用途が多すぎるので、基本的なことと応用的なことと分けて書きます。

基本的には初手にラブエース若しくはヒビキがあり、ヘブンズフォース若しくは赤マナがない時にデッキトップに持ってきます。

ラブエース、ヒビキがない場合はリンクウッドをデッキトップに固定し、リンクウッドから動きます。

また、各対面によってはキープして、確実に出したいツインパクトドラゴンを上に固定します。(実質これが一番強いまである)

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爆龍覇リンクウッド 4枚

ヘブンズフォースを持っていて、下ドラグナーがいないことが稀にあります。その場合は必ずリンクウッドをもってきてリンクウッドをプレイしましょう。トップでラブエースかヒビキを引けば良いという考えはあまりよくありません。リンクウッドが1枚でもあれば山からドラグナーやデッドマンを引ける確率は捲る試行回数が増え、引ける確率が数%あがりますので、なるべくそのプレイを心掛けてください。3t目に動くのも遅くはありません。

応用的なものとして、リンクウッドの下側「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」を使うことが意外と多くあります。(例:リンクウッドでリンクウッドを捲るがデッドマンやヒビキがいなくて走れない場合、メタクリーチャーを処理する場合、ガイハートをつけてジャスキルを確実に通す場合、相手の場にジャンヌ等のブロッカーがいて、寝かせながら動きたい場合等)






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」ヘブンズフォース 4枚

12月の殿堂発表で恐らく規制されます。

このカードが殿堂か、プレミアム殿堂かによって、このデッキは大きく変わってくるとは思います。基本的には使い方を間違うことはないですが、ヘブンズフォースでリンクウッド2体出しは、ヘブンズフォースの2枚目がない限りやることの意味がないので気をつけましょう。

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龍覇ラブエース 4枚

このデッキの核。ラッカと比べて2t目に閣に龍解→3t目にドルガンから走りドラゴンを捲って武神で理不尽を押し付けていきます。

対面や手札によっては閣に龍解させずに、そのままつけて次のターンに攻撃して捲りにいくこともしばしば。

ドローが任意の為、忘れずにドローしておきましょう。

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爆龍覇ヒビキ 4枚

もう説明する理由もないでしょう。ラブエースと違って、ドラグハートの装備は”任意”なので覚えておいて損はないです。

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”龍装”チュリス 4枚

2t目ラブエース閣龍解した後にこのカード一枚で走れます。ドラゴンカウントが進みつつ、自身がSAというのが強み。最後の押し切りで使ったりもします。対面によっては閣を作って6マナでドルガン2枚素出しで武神を作ったりすることも。

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龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン 4枚

正直、個人的にヘブンズフォースよりこいつの方がやばいと思っています。リンクウッドから走っても2枚あるだけで多面展開でき、尚且つジョー星下でドラグハートが付けれる唯一無二の存在。こいつのおかげでジョー星先に貼られても何とかなったりします。

小ネタとして、何枚も侵略した際に強制効果でドラグハートつけないといけないんですけど、ホワイティを裏面で出すことによってホワイティを温存することができます。(知ってるか知ってないかで結構変わる)

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最終龍覇 グレンモルト4枚

色マナ兼フィニッシャー。基本的に捲りで使いますが、超次元にビギニングを2枚採用すると、3マナで出すことも可能。書いてあることが強すぎますが、素でプレイすることが少なめ。

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メヂカラ・コバルト・カイザー4枚

捲って出しても強い。盾にあっても強い。一番は手打ちすることが多いです。相手のクリーチャーを寝かして的にし、盾を割らずに武神を作れるのが強い。ビート対面に対してはロジックサークルからこいつを出せば基本勝てる。ラッカの閣ループ(今は使えない)に対しても強かった。

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紅に染まりし者「王牙」1枚

赤マナ単色尚且つツインパクトでパワーがあるという理由で以前は4枚入れていたが、自分のリンクウッドやヒビキが燃えることから使いにくさを感じ1枚に。基本的にはこのターンに決めないと負けるというときに、ロジックサークルでジャスキルを作る時に上に持ってきたりします。後はロジックサークルで持ってくる赤マナ要因。

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偽りの王 ナンバーナイン3枚

以前は盾落ちして負けるのが嫌で4枚入れていたが、さすがに素でプレイしないカードということもあって3枚に。基本的に安全に武神をたてて倒すときにデッキトップに持ってきます。こいつのおかげでカリヤドネやビマナ、ドロマーオーラのスロチェに優位に立ちまわれます。下を使うことはないです。

抜けていったカード達

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勝利宣言鬼丸「覇」

殿堂カードで捲ったら強い赤マナ単色ドラゴンだったが、素でプレイできない&GJで1や2が捲れて負ける試合もあったので不採用となった。

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ボルメテウス・サファイア・ドラゴン

これも殿堂カード。ギャラクシールドに対して焼却すれば勝てると思っていたが、捲れる確率や素でプレイできないことを考えて不採用となった。

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龍世界ドラゴ大王

最後まで採用を悩んだ結果、自分のドラグナーが出せなくなり、相手の盾によって捲られたりすることがあったので不採用となった。バトルする効果は、自分のクリーチャー1体と相手のクリーチャーであり、ドラゴ大王自身がバトルしないといけないわけではないので、覚えておきましょう。(スレイヤーでギガンディダダノスを取ったり、ジャンヌを先にバトルで負けさせてクリーチャーを寝かせたり等)


基本的に目指す盤面及び初動の動き方

基本的には2t目にヒビキデッドマンorリンクウッドから3tデッドマン2枚で走るか、3t武神を作ることを意識しましょう。どうしても4t目にしか動けない場合もありますが、しっかりと盤面を固めれば問題ないです。

各対面の勝率及びプレイングを意識すること(あくまで数値を取ったものでなく、体感の勝率です。ご了承ください。)


対ラッカドラグナー

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先行7:3

後攻6:4

基本的に先にデッドマンで走るか、ロジックサークルでメヂカラを出すことを意識しましょう。そうすれば相手は大体気絶します。以前はナンバーナインを出したりしていたのですが、メヂカラさえ先に出しておけばこちらが負けることはほぼありません。相手が捲りでダイハードを出して来たら実質相手にエクストラターンが入るので基本的に勝てません。メヂカラも同様です。

対カリヤドネ

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先行7:3

後攻6:4

ヘブンズフォース、ヒビキ、ロジックサークルがあり、尚且つ3t目を迎える際に白マナが2枚以上あれば勝ち確です。2t目に出すのを我慢し、3t目にナンバーナインを持ってきてヒビキで出しましょう。どうしても不確定で捲りにいかないといけないときはデッドマン侵略せずに手札を与えないようにしながら捲る試行回数を増やしましょう。ヘブフォラブエースの際は閣を作るか作らないかは手札と相談して決めます。ロジックサークルがあればそのまま。チュリスがあれば閣という感じ。唯一、相手が先行で3t目に落城を打ってきたら閣がいなくなってしまいますが、その際は4キルされることはまずないです。


対ギャラクシールド

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先行6:4

後攻5:5

希望のジョー星、ミクセルのせいで後手は有利ではないです。ミクセルジョー星とされたら、無理に走って展開せず、ドラグナーを並べて5t目にデッドマンを置いて殴りにいきましょう。展開できる場合はデッドマンに刃とプロトギガハートをつけて捲り回数を増やしましょう。ジョー星を張られてもプレイングで何とかなります。武神を作ることも視野にいれつつ展開しましょう。ヒビキデッドマンから走っている場合、バウンスされても問題ない場合はプロトギガハートをつけずに殴ったりしてましたが、バウンスされずに雷光に盾送りにされて展開がきつくなるので、必ずバトライプロトギガハートをおとなしくつけましょう。

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リースヴァイカー

先行7:3

後攻6:4

先行はヘブンズフォースを持ってたらすかさずグリージーホーンをつけて展開しましょう。相手の2コスクリーチャーを処理しつつ、デッドマンでブロッカーを出せば相手はやることがなくなってしまいます。調整段階での負け方のほとんどが相手が先2ブーストこちらリンクウッド相手3t目バックラこちら3t目動けず相手4t目ヴァイカーとかされたら勝てません。ただ、相手も2t目にブーストをプレイする裏目の方が大きいので、相手次第なところもあります。2t目にヘブフォでQQQX出てきたら万歳しましょう。ほぼ勝てます。殴られてもチュリスで上から取るだけですし、殴られなくてもグリージーホーンつけてデッドマンで上から取るだけです。その子供が最近では採用されていますが、ヒビキがタップして出るので、ジャンヌを出せるプレイができることは覚えておきましょう。

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ドロマーオーラ

先行7:3

後攻6:4

先行の場合、ヘブフォから動けたら7:3ですが、相手の盾次第でもあります。デッドマンから走ってもジョグランマや九番目の旧王を踏んだら負けまであるので、何とも言えません。長期的なデュエルになると負け濃厚になるので、短期的な決着を意識するか、武神を作って横展開をしながら勝つことを意識しましょう。ザハエルハを出されたら盾にスロチェがあるだけで負けなので、ザハエルハを出されたらナンバーナインを刃か武神で捲りつつ勝つことを意識しましょう。後手の場合、相手がチュパカルからスタートしなければ大きなアドバンテージ差がつくことはあまりないので、そこはお祈りしましょう。


大まかなところについては以上です。

質問等あればDMにて受け付けています。

記事を購入した人だけ質問できるようにしますのであい言葉「みんなの森」と一言言っていただければ対応致します。


ご質問を頂きましたので掲載させて頂きます。

Q.1DM失礼します。
先日岡田式ドラグナー(敬称略)の有料記事を購入した者です。

記事を見て、本日実際に回してみたのですが、やはり閣ループを奪われたこともあり、以前のラッカドラグナーと比べるとギャラクシールドなどの受けが厚いデッキに対しての勝率がかなり下がりました。(自分自身がそんなに上手くないというのもありますが。。)

しかし岡田さんはギャラクシールド対面は微有利~互角くらいという認識でいらっしゃるようですし、プレイング次第では勝ちきれると踏んでいらっしゃいます。

そこでですが、ギャラクシールド対面において意識すべきことをもう少し加筆していただけると幸いです。具体的には、パルテノンセンノージョー星などのメタカードにどう対処するのか、どのカードを必ず抱えておくのか、どんなゲーム展開に持ち込むのか、等々です。(加筆でなくとも、ここで教えていただいても大丈夫です!)

A1.対ギャラクシールドに対しては間違ったプレイをすると一方的に不利になります。もう少し具体的に執筆致しました。

パルテノン⇨貼られた際に剥がすことはできないのですが、唯一刺さる部分は閣から武神になった時に武神から一体しかクリーチャーが出せないことです。なので、ほとんどプレイにおいて困ることはないとは思うのですが、どの様な場面で困ったかを教えて頂ければもう少し正確な解答ができるかもしれませんので、もし〇〇な場面で困ってたとかあれば教えて欲しいです。

洗脳センノー⇨正直デッドマンが出せないので、1番きついメタカードです。これがきついこともあって速度重視の構築にしてます。センノーを先に出された場合は記事に書いてある通り、下ドラグナーを並べてデッドマンをすだししてドラグハートをたくさんつけてセンノーをグリージーホーンで取りながらというプレイになるとおもいます。その前にパラノーマルを貼られると手も足も出ないのでそれは割り切っています。ただ、向こうの方が明らかに動くのに時間がかかるデッキ尚且つSTが8枚しか入ってないので受けも厚い訳ではないです。

ジョー星⇨これを剥がすカードを採用していないので、これも先に貼られたらやることは1つです。記事に書いてある通り、下ドラグナーを並べてデッドマンをすだしするか、下ドラグナーを2体出した早い段階で侵略しゲームを長期化させないようにするかです。最初は龍世界とサッヴァークを採用したり、鬼丸ボーイを採用してジョー星どかしたりしてましたが、あまりにも確率的に非現実的かつ行動が遅くなり、デッキパワーが落ちてしまったので採用を見送りました。

どのカードを抱えるのか⇨基本的に下ドラグナー、デッドマンを抱えるのは言われなくてもわかると思いますが、メヂカラは安易に埋めない方が良いです。テンポは遅くなりますが、ラブエースが立っていて相手がエメラルからパラノーマルを貼った際にエメラルを寝かしてパラノーマルを剥がす動きに使ったりします。後は、閣さえ作ってあげればジョー星を貼られても6t目にドルガン✖︎2から武神を作れるので、場合によってはドルガンをキープすることも意識します。勝ち筋が見えなくなってきて、中途半端に盾に殴りにいくと必ず負けます。相手も絶対の盾騎士がないとリソースが増えないので、メタを貼りつつもアドバンテージ的にはきついはずです。諦めずにこちらの盤面のアドバンテージを1つずつ増やすことを意識してみて下さい。

Q2.記事全体を通して、2tヘブフォドラグナーのムーブを前提として書かれているような印象を受けたのですが、相手が先攻2tにメタカードを出してきた場合などはどのように立ち回るべきなのでしょうか?

A2.先行2t目のメタカードに対して⇨相手のデッキタイプとメタカードの種類にもよりますが、大まかなものを書いておきますね。

ギャラクシールド先2ミクセル⇨基本的に放置してリンクウッドや4t目にヒビキorラブエースからデッドマン侵略or5t目にデッドマンすだしから動いていきます。以前はヘブフォラブエースプロトギガハートをつけて3t目に殴りにいってましたが、このプレイをすると基本的にアドバンテージ差が広がり、絶対の盾騎士or雷光からの負けが多くなりますので気をつけてみて下さい。

リースヴァイカー先2ミクセル⇨ヘブフォラブエースがあればドローがしたいのでラブエースプロトギガハートをします。プロトギガハートが裏返り
、クリーチャーさえ立ってればデッドマン侵略でデッドマンがボトムにいくものの、ホワイティで寝かせて盤面を取ったり、ステップルを除去してターンを稼いだりできます。ドローが増えれば4t目にリンクウッドの下を使ったり、アイドワイズシャッターで面処理もできるので積極的なプレイを心がけてみて下さい。

Q3.2tヘブフォドラグナーのムーブができなかっただけで4投のドルガンが腐ってしまうのがどうにかならないかと考えているのですが、ドルガン4投は岡田式ドラグナーにとってはやはり必須でしょうか?また、岡田さんがドルガンの枠を他のカードに変えるとすれば何を何枚投入しますか?

(ちなみに私は本日龍世界2投で試しましたが、あまり有効な札だとは感じませんでした。)

A3.これだけではドルガンが腐るとは言いづらいです。速度は落ちてしまいますが、4tラブエース5t目ドルガンロジックサークルで強固な盤面を作りつつキルしにいくこともできるので、役割は多いと思っています。5t目に武神を作るのは、今までのラッカでも5t目にコードヘブンから動いて武神を作って動くこともあったので、遅すぎるということはないと思います。強いて言うなら、枚数を3枚にすることを少し考えてはいます。構築上、4枚だと初手に2,3枚被って腐ってしまうこともあったり、必須かと言われるとそうではないので。どうしても2t目ヘブフォの確率を極限まで高め、理不尽を押し付けて勝つことをコンセプトにしているので。ドルガンが1番使い勝手がよく強いと身内感でも意見が出ているので、4のままになるかと思います。ここを変えたいというのであれば、ロジックサークルとドルガンを抜いて、グレンアイラを入れた従来のデイガドラグナーを使用する方が良いと思います。

Q4.確認なのですが、下ドラグナーという単語の示す範囲はヒビキ、ラブエース、リンクウッドで合っていますか?(私自身、初めてこの表現を見かけたもので。。)

A4.下ドラグナーは、リンクウッド、ヒビキ、ラブエースを指しています。

Q5.改めて岡田さんの記事を見返して「ミクセルジョー星されたら5tデッドマンを目指しましょう」という部分を読んでふと疑問に思ったのですが、5t目以降に勝負がもつれ込んだ場合の勝率は体感でどれくらいなのか、教えていただきたいです。この書き方から推察するに、6t目以降にフィニッシュすることにはなると思うのですが、私自身6t目までもつれ込んで勝った試しがなくてですね。。(シンプルに私が下手なのかも。。)

長くなったので再度言うと、ギャラクシールドとの長期戦における勝率が何割くらいか知りたいということです。

A5.速度に重視しているので、もちろんヘブフォから展開していない場合の勝率は落ちます。5t目デッドマンをした時の勝率は、良くて4割体感3割です。ただ、ターンが経過すればするほどプレイするカード、マナ置きが全く違うので、何とも言えないです。5t以降に試合がもつれて勝つときは、横展開がうまく出来ており、雷光で耐えきれないor絶対の盾騎士が場に出ないように心がけましょう。
長くなった時の勝率は3割くらいです。デッキコンセプト的にも長期戦には向いてはないですが、諦めずにアドバンテージ差をつけることで勝機を掴めます。

Q6.このデッキはロジサを採用しているので、ドラゴンのツインパクトと相性がいいのは周知の事実だとは思うのですが、

メヂカラ/アイドワイズや
ナイン/歓喜の歌
王牙/クリムゾン

これ以外で採用を見送ったカードがあれば、不採用理由について教えていただきたいです。
ちなみに私は

天命/エンドレーサ
クロスNEX/英雄譚

辺りも採用候補に挙げられるのではないかと想像しています。天命はメタカード、クロスNEXは3点SA兼クリーチャートリガーケア、GRメタとして採用できなくはないのではないかと。(あくまで想像の範囲ですが)

A6.このデッキを作成するにあたって、赤白単色ドラゴン、ツインパクトドラゴンを全て拝見して尚且つ採用したりしてました。その上での不採用理由をお伝えします。

《龍装の悟り 天命》

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上面で出したところで明確に刺さる対面が存在しないことで不採用。デッキコンセプトとしてリソースが早く切れるので、確実にロックできるカードで押し切りたいという理由で採用に至りませんでした。呪文面《ヘブン・デ・エンドレーサ》はメタクリに対する回答ではありますが、それはデッドマンやリンクウッドの呪文面で事足りてるので不採用としてます。逆に、パワーライン2000であればSTにもなっている王牙の方が強いのでそちらを採用してます。

ボルシャッククロスNEX

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上面は非常に強いパワーカード。当初は1枚採用していたが、TBの為盾を踏み返されることも。王牙はWBでNEXに比べて盾を踏みにくい尚且つGJで勝てば山3枚からドラゴンを選んで出しながら盾を割れるので圧倒的差別化がつけられます。ドロマーオーラに対して勝てないのであればピンでの採用はありですが、先に動けば何も問題ないので自分は採用していません。
コスト4以下のクリーチャートリガーがケアできるので、今後ラッカバスター等が流行り、クロックが流行すれば2枚の採用も考えています。環境的に4以下のクリーチャートリガーがいないので現在は不採用となっています。


12月殿堂発表後について

公式が12月上旬に殿堂発表をすると公言しています。おそらく、みんながヘイトを溜めているヘブンズフォースは殿堂若しくはプレミアム殿堂を免れないと思います。逆に、バトライ刃の規制は無さそうです。理由としては、12月にクロニクルデッキが再販するのと同時に、ルール改訂によって、擬似的に弱体化させた=まだこのカードは使って欲しいという公式の意図が見えるからです。

バトライ刃がかからない=使って欲しいけど弱くしないといけない

ヒビキやラブエースをかけると明らかにデッキパワーがダウンしてしまい、ユーザー離れが懸念されてしまうので、恐らくドラグナー自体に規制はかからないです。そうなると、規制しないといけないものは速度をあげているカードに注目されるので、今までと同じ傾向(フェアリーギフト、スクランブルチェンジ)によりヘブンズフォースは殿堂入りすると思います。(プレミアム殿堂入りは今までの傾向からすると恐らくないと思います)

そこで、ヘブンズフォースが殿堂入りした際の、岡田式ドラグナーのリストを掲載しておきます。これを見越して組んだといっても過言ではありません。

ヘブフォ殿堂後岡田式ドラグナー

岡田式

新しく入ったカード達及び、調整によって数が変動したカードについて解説します。

まず最初に、抜けた&枚数が減ったカードについて。

最終龍覇 グレンモルト 0枚

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ヘブンズフォースが4枚の時は入れていて問題なかったのですが、殿堂入り後に素引きしている確率は相当低いです。代わりに、1t目にロジックサークルを打つ必要があるので、濁り色の彼は不採用となりました。

メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター 3枚

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お前が上も下も強いから本当は抜きたくない。ただ、ヘブフォ殿堂して初手に2枚も来てたら初動が1t遅れてしまうんだよ。。。

泣く泣く4枚から3枚に変更。2枚だと、1枚引いて1枚盾落ちしてた際に持ってこれないので、3枚にしてます。

最終龍覇 ロージア 4枚

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初手埋め兼バトライから捲って強いカード。めくるときはデッドマン侵略しながら捲ることもあるので、ドラグハートウエポンをつけれるこの子は優秀。S・Tついてますが、そもそもに自分から先に走ってゲームをコントロールすることしか書いてないので、受け要素としては全く考えてないです。あって良かったなあくらいの感覚。グレンモルトが抜けたのでガイギンガを抜くことも検討しましたが、流石に急に出てきてSAになるのは強いのでガイギンガをそのまま採用しています。普通にマナを払ってプレイすることもあるので、マナ置きはよく考えてしましょう。

龍装者バルチュリス 3枚

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新しく入った赤単色ドラゴン。グレンモルトが抜け、メヂカラが減った為、デッキパワーが全体的に落ちています。その為、確実にバトライ武神を作る役割として投入されました。3t目に武神さえ作ってしまえば「フンフンフンフン!」と鼻息を荒くしながら殴るだけで大体のデッキが壊滅するので、そこを目指しましょう。ドギラゴン閃のデッキが今後結果を残してくればGPプロモは確実に高騰するので、今のうちに買っておきましょう。


また、ヘブフォがもしもプレミアム殿堂してしまった場合、上記のリストが完全に腐ってしまうので、緑ドラグナーのリストも掲載しておきます。

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基本的には、2コスブースト、ヒビキorラブエースからバトライ閣を作り、ヴェヴェロキラーでバトライ武神を目指します。

速度的には圧倒的に遅くなっており、そもそもに2コスブーストが成功し、尚且つ8枚しかないドラグナーから動かないといけないので、以前のドラグナーに比べると安定性を失っています。

そこで、何枚か受けに寄せつつ、そこからカウンターをして、後々コントロールして倒せるように調整をしています。

爆砕面 ジョニーウォーカー 4枚

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最初は「多色だし捲って大して強くないこいつであるメリット何かあるのかな?」と思ってましたが、ジャスミンより完全にこっちを優先したほうが良いです。以外と赤緑の多色って置いてて役に立つorブーストで落ちて色が揃うことが多々あります。逆にジャスミンだと色がなかったりして事故してしまう盤面もあったので、こっちが優先的にいれられると思います。緑ドラグナーの入賞が増えたらモーチェンは今よりも高騰すると思います。

電龍ヴェヴェロキラー 4枚

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ラブエースから閣を作り、次のターンに出すと2回も捲りをしてくれます。また、クリーチャーの最初の攻撃に反応するので、自身がブロックすれば相手の盤面を2面止めることも。一番やばいのは他のクリーチャーが起きることに反応することです。ステゴロで2回クリーチャー取れるのもなかなかやばいです。高騰してもVRなので知れてますが、緑ドラグナー使うかもっていう人は買っておきましょう。

闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ 3枚

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カリヤドネをはじめとした、墓地を使うデッキに対して使います。もうほぼほぼ説明不要だと思います。好みで枚数変えてください。ヒビキから捲れたら相手の面取りながらブーストできるので捲れても強いです。

百族の長 プチョヘンザ 3枚

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恐らく誰も採用していないオシャレカード。基本的に動きが遅く、アグロに弱いので、それを1枚で捲るカードとして採用しています。マナが貯まればヴェヴェロキラーからチェンジでき、相手が早すぎる場合はロージアを踏ませてからチェンジできます。赤色がないので、バトライ閣との相性は悪いですが、擬似メヂカラ的な役割を担ってるので強いです。バトライ閣が先に作られていて、相手にメタクリーチャー(洗脳センノー以外)がいても、ヴェヴェロキラー攻撃チェンジプチョでマナに飛ばして捲ったカードを安全に着地させつつ、武神を作ることができます。

偽りの王 ヴィルヘルム 4枚

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赤緑が入っていて、唯一強いカード。ヒビキで捲ってブーストしつつ、相手のマナを吹き飛ばすのは誰が見ても強力です。捲りで出すことと、色マナにすることでしか入っていませんが、早期着地でゲームエンドも狙えます。盤面取るのも地味に強いので、雑に捲れて強いです。緑ドラグナーが今後入賞すれば間違いなく高騰するカード。何回再録されても値段が落ちてないので、今後も値段が落ちることはほぼないでしょう。

大樹王 ギガンディダノス 2枚

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正直な話すると、抜きたいカードの候補。緑黒という色が弱い反面、場に出るとビート対面を黙らせる最強カード。色の関係上2枚に。ハムカツマン型なら入るのではないのでしょうか。「もう盾がない、STもない、回答がないだめぽ〜〜〜」となった時にヒビキから捲って気持ちよくなりましょう。ワンチャンスを作り出したいので2枚だけ採用。抜きたい人は抜きましょう。


不採用になったカード

勇者の1号 ハムカツマン蒼

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あっという間に世間に名を轟かせた英雄。今回、不採用とした理由はチェンジ元がヒビキしかいなく、確定で多色を捲ってもバトライ閣が残らなく、デッキコンセプトに反するので不採用としました。

採用するのであれば、がっつりこいつに寄せた型になるんじゃないかなと思います。確かに早期でゲンムエンペラーが着地すれば強いですけど、現状ハムカツマン型がそんなに大母数を握って結果を残していないのが現実です。基本的にCSは上に上がるにつれ、試行回数が増えるので、極力事故負けは減らしたいです。そういった理由で不採用にしました。

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