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インコでもわかる"パソコンの選び方(Windows版)"~誰もわかりやすく説明してくれないから僕がする~

「パソコンを買い替えたい」
「何でもいいから無難なパソコンを買いたい」
「でも何を買えばいいかわからない」
「家電量販店にでも行って聞いてみようかしら?」
ちょっと待たんかい!!!!!!!!

パソコンの買い方を知らないと、大体の人が大金払ってゴミを買わされる悲惨な結果になりますよ!!!

かといって、ネットで検索してみても
誰も簡潔に端的に語ってくれないでしょ???

ということで、仕事とプライベート合わせて年間2500時間パソコンに触っている高齢者施設の生活相談員の僕が、
世界で一番わかりやすくパソコン(PC)の選び方を語ろうと思います。
そう、インコにもわかるように。

※この記事はプロ級の方に向けた物ではありません。
※「それは違う!」等のご意見があるかもわかりませんが、
牙を尖らせたプロ級の方からしても、「まあ、損をした買い物ではないけどね?」と言っていただくことができるでしょう。


じゃあ本題へ↓

【目次】
1⃣あなたの用途は?
2⃣どこで買うの?
3⃣曖昧なところを詳しく


1⃣とりあえず用途で分けます。

大前提何がしたいかが大事です。
ご自分に合った用途を選択して見てみてください!
デスクトップとノート、どちらにも通用する選び方です!!

①漠然とパソコンがあればいいと思っている
②ネットサーフィンがしたい、動画視聴したい
③仕事がしたい(office系ソフトを使いたい)orプログラミングがしたい等
④動画編集がしたいor音楽制作がしたい

じゃあ順番にいきましょう。


①漠然とパソコンがあればいいと思っている

→買わなくていいです。
必要になったら買いましょう!
メカ好きなだけでしたら、次の②へ!

②ネットサーフィンがしたい、動画視聴したい

これは迷いました。
ネットサーフィンしたいだけならゴミパソコンでもいいです。
でも本当にゴミにしかならないし、おすすめしたくないので、
少しスペックを上げています。
後で説明しますが結果からお伝えします。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

・CPU の選び方※CPUとは何か後で詳しく説明します
Intel社であれば「intel core i 3」以上
AMD社であれば「Ryzen 3」以上
※最新世代のやつ!!!!
(2022年9月現在では、
Intel 第12世代
Ryzen 第6世代
世代の見方は後で説明します)

・メモリの選び方※メモリとは何か後で詳しく説明します
8GB

・ストレージ (容量)の選び方※ストレージとは何か後で詳しく説明します
これに関しては本当に人によるんです。
どれくらいの容量が必要かによります。
映像を多めに保存したいのであれば
512GBはほしいところです。
ご自分のスマートフォンの容量と写真動画を保存している量と照らし合わせてみてください。



③仕事がしたい(office系ソフトを使いたい)orプログラミングがしたい等

・CPUの選び方 ※CPUとは何か後で詳しく説明します
Intel社であれば「intel core i5 」以上
AMD社であれば「Ryzen 5」以上
※最新世代のやつ!!!!
(2022年9月現在では、
Intel 第12世代
Ryzen 第6世代
世代の見方は後で説明します)

・メモリの選び方※メモリとは何か後で詳しく説明します
8GB~16GB
できれば16GB

・ストレージ (容量)の選び方※ストレージとは何か後で詳しく説明します
これに関しては本当に人によるので、データの量が多くなりそうであれば、大きめのものを購入してください。




④動画編集がしたいor音楽制作がしたい

・CPUの選び方 ※CPUとは何か後で詳しく説明します
Intel社であれば「intel core i7 」~「intel core i9」
AMD社であれば「Ryzen 7」~「Ryzen 9」
※最新世代のやつ!!!!
(2022年9月現在では、
Intel 第12世代
Ryzen 第6世代
世代の見方は後で説明します)

・メモリの選び方※メモリとは何か後で詳しく説明します
16GB
16GB未満はだめ!

・ストレージ (容量)の選び方※ストレージとは何か後で詳しく説明します
映像をPC本体に多く保存したいのであれば
1TB以上




2⃣どこで買う?

おすすめは、DELLのサイトから。
※個人的にDELLが好きなのと、最もサイトが使いやすいことからピックアップしました。
※まじでお金をもらっているわけではありませんが、いちばん使いやすいので紹介しておきます。

家電量販店でポイントを付けたい時は、買いたい物を決定してから家電量販店の店員さんに聞いてみましょう。※大概そのパソコンはないです。だから家電量販店には行かなくていいというのが僕の考え。
そして、家電量販店で買うとして、注意してほしいのは、いらない保険や保証を付けられて結局高額になるということ。
不安を煽って手厚い保証にしようとしますが、あまりいいサービスを見たことがないので、つけなくていいです。
情報弱者ビジネス撲滅キャンペーン中

※僕という人間の宣伝

そもそもパソコンセレクトコンサルタントとして5000〜10000円程度いただければあなたに合ったパソコンをチョイスしますけどね!
高いと思いました??家電量販店に20万円取られて無駄な保証を付けられまくったゴミパソコン買わされるか、僕に1万円払って最高のパソコンあてがわれるか、どっちが有意義ですか??笑
僕の宣伝終了。興味があればご連絡ください!
この記事は僕が商売できなくなっちゃうぐらいの重要な情報ですので、よく見て行ってください。

3⃣詳しく※ここまで読んでくださったのなら、もうあなたはITの門をくぐり切りました。自信を持ってください。

①概要

キーワードは
・CPU
・メモリ
・ストレージ

この3点を知っていれば大丈夫。
これら各々に、例えばCPU「Intel core i 5」や、メモリ「16GB」、ストレージ「512GB」等の数値があります。これらの組み合わせが、いわゆる「スペック」です。

ちなみにスペックというのはspecificationの略で、「仕様」です。いつの日からかそのものの能力とかポテンシャルとかを示す言葉として使われています(多分)。
ハイスペック男子とか言いますよね。ちなみにこの使い方での"ハイスペック"は和製英語ですので気を付けて。英語人に笑われますよ!

話を戻して…
この三者を表す一般的な例え話は、
"CPU"は仕事する人間の"頭脳"
"メモリ"は"机の広さ"
"ストレージ"は引き出しとかの収納できる物の"容量"

でよく表現されます。


これらのバランスを考えて選んでいくわけです。三者それぞれの情報に一緒に潜っていきましょう。楽しいよ!!

②各種説明
・CPUとは?

早い話、PCの頭脳です。
パソコンのCPUというのは大手メーカー
Intel社もしくはAMD社が多くを作っています。

あとはApple社。僕も初めて買ったPCはMacです。当時はMacもIntel社CPUを採用していましたが、近年独自の「M1」「M2」を使用しています。
ただ、今回はWindows寄りの記事です
Appleの話は置いておきます。

・メモリとは?

早い話、作業領域です。
引き出し(ストレージ)から出してきたタスクをどれだけ広げられるか。

・ストレージとは?

早い話、「どれだけの写真、動画、連絡先、Office系ソフトで作成したファイル等のデータの許容量」です。HDDとSSDの2種ありますが、今の時代はSSDが主流です。
簡単に言うとSSDの方がデータのやり取りが早いので、結果的に動きが早いです。

③DELLのパソコンなのにIntelの物が入ってるの?

パソコン作ってるんだからCPUも含めてDELLが全部作ってるんじゃないの?
という固い頭の持ち主いますか?僕がそうだったんです。
でもって、たまに同じ質問をもらいます。
まあ、そんなもんなんです。DELL社もIntelという半導体メーカーの大手CPUを使うわけです。つまりIntel入ってる。

④CPUの数値の段階が大きいほど高性能

2022年9月現在、Intel社のcore iシリーズ
AMD社のRyzenシリーズ
この2種が王道です。用途にもよりますけどね。
前述の通りappleはM1,M2。

・Intel
Core iシリーズは3,5,7,9
・AMD
Ryzenも3,5,7,9と段階があります。

数字が大きいほど能力が高い
2社の数字が若干似ているのはRyzenがcoreiシリーズの対抗として作られたからです。
そして、数字が高くなるほどに高性能かつ高額になります。

⑤しかし、中古core i7がゴミなことも。※絶対読んで!!

中古のCorei7のパソコンが安値で売ってる!て思って買ったらゴミだった
なんてこともあるんですね。
そのトリックは、製造された世代。世代が新しいほど精度は上がっているわけです。
core iシリーズは2022年9月現在、最新は12世代。13世代の話がちらほら出てきてる状態。Ryzenシリーズは6世代。7世代の話もちらほら。
最新が12世代なのに第3世代のcore i7を「core i7」だけピックアップして売り出して、これまた情報弱者ビジネスです。ゴミは買わないように気を付けてください!!!!

⑥CPUの世代の見方※これマジで大事!!!

core iシリーズとRyzenシリーズの世代の表記の見分けも一緒に見ていきましょう。
世界一わかりやすく伝えるので安心してね!

core i
例)
"Core™ i7-1260P"
↓↓↓↓↓↓
大体"i7 - ○○"という表記。
「"i7"の○○世代ですよ」という意味。
左から1~2桁をとる。
上でいうとcore i7-12世代。

例)
"Core i7-3770K"
↓↓↓↓↓↓
これはcore i7-第3世代
古めですね。

例)
"Core i9-9900K"
↓↓↓↓↓↓
これはcore i9-9世代

Ryzen
Ryzenは3世代あたりでちょっとゴチャってなってて
少しややこしいから、世代が新しいやつだけ見れば
まあまあ、OKでしょう。

例)
"AMD Ryzen 9 5950X"
↓↓↓↓↓↓
これは「Ryzen9の4世代」

見方は
Ryzenのあとの数値がグレード(ここでは"9")で
その次の1桁が世代の数字

「5」がきてます。-1します。("-1"する理由は、3世代あたりでゴチャっとなっているから)
つまり4世代です。

例)
"AMD Ryzen 9 PRO 6950HS"
↓↓↓↓↓↓
これはRyzen9proの5世代


⑦メモリの見方

メモリはね、メーカーとか考えなくでもいいです!
8GB 16GB 32GB
大体この段階です。
さっきの例えで言うとデスクの広さを表しています。
仕事するには8GBはしんどい印象です。
CPUが高性能でも、すなわち、いくら賢いオフィスマンでも狭いデスクでは能力発揮できないということです!
まあ、16GBあれば十分です!
32GBはプロ級。大きいほど高額です!


⑧ストレージの見方

HDD,SSDと種類がありますがSSDが主流です。速度はSSDが圧倒的に速いので、こちらを選択することをお勧めします。

216GB
512GB
1TB〜
同じく大きいほど高額です。


4⃣最後に

おすすめはDELLかHPのサイトの通販。
個人的にはスペック別で買うならDELLのサイトが一番!

家電量販店でどうしてもポイントをつけたい人は、サイトで欲しい商品を決めておく。その商品を提示して、これが欲しいと言う。それをメーカー保証のみ付けておく。(1年間訪問修理とか、商品引き取りとかがある。どんな保証があるのかサイトを見ながら決めておく。)量販店の無駄な保証はつけない。で、量販店で買うなら値切ろう。

家電量販店はうまく利用しよう
~僕の体験談~

余談。大手量販店の5年保証とかあるでしょ?あれ、正直あまり頼りにならないですよ。
僕の過去の家電量販店とのバトルの話。
当時、某家電量販店で一眼レフ買ったんです。しばらくしてカメラの外付けマイクが一眼レフに入力されなくなったんです。その外付けマイクは壊れてないことは確認済み。マイク入力のジャックに接続してもマイクからの音声ではなく既存のマイクから集音されるんです。
それを量販店のサービス窓口に言って修理依頼をしました。
すると、「集音できてる」ということで、まさかまさか、そのまま返ってきたんです。
そのラリーをまさかまさか2往復。コントかなと思った、もう。
「だから、既存のマイクから集音されてるって!」って伝えても、そのまま返ってくる。
「もうマイクも渡しますわ。マイクの入力端子挿して、マイク触ってみて。音ならんから。」
またそのまま帰ってきた。もはや面白い。
量販店の窓口で対応してくれるお姉さんも「すみません」と申し訳なさそう。修理工場と僕に挟まれて可哀そうに、、
お姉さんは僕の意見を修理工場に伝え、修理工場の報告を僕に伝えるだけだしね。なんだか「もういいかな」と思った。
でも、ここで泣き寝入りは情けない日本人。
とことんやってやろうじゃないか。
窓口のお姉さんごめん。
とりあえず、しつこさで熱意を表現することを決意して、
「『マイク挿した状態で既存のマイク触ってみて。そしたら既存のマイクから音拾ってるってわかるから。それでもわからないようであれば、直接僕に電話して。』と伝えてください」と熱を込めてお姉さんに伝えた。


すると、数日後、僕の携帯に電話が入る。ようやく修理に着手してくれるって。窓口のお姉さんからの報告だった。
修理工場の人に「機械触ったことある?」って聞いてみたかった。
機材に対するリテラシーが低すぎる。
これは一般消費者では到底保証の範囲にならない。
例えば冷蔵庫を買ったところで、いくら単純な修理内容でも、機械の故障に関するリテラシーが低い消費者や、故障内容が上手く伝えられない消費者には保証できないと言っているのと同義。
伝える能力がないなら保証しませんよ。
こんなことがあって、家電量販店をあてにするのは、ポイントのためだけと決めた日でした。

もちろん全ての家電量販店がそんな対応ではないと思う

対応してくれる修理工場や従業員によって質は全然違うのかもしれないです!!本当に真摯に対応してくださる方もいると思います!
言いたいことは、購入する前に自分でも勉強するべきということ!!
情報弱者ビジネス撲滅キャンペーン中ではありますが、勉強せずに消費行動をとるのは、「ぼったくってください」と言っているようなものです!!

僕と一緒に楽しいPCライフを送りましょうね!!

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