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【神田愛山・宝井琴調~夏の会】

落語であなたの人生をナビゲート!おとうふメンタル〇ら落語コンシェルジュ®相山美奈子です。

神田愛山・宝井琴調~夏の会は満席!!

そりゃあこのお二人だもの、あたりまえ。

今日の一番は「国宝じゃなくて秘宝」(兄弟子と自分)

★宝井琴調 團十郎と馬の足

馬の足でも役者は役者。辞めはしないが顔の傷がもとで馬の足しかできないと諦めている武助。それを長屋のみんなで応援に行こうという気持ちがいい。掛け声をかけられ調子に乗っ武助に、怒りはしたが訳を聞いて納得する團十郎の気持ちも江戸っ子。気持ちのいい奴ばかり出てくる一席。

★神田愛山 出世の高松

神田ろ山先生から稽古をつけてもらった。「国宝じゃなくて秘宝」(兄弟子と自分)でも秘宝って秘めたもので見せないんじゃないの?講談によくある出世物語。わかっていても聴いていて楽しい一席。

★神田愛山 講談私小説 ベラ

新作だが若き愛山先生の猫との日々を綴った一席。近年は「トムとジェリー」などのキャラクター好きなイメージが強いが、昔はもっと怖い人に思えた。時折見せる佇まいと表情に、見たことはないが古武士を感じる。

★宝井琴調 人情匙加減

これもいい噺だが、大家が物凄い。髪結新三に出てくる大家ばりだ。長屋からもめ事を出すわけにはいかない、飄々として練れたものでないと務まらないのかも知れない。分かっているけど最後まで聴いて良かったねとほっとする。

講談も落語も一言でその世界に引き込まれます。話すだけなのに、景色も風も匂いも感じる。充実した楽しい時間。話芸っていいねぇ。

10月に落語会開催します!

「Forever前田五郎~快楽亭ブラック毒演会」

昨年亡くなった元コメディNo.1の前田五郎師匠

親しかった快楽亭ブラック師匠が一周忌にあたり毒演会

想い出話や五郎師匠を落語にした「無頼女斬り五郎」を語ります

どんなエピソードが飛び出すのかお楽しみに!

「Forever前田五郎~快楽亭ブラック毒演会」

2022年10月17日(月)

18時開場 18時30分開演 

お江戸両国亭

前売 2,500円/当日3,000円

当日受付で、お名前をおっしゃって現金でお支払いください。

みなさまのお越しをお待ちしております。

ご予約はこちら



八木商店と書いて、やぎよしみちチャンネルで落語ってどんなもの?をお話しました


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