見出し画像

和歌山HYDEさん聖地めぐり旅レポ

L'Arc〜en〜Cielのボーカルでもありソロでもガンガンに活動しているHYDEさん生誕の地和歌山。HYDEさんゆかりの「和歌山市・加太・由良」を公共交通機関だけを使って巡る2泊2日の旅レポです。どこ行ったらええの?どんな感じなん?な方の聖地めぐりの参考になればこれ幸い。

とにかく和歌山へ

まずは和歌山市内へのアクセスをご紹介。

大阪方面からのアクセス

■難波経由(南海電車パターン)←推奨
難波駅→和歌山市駅
※ 特急サザンで約1時間
サザンは自由席もあります。
南海電車への乗り継ぎは地下鉄からも近鉄からも時間にはゆとり推奨。

■天王寺経由(JRパターン)
天王寺→和歌山駅
※快速で1時間15分弱
新幹線で来てJRのまま来ちゃうとこのパターンになりがち。

ここ注意!
和歌山市駅と和歌山駅があるんです。地図で見たところ結構離れているのでどこをどう観に行くか?によってどちらに降り立つのかをまず決めるといいです。
おすすめは南海電車で向かう「和歌山市駅」。HYDEさんもずっと利用していた駅で、ここから難波まで通うのに南海を使っていたそうなので車窓の風景も興味深く楽しめますね。

どこへ行った?(行ける?)

今回行った所と、行っては無い(※印)けど行ける可能性のあった場所をざっくりとエリアでまとめます。

和歌山市内の詳細MAPは後ほど

《南海加太沿線エリア》青色
・めでたいでんしゃ
・沿線(ってだけでもう💕)
・加太港
・友ヶ島※
・加太人と自然のふれあい公園
(あじさい園)※

《由良・白浜エリア》ピンク色
・白崎海洋公園
(JRで南下「紀伊由良駅」)
・ホテル川久※
(さらに南下「白浜駅」)

《和歌山市内エリア》オレンジ色
・和歌山市駅周辺
 隣接の和歌山市図書館 展示1カ所
 隣接のキーノ内に玉林園カフェ
・和歌山城周辺
 和歌山市役所展示2カ所
・和歌山駅周辺
   ビッグホエール※

では今回行った順にご紹介していきます。

南海加太沿線エリア

南海加太(かだ)線とは✨

南海加太線は和歌山市駅から乗り換えて、片道約25分。終点「加太駅」からはHYDEさんも遊んだであろう「友ヶ島」や「自然公園(あじさい園)」に行ける。全部で7つある駅を七福に喩えており、「めでたいでんしゃ」という観光列車が走る。

めでたいでんしゃ

やだ、ほんとにめでたい電車やん。可愛い〜よ。これは南海加太線(和歌山市駅⇄加太駅)を走っている観光列車で、現在4種類あります。この日乗ったのは、あいにく隠れHYDEさんが居る「かしら」ではなかったけど、こんな可愛い電車が存在しているのか!
逆に毎日これで通勤している人の気持ちになって感情を持て余している。

めでたいでんしゃ「なな」の車内
吊り輪がおさかな!
終点「加太駅」にあった時刻表
「かしら」とすれ違った!
「かい」車内。加太駅手間の車窓からは海が見える

HYDEさん住んでたん⁈

この南海加太線(和歌山市⇄加太)はHYDEさんが生まれ育った沿線だそう。3月末まで発行されていたプレミアムチケットなるものには、それぞれの駅の思い出となるキーワードが記載されていたらしく、手に入れてなくて残念。でも、もう車窓の風景に思いを馳せるだけで存分に楽しい✨

加太港と友ヶ島

友ヶ島ってどんなとこ!
南海加太線の終点「加太駅」から徒歩15分の加太港より船に乗って約20分の小さな島。ラピュタの世界を楽しめるらしい。朝9時の船に乗りたくて仕事終わりで前乗りして2泊になりました。

加太港!
駅からは徒歩で迷わなければ約15分くらい。途中から路地を抜けて海が見えた。HYDEさんも歩いたり遊んだりしたんかな?
ちなみに友ヶ島への乗船場は海に向かってかなり左寄りでした。ちょっと迷ったよ。(帰りは地図アプリ見ながら立ち止まっていると「迷たんか?」ってめっちゃ優しく声かけてくださった方がいた✨)ええ人多そう!

加太港へ向かう路地越しに海!

友ヶ島行きの船欠航!
まさかの欠航。一見穏やかな晴れた天気で港内は凪いでいるけど港の外海は白波が立ってて地味に荒れているそうです。待っていても無理ですよ〜とのことで断念。
すぐそこに手前の地ノ島と左奥に友ヶ島見えてたよ。

乗船場付近から島の方(左奥が友ヶ島)
トンビずーっと飛んでた
友ヶ島行きの船

友ヶ島に行けてたら…
今回行けなかったけど、友ヶ島について調べておいた注意点を。
全部見て回って約3時間。トイレがあまり無いのでトイレを見たらとにかく行くべし。道が舗装されていないので、しっかり歩きに適した靴を。私は今回トレッキングシューズで臨んだよ。虫よけや怪我対策にもなるので長袖長ズボンがおすすめだそう。あと飲み物と軽食を準備。ゴミはもちろん持ち帰ろう。

※レポ下に公式HP掲載しているので興味のある方はそちらで〜。

加太人と自然のふれあい公園 森林公園

あじさいを植樹したとこ~!
同じく加太駅から片道で4キロの山の中にある公園。HYDEさんが2020年にあじさいを植樹したあじさい園がある。あと、学生の頃友達と野宿系キャンプをしていてカップルに幽霊と間違えられた公園だったかと記憶。恐竜がある公園。
あいにく植樹したあじさいは無くなってしまったのだけど、HYDEさんが愛でたであろうあじさいたちをいつか見に行くと決めていた…。

クルマ推奨!
健脚なので往復8キロならば行けるかな?とか思ったがいざ現地に来てみると甘かった。女性1人歩きには不向きっぽいので諦め〜。複数人でタクシーでなら車なし旅でも行ける?
(加太駅でタクシーは呼ばないと乗れなさそうでした。)

加太駅手前から見える公園の方角の山

好きだここ!

もう少し加太港周辺や海辺を散策したり、ほんとだったら11時から開店する食事処でしらす丼などいただきたかったけど、早々に予定変更して次の日に向かうはずだったハイソロのMVロケ地に舵を切る。でも海岸沿や淡島神社とか、空気感をじんわりのんびり堪能しに再訪したい!と思った。

由良・白浜エリア

白崎海洋公園(ロケ地)

展望台からの景色

アクセス
和歌山市駅から和歌山駅まで移動しJRで南下。JR紀伊由良駅からバス。
◇和歌山駅→紀伊由良駅(JR約1時間)
◇紀伊由良駅→白崎海洋公園(バス約25分)
※ほぼ自家用車かバイクで来る所っぽい。

白崎海洋公園とは!
言わずと知れたHYDEさんソロ「NOSTALGIC」のロケ地。日本のエーゲ海と呼ばれ、白い石灰岩の岩場が広がる不思議な地形が特徴。HYDEさんも何度も訪れた思い出の地だそう。もっとこじんまりしてるかと思ったのに道の駅があったり駐車場も大きいし、観光客の方々がめっちゃ多かった。

ロケーション
厳密なロケ現場は正直なところよくわからなかったけど、なんな~ん!ここほんまにまるで異国の岬!
海に向かって広がる雄大さや、海からの風を肌で感じた。そしてとにかく白い岩場と青い海のもたらす異国な情緒がいろいろかきたてる!
今後「NOSTALGIC」に限らず「THE CAPE OF STORMS」や、ラルクの「Anemone」なんかもこの景色と風が脳裏に浮かんじゃう。
HYDEさんの声の伸びの先にある景色を垣間見た気持ち。
私的には「 HONEY」も想像膨らむ。来てよかった。

展示発見!
道の駅ではHYDEさんロケ報告展示がありました。(写真は伏せます。)ロケで使ったであろうグレーの羽根や、ロケの様子の映像が流れていました。

スタッフ「ここの柵の先に降りてもらいます。」HYDE「え〜こわ〜い💕」とかいうやり取りが可愛かった。

由良みかん100%のみかんジュースも鮮烈で美味しかった✨

 上 ぐるりと岩壁に囲まれた場所も
左下 もしかしてこの先の奥で撮影?
右下 由良みかん100%ジュース

注意点!
急遽予定変更したので覚悟はしていたけどJR紀伊由良駅でバスを2時間待つという乗り継ぎが恐ろしく悪いタイミングになってしまった。駅から白崎海洋公園まで標識では9キロ。バスに乗れば約25分。当然だけど歩きは推奨しない。←あまりに時間がありすぎて5キロ歩いた人ww。
和歌山市から自転車…え、え、考えられない凄ない?(HYDEさん自転車で遊びに来てたらしい。)

この日のスケジュールは、和歌山市内のホテルに戻って終了。

ホテル川久(ロケ地)

今回は足を伸ばしませんでしたが、紀伊由良からさらにJRにて南下した白浜駅には「FINAL PIECE」のMVを撮影したホテル川久がありますよ〜。

和歌山市内エリア

最終日は和歌山市内に点在するHYDEさん関連の展示と、せっかくなので和歌山城を観ました。ホテル情報も載せますので距離感の参考になれば~。

和歌山市内マップ

ダイワロイネットホテル(2連泊)

和歌山城のお向かい、和歌山市役所と道並びの3件隣。
和歌山市駅から歩ける距離感かな?と思ったけど疲れていると若干遠く感じた。
※和歌山市駅から徒歩15分強
※タクシーだとギリワンメーター無理。
(ホテルのエントランス手前でメーターがカチャリと上がった。)
和歌山城が見える客室もあり、思った以上に気分が上がった。
チェックアウト11時。近いので荷物を持たずに市役所と和歌山城を見に行けた!

和歌山市役所(展示2か所)

和歌山城天守閣からみた和歌山市役所
あの14階(最上階)にHYDEさんが!

和歌山市役所へのアクセス
和歌山城の正面?に位置しており立地はわかりやすい。
和歌山市駅からは徒歩だと約15分、タクシーだとワンメーターかな。

お邪魔します!
こちらはHYDEさんが2019年に和歌山観光大使になった記念の展示が2か所あります。土日も見れるそうですが、私は月曜に行きました。
真ん中の通路からは見えない場所にあったので、一旦奥の出入り口まで練り歩いてしまった。和歌山市民でもないのにほんとすいません。

1階展示(写真は伏せます)
和歌山城側からの入口を入って左方面、総合案内所のななめお向かいです。
柱の裏です。
「市長とHYDEさんのツーショット」「HYDEさんが市長に書いたサイン色紙」「ふるさと観光大使委託状楯(レプリカ)」がありました。

14階展示(写真は伏せます)
エレベーターで14階に登ると窓際に展示がありました。こちらにはHYDEさんが「プロデュースしていた店舗(現在閉店)で使用していたショーケースとオブジェ」「デザインしたTシャツ」を展示。

※ページ最後に参考リンク載せました。リンク先で展示内容をご覧いただけます。

和歌山城!

市役所14階の展示スペースから全貌がとっても美しく見えた。立派な山城!

和歌山市役所からみた和歌山城
14階 HYDE展示スペースより

登城
この後せっかくなので天守閣まで登ったけど山城なのでヒールでは無理かも。別名「虎伏城」というらしい。天守閣の料金は¥410。ホテルのチェックアウト時間を気にして少し足早に見て回って小一時間でした。天守閣では海風がとっても気持ちよくて、和歌山市の風土というか土地の雰囲気を味わいました。

和歌山市民図書館(展示1か所)

圧巻の夜の和歌山市民図書館

 アクセス
和歌山市駅隣接。というか駅ビル。
とっても便利!

和歌山市民うらやま!!
「HYDEさんプロデュースの店舗で使っていた姿見※サイン入り」「HYDEサザンの模型※模型愛好家の方が作成」が、なんとなんとこんな公共の場所に常時展示されているんですか!
和歌山市民図書館は駅ビルにあり、なんなら駅よりデカいじゃね?という雰囲気で、1階は蔦屋とスタバになっており、読書を楽しむおしゃれ空間でした。なんなの?本屋好きなのでHYDEさん展示も毎日みれてこの本とカフェの環境とってもうらやましい!!

左 図書館(1階 スタバ&蔦屋) 入り口
右上 HYDEサザン模型全体
右下 模型アップ(HYDEさんのお顔も見える)
左 サイン入り姿見 /右 サインアップ

入り口入ったらすぐに模型と姿見が隣同士で展示。夜の9時頃まで開いているっぽいし駅ビル1階なので和歌山市駅に降りたつのであれば、よっぽど時間が…じゃない限り見れるおすすめ展示です✨
(なんせ1階はスタバですから。)

和歌山グルメ

最後に旅のお約束、グルメ情報も3つご紹介。

和歌山ラーメン

和歌山駅ビルの商業施設MIO(ミオ)内のB1「丸美商店」さんでいただきました。特製中華そば✨
店内の説明では豚骨と鶏ガラ…って書いてあったけど煮干し系?かと思うお味。めちゃ好みの味。めちゃ美味しかった~。

和歌山ラーメンとは呼ばず、
メニュー名は「中華そば」で戸惑う
ww

しらす丼

キーノ和歌山にある「勘八屋」さんでいただきました。写真を見て食べ切れるか心配でしたが、小ぶりのお茶碗にてんこ盛りが嬉しかった✨ほんとは加太港付近でいただきたかったけど、このこぼれてる雰囲気で味わえたから満足です。

こぼれんばかりのこの感じが特徴

玉林園のグリーンソフト

和歌山市駅隣接の「キーノ和歌山」という商業施設内でHYDEさんも好きなグリーンちゃんで有名な、玉林園のグリーンソフトクリームが食べられます。右のタイプのグリーンソフトはコンビニでも売ってるのですが、ソフトクリームが食べられる場所は少ないので要チェックです。うま〜💕

左 キーノで食べたグリーンソフト
右 コンビニで買ったグリーンソフト

旅で感じたHYDEさん

自然派!

これは私のまったく勝手な持論なのだけど、幼少期に自然の中でガチ遊びしてた人は「自分ではどうしようもない状況下での謙虚なやり過ごし方」と、逆に「ここぞという時に覚悟をもって前進する胆力」を持っているんじゃないかな?と思っている。私的にHYDEさん像と合致してる気がして、とても勝手に納得している。

魚好き!

「魚は皮ごと食べなきゃ♪多少の小骨も気にしない♪」とハイチャンでおっしゃっていたのわかる!
加太港のあたりとかの雰囲気見てたらそりゃそうなるのも頷ける✨
和歌山市駅のあたりはそこまで海鮮海鮮してない。

余韻…

瀬戸内気候の温暖な風土、特に海からの風と、すこーんと抜けた広い空。
お城が市内にある市民感情や、普段使いの列車が観光列車だったりすること。そして本屋多い!
 いろんな土地柄に触れて、HYDEさんを作っているであろう背景をあれこれと(勝手に)想像する贅沢な旅となりました。

友ヶ島再チャレンジは難しいかもだけど、日帰りで加太港周辺にはまた行きたいと心に秘めて余韻にひたる。←あとやっぱりあじさいも見たい〜!

長々と拙い旅レポにお付き合いいただきありがとうございました(*´-`)。

旅行日(2022/06/25~2022/06/27)

まためでたいでんしゃ乗りに行くね

関連リンク
和歌山市HP (HYDEさん展示について)↓

和歌山市観光協会 公式HP(友ヶ島について)↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?