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成功の法則〜黄金律を痛感したこと

黄金律という言葉を聞いたことがありますか?

《golden rule》が元々の言葉。

内容が深遠で、人生にとってこの上なく有益な教訓。
通例、キリストの山上の垂訓の一節「何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ」〈マタイによる福音書・七〉をさす。

と辞書に書かれています。

聖書の言葉ですね。

実にその後の多くの経営者、
心理学者、
経済論者、
をはじめ

さまざまな名著と言われるものに、
実はこれと同じことが書かれています。

デイル・カーネギー『人を動かす』でも、
ウイリアム・グラッサー『選択理論』幸せな人間関係を築くためにでも、
ウオレス・D・ワトルズの『お金持ちになる科学』でも、
スティーブン・R・コヴィ『7つの習慣』でも
同様です。

肩が痛い人に最高の胃薬をプレゼンしても売れないし
お腹が空いて死にそうな人に最高の履き心地のスニーカーは売れません。

自分がして欲しいと思う通りに、相手にしよう。

ということだと理解しています。

彼女にもっと大事にして欲しいなら、彼女をもっと大事にする。
子どもにもっと本音で話して欲しいなら、親から愛を持って語りかける。

特に最近このことを痛感します。

売りたい、
これがいかに良いものか、

を伝える前に、

目の前の人が何を求めているのかを
心の底から理解したいと思い
興味関心を持って聞く。

相手の困っていることに対して、できることがありそうだったら
そこで初めて提案をしてみる。

そこまでの関わりの中で、
本当に「この人はわかってくれている」と相手が感じていれば、
セールスは完結する。

仕事がうまくいかないとき、
人間関係で悩むとき、

相手が何を願っているのかを知ろうと心を寄せると
解決策が見えたり
うんと人間関係が深まったり
することがあるように思います。

うまくいかない営業をしてしまったとき
改めて「わかっているつもり」だった相手の方の願い、課題をより知るために丁寧に関心を持って聞いていくと、突破口が見えてきたりすることがあります。

相手の方のお困りごと、
解決したいと思っていらっしゃることに
しっかり寄り添い、共感することができれば、

ズレることなく相手の方のお役に立てるものを提示できる可能性が上がります。

人間関係でも、企業対企業の営業活動でも
同じことが言えるなあと感じます。






なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。