見出し画像

R2事例Ⅲ 再現答案 60点

「事例Ⅲ」の再現答案です。再現率80%程度。

去年の問題よりは設問要求が分かりやすい&問題点も明確に記述されている!問題点と対応策の解答欄切り分けが親切!

と思いつつも、やっぱり設問と与件要素の切り分け/使い分けに苦慮し、重要KWを使い切れず。全体的にイマイチなため手応えはない。

解いた順は、2-1→2-2→1→4→3

第1問
C社の(a)強みと(b)弱みを述べよ。各40字以内。

(a)①溶接・研磨技術力が高く仕上げ品質が高い②特注品の設計から据付までの一貫生産体制。
(b)①建屋が原因で製造品の大きさに制約がある②生産計画が甘く納期遅延を起こしている。

(所感)例年通りの1問目。弱みの取捨選択に苦慮。結局、その後の設問で解決もしないし使いもしない建屋の高さの記述はトラップだなぁ。

第2問 設問1
C社の営業部門で生じている(a)問題点と(b)対応策について述べよ。各60字以内。

(a)①図面承認後や検査段階でデザイナーとの計画外の摺合せや修正が発生。②製作前プロセスにかかる時間が過大で生産計画に影響。
(b)①3次元CAD導入し図面承認段階で造形物のイメージを摺合せ時間短縮。②製作前プロセスの必要時間を分析し、生産計画の精度向上。

(所感)営業部門が設計も担当している組織。顧客のデザイナーの横やり対応は営業部マターか製造部マターか迷ったが、営業部マターで処理した。なぜなら製造部は書くべき他の問題が多過ぎたから。

第2問 設問2
C社の製造部門で生じている(a)問題点と(b)対応策について述べよ。各60字以内。

(a)①作業者の稼働時間に打合せや移動等の不稼働が多く生産性が低い②工程間の作業スペースが狭く、移動が発生し作業効率が悪い。
(b)①打合せ時間は管理余裕として生産計画に反映する②SLP や工程分析を行い工程間の設備配置やモノの流れを見直し、移動時間を短縮。

(所感)「作業チームの技術力の差」も解答に使いたかったが、「不稼働多い」「作業スペース狭い」を優先し含められず。結局、「チームの差」はどの設問でも使えず。うーん、判断ミスか。

第3問
C社社長は、納期遅延対策として社内のIT化を考えている。C社のIT活用について、どのように助言するか。120字以内。

①3次元CADを導入し製造品のイメージ摺合せ時間や図面変更時間を短縮する。②技術難易度の高い受注内容に応じた納期提示ができるよう余力情報を登録する。③生産計画と生産統制の情報を反映した生産管理を行う。

(所感)第2問で使った「3次元CAD」を2度目の投入。こっちで使うのが本命だったのか?3次元CAD以外に、他にIT活用に言及できそうな箇所が見つけられず、時間内に何とかそれらしく埋めただけ。一番手応えがない設問。悲しい。

第4問
C社社長は、付加価値の高いモニュメント製品事業の拡大を戦略に位置付けている。モニュメント製品事業の充実、拡大をどのように行うべきか助言せよ。120字以内。

①加工技術力、溶接組立や研磨技術力を強化向上させ、モニュメント製作で要求される特殊加工と仕上げ品質のニーズに応え②近年の都市型建築の増加を機会と捉え、営業機能を強化し技術力と一貫生産体制を訴求・提案し③デザイナーの新規受注を獲得する。

(所感)例年通りの最終問。例年通りのパッケージ解答で時短処理。「受注量の変動」リスクを含められず。明らかな加点要素だなこれは。もったいない。


以上、お疲れ様でした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?