片手の方が上達が早い

未経験からマージャンを始めてある程度できるようになるには、もちろん個人差があります。
そしてなかなかできるようにならない方に共通することがあります
(もちろん習得が遅いことは悪いことではありませんし、その人の能力に合わせて教えるので安心してくださいね)

それはツモって捨てる、鳴く、リーチをかける、これらの動作に両手を使うことです。
片手より両手を使う方が簡単で早くできるんじゃないの?と思った方がいるかもしれません。
これは逆で、片手の方が楽に早くプレーでき、両手を使う方が遅くなります。

なぜかというと、両手を出すと次に動かすのが右手なのか左手なのか迷ってしまうからです。

例えばリーチをかけるときに右手に捨てる牌を持ち、左手に1000点棒を持ちます。
そのとき、まず右手で持っている牌を捨てるのか、左手に持っている1000点棒を置くのか、体が迷ってモタモタしてしまい、かえって遅くなるのです。
片手だと一つの動作しかできませんから、迷いが起こりません。捨てる⇒1000点棒を置く、と順番にリズム良くプレーできます。

先生によって方針があると思いますが、私は入門クラスの一番初めから、プレーは片手でしましょうと教えます。

また、習得が遅くいつも両手を使ってプレーする方に片手でプレーしましょうと導いてあげると、多少の期間はかかりますが確実にそれまでよりプレーが速くなり、習得も進みます。

両手を使っていた方は、もしよかったら試してみてはいかがでしょうか。

三上



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