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#2|動物看護師の1日

こんにちは!
私は動物看護師として、毎日さまざまな動物とその飼い主さんたちをサポートしています。
今日は、動物看護師の1日がどのように流れているのか、少しご紹介したいと思います。

ちなみにどんなお仕事でどんな1日だと想像していますか?


1日の流れ

8:30– 出勤 & 早朝の準備
朝は早くから始まります。
まず最初に、動物病院内のケージを確認し、夜間入院していた動物たちの様子をチェックします。体調に変化がないか、食事や水はきちんと摂れているかを確認し、医師に報告、朝の入院管理を行います。ちなみに入院管理ではお薬を飲ませたり検査したり、注射を行っています!

9:30 – 診療のスタート

診療が始まると、
受付に来る飼い主さんと動物たちを迎えます。
時には緊急の患者さんも来院するため、
迅速に対応することが求められます。
体重測定やバイタルチェック(体温、呼吸数、心拍数の確認)は動物看護師の重要な役割です。
診察の補助をしつつ、飼い主さんからペットの症状や普段の様子を詳しく聞き取ります。
そのほかにも先生から検査の指示を受けたり、
エコーやレントゲンでは動物を抑える補助を行います。



12:00 – 手術のサポート

お昼前後には手術が行われることが多く、動物看護師は手術の準備から、手術中の器具の受け渡し、そして麻酔管理を担当します。
麻酔が適切に効いているか、動物の状態が安定しているかを常にモニタリングしながら、医師の指示に従って動きます。
手術が無事に終わったら、回復ケージ(ICU)で動物が麻酔からしっかり起きるまで見守ります。

14:00 – 休憩とケージケア

お昼休みには院内のスタッフと一緒に食事をしたり、次の診療に備えてリフレッシュします。
午後には、入院している動物たちのお世話やケージの掃除を行い、治療が必要な動物には投薬や点滴などの処置も担当します。
私の職場ではしっかり休憩をいただけています!

16:00 – 午後の診察

診察では、飼い主さんからペットの健康管理についての相談を受けたり、食事や運動、ケアのアドバイスをすることが多いです。
獣医師によって皮膚科や循環器科、眼科など得意な分野があるので獣医師に合わせて飼い主さんに予約を取って来院して頂いています。
17時頃から入院の子のお世話や処置が始まります。

18:00– 退勤

入院の子のお世話が終了したら、片付けや翌日のカルテ準備を行います。
診療で使用した器具の消毒や、記録の整理が終わると、ようやく1日が終わります。



まとめ

動物看護師としての1日は意外と忙しいです。
予測できないことも多いですが、その分やりがいを感じる職業です。
毎日異なる症例に対応し時には悲しい出来事もありますが、動物たちの回復を見守ることができるのはこの仕事ならではの喜びです。
皆さんが想像していたような仕事だったでしょうか?

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