見出し画像

酪農です。

こんにちは、酪農です。普段はX(Twitter)で活動しております。
noteに晴れて進出!ということで、はじめの投稿として、簡単な自己紹介と、このnoteで書いていきたいことを残させていただきます。



私について

30代の労働者です。東京に移り住んで10年以上経ちます。上京したばかりのころは見えていなかった東京1世代目のしんどさが見えてくるようになったここ数年、荒んだ私の心をつかの間癒してくれるのは鉱物の輝き…(詳細は後述)

私のことをもう少し知っていただくために、地元について簡単に書きたいと思います。

故郷は、新幹線+車で2時間程度の場所に位置するとある町です。
徒歩圏にコンビニやスーパーが複数ある、地方の中でも比較的都会っぽい感じのところです。でもひしめき合うように建物が建っているということはなく、どことなく工業エリア臭もただよっているのが東京都心との違いでしょうか。
商店街ははるか昔に死にたえていますが、BtoB産業はその商圏の中で堅実に成り立っているとみられ、街中にいろいろな部品屋さんや建材屋さんが点在しています。意外に交通の便が良いことに目を付けたのか、若いファミリーも町の外から流入しているようで、地元に帰ると新しい建売住宅をよく見かけます。地元を出たとはいえ、愛着のあるふるさとに新しい人が移り住んでくる様子を見ると、なんだかほんの少し安心します。

大学生になるときに東京に出てきて、以来ずっと東京に住んでいます。東京は小平から浅草まで住んだことがありますが、現在住んでいるのはぼちぼち都心のエリア。ド根性東京第一世代として心に闇を抱えているので、周囲に被雇用者がたくさんいるエリアは住んでいて心地がよいです。

そんな私の夢は幸せなリタイヤ。藤沢とか辻堂とかに戸建て住宅を買って、のーんびり暮らしたいのです。あるいは、都心にコンパクトな家を持ちながら、房総にキャワユイ別荘を構えたりとか…。

といった夢を見つつ、ウダウダといつまでも働いていそうですけどね。ちなみに仕事は一般企業に勤務していますが、Xでは業務に関係する描写はほどほどにさせていただいております。


noteをはじめる理由

このnoteの目的。それはずばり、「物欲との丁寧なお付き合い」です。
具体的には、主に「買ったものを愛でる場所」として、このnoteを機能させられたら良いなと思っております。

なんすかそれは、と思われるかもしれません。しかし、私にとってこれは喫緊の課題なのです。

 

若い頃、私には夢があった

遡ること数年前。

恐らく生まれながらにツイ廃の素質があった私は、幼きころより文章を書くことを楽しんできました。大人になってもそれは変わらず、Twitterというプラットフォームから多くの友達が去った後も、まだわずかにつながっている古くからの友人とともに、毎日の出来事をプライベートアカウントに書き込んでいました。

しかしある日ふと、もっとパブリックなアカウントを持ってみたくなりました。

旧友とフォローし合っていると気恥ずかしくて書けないような意識の高いビジョン、ステートメント、フィロソフィ~を思うままに書き連ね、同じ志を持った仲間をフォローしフォローされる、オフィシャルなアカウント。

仕事でこうなりたい、ああなりたいといった目標やら、取り組んでいることなどを短い文章に力強くまとめ、多くの人々から共感を得たい。そんな承認欲求を覚えはじめたのです。匿名2.0という界隈が流行(?)し、とっても便利なショートカットキーの一覧表が日々TLに大量に流れ込んできていた時期かもしれません。

そんなわけで、勢い新しいアカウントを開設しました。
しかし結論、作成したアカウントが充分に活用されることはありませんでした。たぶん、お正月かゴールデンウィークのなんでもない時間を過ごしていた流れの思いつきで、たいしたモチベーションもなかったのでしょう。

だれもがフォローするご意見番的存在な万垢になり、有名αツイッタラーと互角に渡り合う――などという妄想は夢のままで消え、お正月が終わると私は普通の労働者としての生活に帰り、同時にプラ垢で旧友たちとリアリティショーの感想を言い合う日々が戻ってきました。

そんなアカウントを、連休のたびに…とまでは言わないけれど、お正月何回ぶんかくらいの個数つくっては消したり、放置したりしていました。どれも一様に活用されることはありませんでしたが、時々覗き見るキラキラした世界、芯から美しい人々の深みのあることば、インテリ層のハッとするような格言はきっと、意識の低い私に潜在的な刺激を与え続けてくれていたのかもしれません。いつしか、この人たちのように頑張ろう、と奮い立てたおかげで、良い転職や小さな昇給の機会に何度か恵まれました。

しかし…その幸運は思わぬ展開を招きます。


順調だった私の人生に突然現れた“落とし穴”

ありがとうTwitter。またはX。Tweeps。イーロン・マスク。あなたは、私のなんでもない人生を温かく導き、いつだって新しい刺激と彩りを与えてくれた。それだけでなく、行き場のない夜のよりどころまで提供してくれた。おかげで私はきちんと理解することができた――私の瞳は涙を流すためにあるんじゃなくって、TLを刮目するためにあるんだってこと!

そして私は羽ばたけた――。鳥🕊だけに…。

シンプルに言いましょう。私は、Twitterから潜在的な活力を得て(??)、なんだかんだと頑張った結果、運も良くて、自分の望む方向へ歩み始めることができました。

そしてどうなったか。

「頑張った自分へのご褒美」で腕時計やジュエリーを買い始めてしまい、私は底のないジュエリー沼…ジュエ沼に完全にハマってしまったのです。

急に何?飛躍してるんじゃないの?って?そんなこと言われても、結果を見れば明らかなんです。意識を高く持つためにつくったアカウントは、松下幸之助もアドラーもびっくりの、煩悩の赴くままに貴金属の画像が貼り連ねられた物欲垢に成り下がってしまったのだから。

「転職後初めてのボーナスだから、素敵な時計を買いたい」

「素敵な時計を購入したから、それにピッタリ合う指輪が欲しい」

はじめは純粋な、今から思えばとっても初々しい、ささやかな願いでした。

しかし…その小さな願いを自ら叶えてしまった瞬間。静かに開いてしまったのです。地獄の窯の蓋が…


宇宙と私の戦い

それからというもの、私はノイローゼのように貴金属を求めるようになってしまいました。

1つ手に入れれば、また新しく3つ欲しくなる。ウィッシュリストにエントリーされたジュエリーの数は指数関数的に増えていき、さながら今この瞬間も膨張し続ける宇宙空間のよう。

私は悟りました。「これはまずい」と。

広がり続ける宇宙のふしぎを知るために、アポロ11号は月に行ったっていうのに。私はただただ、ロングリストが無限にロングロングリストになっていくのを呆然と見守るしかないのか…。

物欲の昇華方法は、購入することだけではありません。手に入れた後、それを愛で、活かし方をあれやこれやと考え、手に入れる過程を思い出して記憶をも慈しむこと。

そもそも消耗品と違い、長いお付き合いを楽しむことができるのがジュエリー購入の醍醐味なわけです。となれば、新たに購入するものを考える以上に、手に入れたものを楽しむことに時間をつかわねば。そんなふうに思うようになりました。

ここまで読んでくださったアレな…まちがえた、レアな方がいるとすれば思ったことでしょう。

お行儀のよいこと言ってないで、人生は短いんだから好きなモノどんどん買いなさいよ!って?買います、買います!


まとめ

長々と書いてまいりました。もっともらしい理由をこじつけてしまったけれど、平たく言えばただお気に入りを自慢する場所をつくりたかったのですね。

というわけで、このnoteでは、トピックの一つとして、手持ちのジュエリーの紹介ができたら良いなと思っています。

そうすることで、購入した時の気持ちを思い出したり、普段と違った使い方のヒントを見つけたりと、また新しい姿勢でジュエリーに向き合えたら素敵ですよね。

とはいえジュエリーに限定するということもなく、気になることや考えたことをざっくばらんに書いていくつもりです。

どんなトピックだとしても意識したいのは、私らしい、少し肩の力が抜けるような、気張らない感じの文章を書けたら良いなということ。時々スベッてるかもしれませんが、温かく見守っていただけたら嬉しいです。

Xのフォロワー様が1,000人をこえたころから、書きたいことも増えてきて、「ブログでいろいろ書けたらなぁ」と思っていました。しかしなかなか重い腰が上がらず。ブログってセットアップが大変だからね。

そんななか、今日は夫の留守を狙って今こそ書こうと、むかーし登録したnoteのアカウントを引っ張り出して書き始めることにしたのです。ありがとうnote。リスペクトをこめて、私の名前をもじり、このページは酪noteということにしましょう(?)

この記事はこれでおしまいです。読んでくださってありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?