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R2事例Ⅱ 再現答案 48点

引き続き、震えながら書いた「事例Ⅱ」の再現答案です。再現率85%程度。

解いた順は、3-1→3-2→4→1→2

今年は5問構成で、去年よりは安心して取り組めました。

第1問
現在のB社の状況について、SWOT分析せよ。各40字以内。

(S) ①高品質ハーブの効率的栽培能力②Z社との取引実績③美しい島や伝統のブランド訴求力。
(W) ①Z社への依存体質②ハーブとX島の全国的な知名度の低さ③離島立地による輸送制約。
(O) ①ヘルスケア市場が拡大②ヘルスケアメーカー複数社から引合いがある③観光資源が豊富。
(T) ①大口取引先Z社との取引停止の可能性②X島の地域経済の衰退。

(所感)二年連続でSWOTが来た!速攻で後回しの判断。弱みが与件文中でどんどん解消されていき取り上げるべき弱みに迷う。Z社をSWTの3ヶ所に登場させた。自社サイトの存在も書きたかったがスペースなし。

第2問
Z社との取引縮小を受け、B社はハーブYの乾燥粉末の新たな取引先企業を探している。今後はZ社の製品とは異なるターゲット層を開拓したいと考えているが、B社の今後の望ましい取引先構成についての方向性を助言せよ。100字以内。

引き合いのあるヘルスケアメーカー複数社と取引を開始し、安眠効果やアンチエイジング訴求で高齢者や男性向け製品を開発し販売。また、アロマオイルや香水を扱うメーカーと取引し、取引先を分散する。

(所感)いまいち整理がつかず処理を最後に回した問題。ハーブYは安眠効果を謳って良いのか悩んだが加えた。「高齢者と男性向け」は、残り1分で急に降りてきたワード。土壇場の思いつき、ありがたい。


第3問 設問1
B社社長は最近、「眠る前に飲むハーブティー」の自社オンラインサイトでの販売を手がけたところ、ある程度満足のいく売上げがあった。上記の事象について、アンゾフの「製品・市場マトリックス」の考え方を使って説明せよ。50字以内。

既存製品ハーブの安眠効果に着目し、自社サイトの直販チャネルで大都市圏20代~50代女性の新市場を開拓した。

(所感)「既存製品」「新市場」「開拓」を含めて無難にまとめた。

第3問 設問2
B社社長は自社オンラインサイトでの販売を今後も継続していくつもりであるが、顧客を製品づくりに巻き込みたいと考えている。顧客の関与を高めるため、B社は今後、自社オンラインサイト上でどのようなコミュニケーション施策を行っていくべきか助言せよ。100字以内。

①顧客アンケートを実施しニーズを収集する②掲示板を用意し口コミやレビュー記入を促す③自社サイト上やメルマガで定期情報発信する④商品に試供品を同梱し発送する等、双方向で情報交換し関係性強化し関与を高める。

(所感)今年はネット通販がテーマ的に来るだろうと踏んでたので、やっぱりという印象。「双方向」を軸に関与を高める施策を並べられた。④の同梱はオンライン上ではないので、加点はないかもしれないが、欲張って入れた。


第4問
B社社長は、自社オンラインサイトのユーザーに対して、X島宿泊訪問ツアーを企画することにした。社長は、ツアー参加者には訪問を機にB社とX島のファンになってほしいと願っている。絶景スポットや星空観賞などの観光以外で、どのようなプログラムを立案すべきか助言せよ。100字以内。

①B社のハーブ畑を案内し、自然を楽しむ撮影会を行う②工場見学を行い、試供品やツアー限定商品を提供する③おひたしや酢みそあえの飲食会を行い、島内のハーブを食す風習や健康長寿の言伝を教える等のプログラム。

(所感)製造業でもコト志向やサービス活用が外せない流れなので、定番のイベント系を妥当にまとめた。「ツアー限定商品」は加点を意識して書いたキーワードながら、よく考えたら、B社工場には1次加工の粉末以外に製品がないなら、粉末をもらっても嬉しくないな!しまったなぁ!あと、プログラムの列挙に必死になって、効果の記述を忘れてた!しまったなぁ!


以上、お疲れ様でした!

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