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【第八回 金原亭龍馬独演会】

落語であなたの人生をナビゲート!おとうふメンタル〇ら落語コンシェルジュ®相山・美奈:子:です。

第八回・金原亭龍馬独演会は池袋の明日館で昼夜開催。


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★野ざらし
龍馬さんは人骨をにんこつと読む。じんこつでないのね。まくらでこの噺は志ん駒さんから教わったとか、馬の皮を太鼓に使っているとサゲの説明をそれとなくして今夜は最後まで聴けるのかと嬉しくなる。寄席では時間の都合なのか、釣りのシーンだけで終わることが多い。軽くってとんとん進んで小気味いい。

★権兵衛狸
狸の「ごーんべ」の言い方がほのぼのする。 頭を刈られた翌日は「ごーんべさん」とさんをつけるのがかわいらしい。牧歌的な気分になれる。


★抜け雀
先日亡くなった人間国宝 柳家小三治さんの想い出話のまくらから。落語家さんは地方へ行く仕事を旅という。北海道羅臼の仕事で小三治さんが趣味のバイクで崖から落ちたことがきっかけで、羅臼寄席ができて未だに続いている。何がどう転ぶかわからない。
会場の時間のせいか、さらっとまとめていてそれがかえっていいリズムになって心地よかった。


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雨の鬱々さを吹き飛ばす爽やかな陽気さ、押しつけがましくなく心地よいのが龍馬さんの魅力。
次回いらしてはいかがですか?

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