唯一人 日記20231016

・明るく、楽しい良き人間であることを目指しながらも、時々鬱屈とする日がくる。世界で自分一人だけが報われないような、不安定な気持ちになり、どうすることもできない無力感で呪詛を吐く。

・このnoteはもともと配信者たる自分の前に一人の人間として日記を書いていたものだから、その流れを汲んで時にはこういう心の裏側のザラっとしたところも書いてしまおうと思う。

・自分への注意点として、誰かをこき下ろしたり強く非難する論調だけはやめよう。わざわざ広大なネットの海に、しかも検索性の高い「文字」で放流する必要性はない。ので、以後よろしくお願いします。(未来の自分へ)

・休日のキャンプは楽しかった。大人になってから知り合った人々だが、「友人」と呼ぶことに抵抗ない。それなりに会社の愚痴を言いながら、酒を飲み火を囲んで、結婚した友人の惚気話を聞いたりした。

・「付き合う前からこの人と結婚すると思った」と、なんの含みもなく彼女は軽やかに笑った。なんだか、それがすごくよかった。

・かくいう自分は、一人でいることが楽しくて、特段だれかと暮らしたいという要望が無い、と青臭いことを言うことしかできなかった。ひがみも憧憬もなく、ただただそこに自分という一個人があることで十分満ち足りているという気持ち。

・友人は、なんともない会話の一部のように丸く受け止めて、雑談は続いた。誰のどの言葉も、霧雨のごとく霧散し、あの空間に馴染んでいた。

・外は大雨で、気温は一桁で、寒くて片付けも大変だったけれど、心に留まるものがあった。

・帰宅した途端、なんだか自分がすごく無力な存在なような気がして、泣きたくなって、仕方がないから元気が出る曲のプレイリストから元気が出る曲を歌った。

・精神不安定秋冬コレクション開幕、という感じです。

・一人でいるには、やっぱり覚悟がいる(結婚や、誰かと同居するのにも覚悟は必要だろうけど)。自分に価値を見出す存在が自分しかいないから、並大抵の自己肯定感では、こうして秋冬の夜に急に落ち込んで、凡夫に成り下がる。

・友人と話していて、多分すこし人恋しくなっただけなのだ。ただ、それを解決するためだけに誰かを呼び出すなんて、傲慢にも生きられないのだ。
どうすることもできない、誰も助けてくれないという自己卑下のもと、どこまでも落ちていく感覚。枕に顔を押し当てて呻くしかできない無能な人間。

・と、いうのを大学時代に散々やったので、今はねぎを刻む。

・江國香織さんの短編に、ちょうどそんな話があるのだ。

・「だれにももとめられていない」、などというのはなんというかカサンドラ的なアレで、実際には別に話したいと言ってくれる友人や、顔を出せば喜んでくれる人、遊びに誘ってくれる友人もいて、正直十分すぎるほど愛されていると思う。

・ただ、精神が反射的にそう思ってしまうだけなんだ。

・人並み以上に自己肯定感が高く、ハリボテのそれを必死に守っているからそういうことになるんだと思う。多分、他人への愛情期待値が高すぎる。

・100人の友人のうちの一人でいいから、葬式には呼んでほしいなと、それくらいの気持ちでいたいものです。

・そうだよな、ちょっと自分からの矢印が強すぎるのかも。なんか一度懐に入れてしまうと、どうしても「ずっと健康で、楽しく生きて悲しい思いしないでくれ~~~」と思ってしまう。そして、その祈りが届いた先には自分がいないことを感じ取って、孤独感に苛まれる。さすがに、そんな母親みたいな思いをバラまかれても受け取る側も困惑するだろうよ。

・以前少し話したかもしれないけれど、基本的に利他に快楽を覚えるタイプゆえに「優しい人間」と勘違いされがちなのですが、基本的には利他の快楽をむさぼる化け物ですので、どこまで行っても自己中心に生きているのですね。

・30歳になっても、こんな自己反省と自己弁護を繰り返している。本質的な部分は変わりようがないんだと思う。

・というわけで、一夜明け コロっと元気に仕事をさぼっています。秋の夜、詩的に感傷に浸るのはいいのだけれど、それを制御しきれないと翌日本当に恥ずかしい思いをするので気を付けるべし。

・今回は致命傷で済みました。

・もっと建設的なことしなよ。勉強するとか配信するとか、腕にシルバー巻くとかさ。(←この手のネットミームはそろそろ20代に伝わらなくなってくるのでやめたいことの一つ)

・へい、ゴミです。おまち!!!

・また夜になったから精神が変になっちゃったじゃん!も~~~!!

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